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無人惑星サヴァイヴ 第51話

第51話 「死ぬために行くんじゃない」
宇宙船に乗り込み最終チェックするメンバー。
出発前夜、操縦席に座って星空をながめるルナのもとに
やってきたのはカオル。
ふたりで星をながめ感慨にひたります。
「宇宙船の操縦、俺に任せていいのか。」と問うカオルに
「私はカオルを信じてる」とルナ。
ルイが死ぬ前にカオルにいった言葉は
「生きろ」という言葉。
それはルナの父がルナにいい残した言葉と同じです。
「あのときから生きろって言葉が私の胸に刻まれたの。」
「俺もその言葉に救われた気がする」と
穏やかな表情で語るカオル。。

外ではメノリがヴァイオリンを弾いていて
そこに拍手ながらハワード登場。
ハワードよりメノリのほうがやっぱり役者がうえというか
余裕のメノリさまのそばには、すでに励ましてくれる
素敵な紳士=アダムがいました。

ベルとシャアラも草原に腰をおろし、まったり。
「この星にきてから強くなったな。シャアラは」というベルに
「ベルのおかげよ。
 つらいとき、悲しいとき、
 ベルが優しく見守ってくれたの、とっても嬉しかった。
 私がわがままをいったときにには厳しいことをいってくれたし」
というシャアラ。
「俺だけじゃないさ、ルナだって。」
「うん、みんなのおかげよ。今の私があるのは。」
「俺もそうだった。
 引っ込み思案で自信がなかったけど
 ここでの生活で少しだけ自信を取戻すことができたんだ。
 やっぱり、みんなのおかげだ」

飛び立つ前の夜、
それぞれの思いですごします。
そこへルナとカオル、さらにシンゴとチャコとタコ
そしてメノリたちも合流。

そして翌日。
もしかしたらこれが最後になるかもというハワードに
「死ぬために行くんじゃない」とカオル。
「そうさ、生きるためだ」とベル。
「帰ってこようね。
 どんなことがあっても、生きるために」とルナもいいます。
みんなでいくのかと思ったけど、アダムとタコは残ることに。
もしみんながもどらなかったら、タコと協力して
自然をまもってくれといわれますが、当然アダムは反発。
しかしメノリが
「わがまま言うんじゃない!
 アダムは残るんだ、この星の未来のために」
と一喝。
事情はわかるけど・・タコがいるとはいえ、
人間が自分ひとりの状況で、星を守れというのは
かなり過酷な要求をしているように思います。

「ルイ、俺はいきるためにいく」
とカオルは操縦席で決意。
みんなもきびきびと発進準備。
シャアラもしっかりその一員となっています。
そして宇宙船は飛び立ちました。

順調にすすみ。自動操縦にきりかえ一息つくと
窓からみえる美しいサヴァイヴの姿にみんな見惚れます。
「この星を守るんだな」とハワードも感慨深そう。
しかしそれも束の間、重力嵐の姿もとらえ
いっきに緊迫します。
エネルギーユニットがどうとか専門的なことをいろいろ
いっていますが、そのへんよくわからず。
突然セイフティプログラムが作動し、
手動へのきりかえができなくなりました。
サヴァイヴの仕業と気づき、ルナがきいてくるとでかけます。

ルナがサヴァイヴにたずねると、
重力嵐は予想より大きく、消滅させるのは不可能で
回避させるしかないといいます。
回避して、星の環境を守る、それが自分の使命だというサヴァイヴに
「何もしないまま戻ったら星は壊滅するわ。
 だったら少しでも可能性のあるほうにかけてみましょうよ!」とルナ。
「勇気がないのなら、私をとりこんでやってみて」
そんなことをしたら、ルナの体に影響を及ぼし
人間としての存在を失うかもしれないとサヴァイヴがいうと

「あきらめれば、私たちもこの星も死を待つしかない。

 私は絶対にあきらめない!」


と強い決意をみせるルナ。
サヴァイヴも、わかったと、
ルナを光の中につつみこみ、ルナはサヴァイヴと一体に。

「そうか、おまえの力、

 それは怒り、憎しみから生まれるマイナスの力ではない。

 仲間を助けようとする心、絆、

 生きたいという強い思い。

 それがすべてのものに生きる力を与えていたのだ。

 おまえは新しい人間なのかもしれない。」


それに対して、逆ではないかというルナ。

「一番最初の命は、
 
 生きたいという強い思いから生まれたはずよ。

 だからきっと生まれたばかりの人間たちには

 生きたいという強い想いが満ちていたはずだもの。」


「生きたいという強い想い、

 原点に帰ったということか。」


そのきもちは機械の私にはないものだというサヴァイヴに
ルナは名前の意味をおしえます。

「生き抜くという意味よ。

 生き抜くのよ。

 どんな困難にぶつかっても」


そのとたん、宇宙船の機能も復活。
手動操縦もできるようになり、
ルナはみんなによびかけ、安心させました。
船は予定通りすすみますが
切り離しポイントまでもう少しというところで
船は重力嵐の衝撃をうけ、危機感をつのらせます。

出発前夜は、島から大陸をめざす前の日にも似ていました。
あのときはポルトさんがみんなに語るという形でしたが
今回はみなそれぞれ過去をふりかえり、
ここでの成長を感じさせてくれました。

ルナとサヴァイヴの会話もとても印象に残りました。
生きるということ、
この作品のテーマが凝縮されたような場面でした。
今は、自殺者も多く、簡単に生きることを放棄してしまいますが
そんな世の中に警鐘をならしているようなかんじ。
つらい状況の中でもあきらめずに生きていくということが大事。
ルナをとおしてそんなメッセージが伝わってきました。



2006.03.16 Thursday 11:33 | comments(2) | trackbacks(0) | 
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くあい (2006/03/18 11:30 PM)
ストーリー自体の盛り上がりだけじゃなく、登場人物たちの成長ぶりもしっかりと描いててくれた回でしたね。
こういう点がこのアニメをとても印象深いものにしてくれていると思います。
honey (2006/03/19 5:06 PM)
くあいさん、こんにちは。

みんな成長しましたよね。
一番はやっぱりハワードですが
カオルもつらい過去から立ち直って
自分らしく生きることができるようになったし
言うことなしですね。