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ヒミツの花園 第8話「兄弟が壊れる時」

第8話「兄弟が壊れる時」
航の胸に顔をうずめてなく夏世をおしもどし
ハンカチを貸す航。

「あいつらには俺がはなしておきますから」

「いえ、あたしからちゃんと話しますから」

じっと夏世の顔をみつめる航。

亮子とデート中の智には修からおなかがすいたという電話。
修の前にはバナナの皮が山もり。。
「手作りじゃなきゃいや」という修に
しかたなく智も帰ることに。

帰ってきた航に香水の匂いがしたという陽に

「まさか・・兄ちゃんに女装の趣味が」という修。

ずっこける陽。陽もだいぶやわらかくなってきました。

亮子は夏世の家で鍋を。

「えっ!だきついちゃったの?」

「いや、ただ、ちょっと胸にすがっただけです」

「やっちゃたわねぇ」

「まずかったですか?」

「そんなことない、勢いだから、ね、こういうの」

「勢い?」

「ね、抱きしめてくれた?」

「え?」

「航さんよ。も〜何やってんのよ〜。
 
 小学生じゃないんだから

 がばっとこられたらがば〜っといくのよ、男は。

 絶対月山に気があるとおもったんだけどなあ。

 じゃなきゃあんなことするぅ?

 てれてんの〜、きっと、うん。

 そういうタイプだもんね、あの人」

「そういうのとはちょっと違うような」

「じゃどういうの?」

「あの、一歩近づくと、三歩遠ざかってくような人なんです、航さんて。

 なんか近づけば近づくほど高い壁だった〜、みたいな」

「その壁乗り越ええようとは思わないの?

 好きなんでしょう。

 だったら乗り越えちゃいなさいよ、もうば〜っと」

「違いますよ、好きだなんてそんな」

「え?じゃなんで抱きつくわけ?」

「あれ?あれなんでだろう、あら〜」

「鈍い鈍いと思ってたけど、筋金いりね。

 まあ、乗り越えなくちゃいけない方法じゃなくてもいいんだけど。

 ぶち壊して、壁に穴あけるやり方もあるってこと」

「ぶちこわす?」

「あ、まあ、まず、自分の気持ちとゆっくりむきあいなさい!」

とドンとお酒をさしだす亮子。

マンションでみんなにドラマ化がつぶれたことを話す夏世。

「つぶれちゃったの?ドラマ化?」と修。

「まじで?」

「私がいたらないばかりに申し訳ありません!」

「え?なんでそんなことになったわけ?」

「原作を勝手にかえられてそれでつい」

「ケンカしちゃったの」

「すいません」

「ま、いいんじゃない?」と智。

「え?」

「担当編集だよ。クレームつけてあたりまえじゃない?」と陽。

「な」

「いいんですか?」

「いいの」

「あんたにまかせた話だし。俺は異議なし」

「僕も」

「ありがとうございます」

それをみて笑顔になる航。
修だけ
「レイナちゃんは?ねえレイナちゃんは?」としつこい。

陽がテレビをみてつぶやきます。

「ね、花園ゆり子の正体ばれちゃった」

 ぼくらが、テレビにうつってる!」

ワイドショーでは週刊誌をみせながら
「このように少女の夢をこわしたマンガ家花園ゆり子の正体は男だった
 こうかかれております」
とレポーターがしゃべっていました。
そこへあわてて、田中ちゃんモ週刊誌をもってとびこんできました。
レポーターがマンションの前にいるときいて
ひっくりかえる田中。

編集長。
週刊誌をみながらつぶやきます。
「話が違うじゃねえか。こっちはイメージダウンだよ」
自分でしくんだくせに。。。。

ネットで情報のネタ元をさぐる4人。

「情報のネタ元はここか」

「だけど何で俺たちの名前までわかるんだよ」

「それなんだよね。

 誰かリークした人間がいるとしか思えないんだけど。

 僕等の写真ちゃんと盗み撮りしてるし」

「誰がそんなことするんだよ」

視線が夏世に。。

「あ、あたしじゃないです」

「冗談だよ。おまえに恨みもってる女とかじゃないの?」

「バカいうなよ」

「ありうるな」

「やっぱりそうじゃねえかよ」と智につかみかかる修。

「どうすんの、航兄」

「う〜ん、とりあえずここの編集部たずねてみるか」

「いやあのそれはちょっと」

「ダメです!」ととびおきる田中。

「そんなことしたらまたねじまげられてかかれますよ」

「あたしもそう思います」

「このまま黙ってろっていうんですか?」

そのときチャイムがなりテレビ局のレポーターが。
田中ちゃんがどなってきります。

「これでまた悪くかかれるね」

「まちがいないな」

編集長から花園ゆり子を表にだすといわれる夏世。

「そこまでして彼らは何を隠したいのか、か。
 ほんとだ、何を隠したいのかな」とつぶやく編集部員。

サイン会の写真をみせられて
このままだまっているより表にでてイメージアップを、
という編集長におしきられる夏世。

週刊誌をみているみすずに拓実が声をかけます。

「いよっ!何よんでんの?」

「このひと・・」

「そうなんだよね。

 普通の人じゃないとはおもってたけど」

「片岡陽のお兄さんだったの?

 あれ?っていうことは」

「はいこれ。納得するまでじっくり読みなさい」

と週刊誌をわたしていってしまいました。

「みすずちゃん!・・もう!

 4兄弟だったのか・・へえ〜」

拓実、つっこむところはそこなのか?

マンションの前にはレポーターやファンがいっぱい。
編集長と夏世は、花園ゆり子に取材を提案します。

「花園ゆり子に取材?」

「チャーミーで特集記事をやらせていただきたいんです」

「いや、だけど」

「ヒミツというものじゃ隠せば隠すほど知りたくなる。

 かんぐりたくなる。

 このまま放っておけば次に何をかかれるかわかりません。

 少女の夢を壊したくなかった。だから正体を隠した。

 表にでてはっきりとそう宣言すればいいんです。

 堂々としている人間を誰もたたきやしません。

 でちゃいましょうよ。どーんと」

「僕は反対」

「陽くん」

「言ってることは一理あると思うけど」

「だったら」

「その人のこと、信用できない」

席をたつ陽をおいかける夏世。

「陽くん。おねがい。責任を感じているの、私。

 あのときちゃんとサイン会をやりとおせていたら

 こんなことにはならなかったわけだし。

 このまえ約束したよね、花園ゆり子を守るって。

 どうやったら守れるか私なりによく編集長と相談して出した答えなの。

 私のことも信じられないかな。

 こんなふうに誤解されて黙ってるなんてよくないよ。

 だからちゃんと話そう。花園ゆり子は男ですって」

「わかりました」

「いいんですか、航さん」と田中。

「ただし一度きりです。

 それでこの騒動がおさまるなら。

 でるのはこれが最初で最後です。約束してもらえますか」

「もちろんですよ、

 あとのことはすべてわれわれにまかせてください

 なあ月山!

 じゃあ、さっそく準備にはいらせてもらいます。

 強力な助っ人をよんできましたから」

強力な助っ人=亮子

「あ〜も〜ニュースみてびっくりしたわ。

 たいへんだったわね。

 だいじょぶよ、心配しないで。

 最大のピンチこそ最大のチャンス。

 あなたたちのことは私が責任をもってプロデュースするから。

 今の時代、セルフプロデュースがどれだけできるかで
 
 その人間の評価が決まるの。

 信じて」


と智の手をさする亮子。

「すいません、編集長、お忙しいのに」

「ううん、カメラマンとヘアメイクとスタイリスト

 一流どころをつれてきたから」


編集長は亮子にまかせてかえっていきました。
はりきる亮子。

「じゃ陽くんからイメージアップしよか、いこ」

「僕はいい」

「いや〜いや〜んわがまま言わないの。

 お姉さん困らせないで」


「ほんとに信じていいんだろうな」と夏世にいう修。

「あ、今目そらした」と言い合いする修たちに

「早くメイクして」と指示する亮子。

「それから一郎君、

 することないんだったらお茶いれてください」


「おい、小娘、これのどこがイメージアップなんだ」

「わーお」

航はスーツ、智は皮ジャン、陽はカジュアルで修だけ和服。。。

「いー!すごくいい!

 バラバラなかんじが

 かえって調和かもしだしてていーい!」


と亮子。

「似合ってるわよ

 くるね〜、片岡修の時代くるね」


「きちゃう?俺の時代きちゃう〜」とのせられる修。

「修さんすごい素敵だからもうちょっと、ふざけないで。

 かっこい〜。智さん、力ぬいてください。

 かわいい・・!かわいいね、月山、かわいい。

 もうちょっとだけ笑顔で」

いや、もうほんと、かわいい、陽。

みんなでポラをみているときに陽がいいます。

「あとで、いつものかっこうでみんなで写真とってもらっていいかな。」

「いいわよ。みんなで?」

「航兄たちと、兄弟みんなで」

「おいおい陽、みなさん忙しいんだから」

「だって、ちゃんとした写真なんて撮ったことないじゃん。

 写真やさんにかざってあるような家族写真なんて

 うちには一枚もないもん」


みんな黙っているだけ。。

「わかった。きがえたら、あとでとろうね。

亮子と一郎。

「先生の仕事場」

「ふーん、ここで作品は生まれるのね。

 で一郎君は?いつもどうしてんの?」

「俺はここすわって、こうみまもってる。

 けどなんか情けねえなあ。

 この7年間、花園ゆり子を守ってきたつもりだったのによぉ。

 いざとなったら何もしてやれねえなんてな」

「何もなんてことないでしょ。

 じゃなきゃ、あなたのこと信頼して

 7年間もついてこられなかったじゃない。
 
 月山はどうなのかな」

「ま、うまくやてんじゃないか。俺ほどじゃないけどな」

なんかいいかんじのふたり、写真にはいってしまうからと
注意され一郎の横にすわった亮子から、ちょっと離れる一郎、
なんか微妙な関係。

4人で写真を撮ります。陽の笑顔がかわいい。

自宅で、写真チェックをする夏世。
そして一週間後。

「週刊少女チャーミング」には花園ゆり子大特集。

「うわ〜さっすが男前だね、陽くん」

「修兄も」

「ほんと?」

「かなり修正はいってるけど」

「でも思ったよりちゃんと作ってあるねえ。
 
 あの人けっこうやるじゃん」

「うんちゃんとインタビューとかもまとめてくれてるし」

「これで一件落着っと。」

「さてと、落ち着いたところで仕事だ仕事」

「俺、打ちあわせいってくるから、あとよろしくな」

ところが智が外へでるとファンがいっぱいで
智はもみくちゃに。。。

「売れてる!うれてるぞ、月山!

 くるぞ!花園ブームくるぞ〜!」

と編集長興奮。
編集部には取材申し込みが殺到し
夏世は断りますが、編集長は勝手にうけてしまいます。

「取材は一回きりの約束だったじゃないですか」

「一回きりったってこの状況じゃしかたないだろう」

編集長きかず。。。

智、ボロボロで帰宅。

「どうしたー?!」

「頭ぼさぼさ」

「下、すっげー人集まってる。

 花園ゆり子のファンで、おおさわぎなってんの!」

 当分・・外でれないよ。」

「え・・ご、ごはんは?」

「バナナでも・・」

「や、バナナはもういや」

「ごはんごはんいうな、うるせーな!だまって仕事しろ

「ごはん。。。」

顔をしかめる航。

夏世、取材の申し込みの応対で大忙し。
そこへ亮子。

「きいたわよ、花園ゆり子、すごい反響らしいじゃない」

「そうなんですよ、今、たいへんなことに」

「やっぱりねえ。あたしの腕もまだにぶっちゃいなかったわ。

 どんどん取材入れてがんがんうっていこう!」

「え、それは困ります」

「どうして困んの?売り上げあげるのはいいことじゃない」

「そうなんですけど」

「悩むな!迷うな!

 あたしたちの仕事は、花園ゆり子を

 広く世間に知らしめることなのよ、違う?」


「いや、花園ゆり子っていうよりは作品を?」

「あたしにまかせて。

 いっそがしくなるわよ〜」


笑顔でさっていく亮子は前からきた荷物とぶつかってしまいました。

「いったいわよ〜〜」

「かえって不安なんですけど」

夜になってこっそり外出する4兄弟。
さすがに帰ったかと思ったのに
ファンは待ち伏せしていてもみくちゃに。。。

美那絵さんの小料理屋についたときには
みんな頭爆発。。。

「いきててよかった〜・・

 人生最大のモテ期到来?!」と修。

「何をいってんのおまえは」

「そんな〜自分だけ興味ないって顔しないの〜、そんな」

「俺はいつもこういう顔だよ」

「陽くんもムスっとしないで」

「ああいうの大っきらい」

「まあまあこれもいい経験だと思って」

「そんなの高校にいたときいやってほど経験したよ」

さすが。みんなの視線が陽に。。

「勝手にちやほやしてきてさ、迷惑そうな顔してたら

 今度は手のひらをかえしたように攻撃して来るんだ。

 どうしてみんなほっといてくれないのかなあ」

「陽のいうとおりだ。

 世の中にはな、人の足をひっぱろうって思う人間がいるんだよ。

 注目をあびればあびるほどそういう人たちを刺激するんだ。

 わかるだろ」

「うん。」

そのとき美那絵さんがサイン色紙を・・。

「サイン、いただこうと思ったんですけど・・

 ごめんなさい。ご迷惑ですね」

「ああ、美那絵さんは特別です。美那絵さんへでいいですか」

「龍二くんへ、でおねがいします。」

「りゅうじくん?」

「りゅうはむずかしいほうの龍に数字のニで」

「よろしくおねがいします」

いつもの常連客が「忍法アラベスク」もってるーーーー!!

マンションは警備員がくるほどのさわぎ。

取材の予定をもってくる夏世。
文句を言う修に

「いやならいいけど。

 日本妖怪協会から修兄にどうしても

 語ってきてほしいtっていってるけど?」

「日本妖怪協会・・NYK?!」

「好きでしょ?」

「大好き!」

「はい、商談成立〜」

微笑む夏世。

「陽にも若者向けファッション雑誌から取材が来てるけど?」

「興味ない」

「あ、じゃあそれはおことわりしておきますね」

「協力してやれば?」

「でたいひとだけでればいいじゃん。

 こないだのは弁解のための取材でしょ。だからでたの」

「あ、これも一応花園ゆり子のために」

「ファッション誌にでたら作品がうれるっていうんでしょ?

 もういいよ、そういうの」

と席をたつ陽。

「ごめんね〜、陽くん恥ずかしがりやさんだからさ。

「え、いえ」

「そのかわり俺と智がバンバンでちゃうから、ね」

「俺もかよ」

「好きなくせに」

「嫌いじゃないけど」

「でしょう〜」

航は何もいわずに仕事をつづけます。

月刊石仏編集部。

「花園・・ゆり子と、石仏?」

「そうです。花園つながりで何か企画をだしていただきたいんです」

「石仏といえば、花園だけれども」

「そうでしょう。

 若い女の子に大人気の花園ゆり子が、石仏と戯れる。

 ふふっ。花園ブームに便乗して、新しい読者層を

 とりこむんで〜す」


踊りながらしゃべる亮子。。。

「いや〜、わしら、若い子といえば、亮子ちゃんだけで

 充分ですよ」「な、べっぴんさんだもんな」

「石仏といえば!」

「花園!」

「わかったらさっさと企画書あげる!」

「はい!」

「・・・花園ゆり子さんというのはどのかたですか?」

・・。

夏世と航。

「ああいうこと、やめてくれませんか。

 ぼくたちの仕事はマンガを描くことなんです。

 取材をうけることじゃない。

 そっちで勝手に断ってください。

 取材は一度だけの約束でしたよね。

 これじゃまるで騙されたみたいだ。」

「べつにそんなつもりじゃ・・」

「そうとられてもしかたがないですよ。

 これ以上あいつらを煽るようなマネはやめてください」

そういって部屋をでた航に陽がいいます。

「ああいういい方はないんじゃないの?

 方向間違ってるかもしれないけど

 あの人だって一生懸命やってるんだし」

夏世は自宅でハンカチをみつけ
返すのわすれてたと、あの日のことを思い出します。
航は「片岡亮作品集」(父の遺品?)をながめます。

料理する智とつまみぐいする修。
エプロンをした陽がやってきました。

「智兄、ぼくにも作りかたおしえて」

「なんだよ、急に」

「覚えといて損はないでしょ、お兄ちゃんの味」」

「お兄ちゃんの味」とちょっと嬉しそうな智。

「なんでこんな料理うまいのにお婿にいけないんでしょ、ねえ?」

「でっっかいこぶつきですからねえ」

「いいんですよ、こっちは。いつでもお婿にいってもらっても。

 ね。陽くん。

「うん。」

「うん?」

 ごはんごはんいってないで

 修兄も作り方覚えたら?

 いつまでもいっしょにいられるわけじゃないんだし、ぼくたち」

「なんでそんなさびしいこと言うの?」

「兄弟ってそういうもんじゃない?

 別にはなれたからといって家族じゃなくなるわけじゃないんだし」

「そりゃまあそうだけど・・・」

「陽くんのいじわる!

 ぼくらはずっといっしょだよ!ねっ!ねっ!」

企画をもちこむ亮子。

「石仏・・ですか」

「ええ、少女マンガと日本古来のアミニズム

 素晴らしいコラボだと思わない?」


クビをかしげる智。

「石仏には若い購買層が、

 そちらにはしぶい読者がもれなくついてくる。

 いい企画だと思うんだけど。」


「あの〜、たしかファッション誌の編集長でしたよね。

 月刊石仏って」

「ごめんなさい、嘘ついてました。

 花園ゆり子といっしょよ。

 夢をこわしたくなかったの」


「夢?」

「うん。あなたの夢」

手にぎってる亮子・・・。笑顔。。。

「なにやってんの」と陽と田中。

「一郎くん」

ふたり、あわてて離れます

「か〜、センスねえなあ!

 花園ゆり子はなあ、薔薇の花さく乙女チックな世界で生きてんだよ。
 
 何が石仏だよ、まったく。石なんか用はねえんだよ」

亮子と田中は口論に。

「トラブルのもとだから、うちで女の人くどくのやめてね」と陽。

「つい条件反射で」

「そういう人に限って肝心なときにぶるもんだね、反射」

亮子はかえり、おしゃれした修が仕事場に。
これからトークライブでファッション誌の対談だそう。

「仕事は?」

「かえってきてからやる」

明日締め切りなのにほんのニ三時間だからといってしまう修と智。
航、しぶい顔。

夏世がたずねてきました。

「取材?」

「うん。うかれまくってでてったよ」と陽。

「ごめんなさい」

「なんであやまんの」

「なんかまた、よけいなことしちゃったみたいだから、あたし」

「もっとさ、堂々としてなよ。

 よかれと思ってやってることなんだし

 修兄たちだってそれで喜んでるんだから」

「でも、陽くんはやなんでしょ」

「やだよ。だからことわったじゃん。

 それでいいんだよ。

 あなたがもって来た話にのるひととのらない人がいるってだけの話」

「航さんも、のってないよね。

 なんか、それが気になっちゃって」

「それは航兄だから気になるの?」

「え?」

「そうなんだ」

「いや」

「なるほど〜ねえ」

「え、陽くん、なるほどねえって・・」

一人仕事をする航。

ご機嫌の修。

「こんなに注目されたことなかったもんな〜」

「よかったな。たくさんお仲間がいて」

「いるんだね、外には。お仲間いっぱい。楽しい!

 俺はモーレツに感動した!」

もりあがってかえってきた修と智に
時間を大幅におくれてかえってきて仕事はどうするという航。
修と言い合いに。

「取材は一度だけっていう話だったよな。

 なんでヘラヘラでかけるんだよ?

 俺たちの仕事はマンガを描くことだろ。

 わけのわかんない場所でしゃべることじゃないんだよ」

「わけわかんないとかいうなよ!

 みんなが俺の話をきいてくれて感動してくれたんだよ。

 すごいっていってくれたんだよ。

 すっげー嬉しかった。

 俺だって認められたいんだよ。

 花園ゆり子じゃなくて片岡修として生きたいんだよ。

 それのどこがいけないんだよ!」

「おまえあのこと忘れたのか?

 俺たちが今までどんな気持ちで・・」

「なんともなかったじゃん。

 俺たちの名前でて、あのときのことなんか言われた?

 15年も前の話だよ。そんなことみんな忘れてるよ」

「覚えてるやつだっているよ!

 俺はおぼえてる。

 一日だって忘れたことはないよ」


「その話は・・」という智。

「おまえは黙ってろ。

 たいたいおまえがちゃらちゃらした企画すすめるから

 修が調子にのるんだよ」

「調子にのるってなんだよ」

「いやそうだよ、俺だってよかれと思ってやってんだよ」

「その結果がこれだよ」

航につかみかかる修。

「もうやめてください!」夏世が叫び
修は部屋からでていってしまいます。
続いて智も。。。

航はソファにすわりました。
だまったままの航。エプロンをはずし帰ろうとする夏世。

「それじゃ、失礼します」ハンカチをかえそうとした夏世。

「どうしてかなあ。

 あなたがきてから、なにもかもがメチャクチャだ。

 僕等はずっと、たったひとつのことだけ大事に生きてきたんです。

 それを全部、あなたがめちゃくちゃにした。

 もうここへはこないでください」

「どうしてですか。

 やさしくしたり、つめたくしたり、私にはあなたがわかりません」

「わかってもらおうなんて思ってません」

「私はわかりたいんです!

 わかりたいんです。

 あたしは・・」

「そんなこと、

 そんなこと、

 簡単に口にだすのはやめてください。

 迷惑です。」


夏世、ショック。

「ありがとうございました。」とハンカチをかえすと

「失礼します。」とでていきます。

「え、かえんの?」と智。

「失礼します」

「え、ちょっと」

智、追っていきました。
航はハンカチを手にし窓から外をみつめます。
航の回想。
中学生くらいの航が帰宅すると、父が赤ちゃんを抱いていました。

「ただいま。かわいいね」

「おまえの弟だ」

「え?弟?」

「うん」

「なんて名前」

「陽」

「こんにちは、陽」

「なにかあったら真っ先に陽を守ってやるんだ。

 おまえは長男なんだから」

「はい」


夏世をおう智。

「待てよ!何があったの?」

夏世は涙を流すだけ。

航はまたヒミツの部屋へ。

智の手をはなし

「なんでもありません。失礼します」

と去っていく夏世を見送る智。


陽の笑顔がかわいい。
今までクールだったのでなおさらちょっとした笑顔がききます。
4兄弟の特集の載った雑誌読みたいな〜〜〜〜。
そして今週も亮子がおもしろすぎて笑えました。
「『月刊石仏』と花園ゆり子企画」といい
4兄弟プロデュースといいとばまくってました。
航はあいかわらずはっきりしないけど
15年前の事件は親がらみなのか陽に関係あるのか。
夏世は・・「私なりによく編集長と相談して出した答え」というけど
弱みを握られて押し通されただけのようなかんじだし
あれじゃ騙されたようだといわれてもしかたないかも。
亮子くらいガンガンいってスカっとしたところを
みせてもらいたいです。

そして今週も拓実の出番短すぎ。。。


キャスト

月山夏世(釈由美子)
編集長・川村亮子(真矢みき)
田中一郎(寺島進)
背景担当 片岡家の長男・航(堺雅人)
人物担当の次男・修(池田鉄洋)
営業担当の三男・智(要潤)
ストーリー担当の四男・陽(本郷奏多)
立川拓実 (山本裕典)
杉本みすず(松岡璃奈子)
小料理屋のママ・美那絵(滝沢沙織)

ヒミツの花園 各話ドラマレビュー

ヒミツの花園公式サイト
山本裕典オフィシャルウェブサイト

ドラマコミックス ヒミツの花園(上)
ドラマコミックス ヒミツの花園(上)
永田 優子, めぐみ 京香

実写映画 テニスの王子様 プレミアム・エディション
実写映画 テニスの王子様 プレミアム・エディション
2007.02.28 Wednesday 00:25 | comments(0) | trackbacks(22) | 
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ヒミツの花園 第8回 感想
『兄弟が壊れる時…』
| ぐ〜たらにっき | 2007/02/28 1:09 AM |
「ヒミツの花園」第8話
日本妖怪協会(NYK)ってなんだよっ?! ついに次男・修の時代がキタのか?? …などとテンション上がってるのは次男と三男・智だけで、 長男・航兄はずっと苦悩の表情。(<怒ったお顔もしゅてき〜 [:ラブラブ:] 四男・陽は冷めた反応しつつも夏世を気遣うのがラブ
| fool's aspirin | 2007/02/28 1:18 AM |
「ヒミツの花園」第8話
花園ゆり子の正体は4兄弟だった、ということがワイドショーなどで放送される。困った夏世は、編集長・田丸に相談。田丸はイメージアップを図る方がいい、と特集記事を組むことを提案する。4兄弟も騒ぎが収まるなら、と一度だけ取材に応じるこにするが・・・。今回、ス
| 日々“是”精進! | 2007/02/28 8:48 AM |
ヒミツの花園 【第8話】 兄弟が壊れる時
ドラマ「ヒミツの花園」第8話 を見ました。 ■ヒミツの花園 「第8話」 あらすじ  花園ゆり子の正体は四兄弟だった、ということがワイドショーなどで放送される。困った夏世(釈由美子)は、編集長・田丸(田中哲司)に相談。田丸は、イメージアップを図る方がい
| THE有頂天ブログ | 2007/02/28 8:54 AM |
『ヒミツの花園』第八話
最初に駆け込んできた田中ちゃんはどうやって部屋に入ったんだろう? 自分で鍵を開けられるのか? 最近陽くんが非常に面白くなってきた。 来週もメインみたいだし。 毎度のコトながらストーカー少女とバイク便少年は必要なのか? 神保悟志はこのために今まで引
| 時間の無駄と言わないで | 2007/02/28 10:35 AM |
ヒミツの花園 第8話「兄弟が壊れる時…」
前回のあらすじ いろんなドラマ関係者を敵に回しました(苦笑)
| TV雑記 | 2007/02/28 11:23 AM |
ヒミツの花園 第8話:兄弟が壊れる時…
お前は、俺達の本当の… マヂ━━━━(゚Д゚;;;ノ)ノ━━━━!? この後に続くセリフと言ったら、やっぱり・・・{/face_sup/} 何が凄いって、この展開を予想されてたブロガーさんが何人かいらしたって事!!! あたしなんて、全然先の事なんて考え無しに見てるから
| あるがまま・・・ | 2007/02/28 2:13 PM |
ヒミツの花園 第8話
俺だって認められたい・・
| くつろぎ日記 | 2007/02/28 2:42 PM |
ヒミツの花園 第8話
ヒミツの花園の第8話を見ました。『少女の夢を壊した人気漫画家!花園ゆり子の正体は男だった!』なんとワイドショーで、花園ゆり子の正体が男四兄弟だった事がネタに放送されたのだ。 悩んだ夏世が、編集長・田丸に相談すると、四兄弟が表に出てイメージアップを図る
| MAGI☆の日記 | 2007/02/28 3:19 PM |
ヒミツの花園〜第8話・恍惚と不安!
ヒミツの花園ですが、釈由美子の上司の暗躍で花園ゆり子の正体がバレてしまいます。週刊誌に掲載され、ワイドショーも飛びつくわけですが、この際堂々と表に出て宣伝した方がいいということになります。(ヒミツの花園・第8話感想は、以下に続きます)
| 一言居士!スペードのAの放埓手記 | 2007/02/28 3:28 PM |
ヒミツの花園 第8話 変化する家族
内容花園ゆり子の正体が、バレてしまった!いろいろとウワサされることを静めるため編集長提案で、起死回生の一手を打つ。チャーミーで特集を組むことになったのだった。亮子のプロデュースで。。。だが、そのことが片岡4兄弟への熱はますます熱くなり。。。。。花園ゆ
| レベル999のマニアな講義 | 2007/02/28 5:58 PM |
・フジ「ヒミツの花園」第8話
2007年2月27(火)22時00分から、フジテレビで、「ヒミツの花園」(第8話「兄弟が壊れる時」)が、放送されました。 まさに、花園ゆり子=片岡4兄弟、フィーバー!!(笑)修(&智)は、この世の春!?月山夏世は、また今週も、好きになれない回だった。
| たまちゃんのドラマページ | 2007/02/28 9:24 PM |
ヒミツの花園(2月27日)
「レイナちゃんは?レイナちゃんは?」 やはり、一人だけ、関心ごとが違う(笑) 地球外生命体・修(池田鉄洋) 写真撮影の前だって、夏世(釈由美子)にあんなに顔を近づけて・・・やめてくれ〜(笑){%orz_a%}
| 今日感 | 2007/02/28 9:30 PM |
ヒミツの花園 第8話 「兄弟が壊れる時」
あんぱんちさん!!見つかりません!!
| テレビお気楽日記 | 2007/02/28 9:52 PM |
『ヒミツの花園』 第8回 「兄弟が壊れる時」 メモ
兄弟分裂の危機?より、もっと根っこの問題が発覚!ってところなんでしょうか。
| つれづれなる・・・日記? | 2007/02/28 10:31 PM |
《ヒミツの花園》☆#08
今日も亮子さん壊れていました(笑) 一度だけと言うことでマスコミに出たが、以来人気沸騰。編集長は、勢いに乗って、取材を断るなとがっさんにハッパをかけた。 航は、もう取材は断ってくれと、がっさんに当たった。 陽は、覚めた目で見ていた。兄弟4人が別れることが
| まぁ、お茶でも | 2007/03/01 1:49 AM |
「ヒミツの花園」第八話 〜お前、昔のあの事忘れたとは言わせない〜
『少女の夢を壊した人気漫画家!花園ゆり子の正体は男だった!』なんとワイドショーで、花園ゆり子の正体が男四兄弟だった事がネタに放送されたのだ。   悩んだ夏世(釈由美子)が、編集長・田丸(田中哲司)に相談すると、四兄弟が表に出てイメージアップを図るほ
| 混沌と勇気日記。 〜壊れ逝く混沌の世界、汝は見届ける勇気は〜 | 2007/03/01 2:04 AM |
ヒミツの花園 第8話
週刊誌に花園ゆり子=4人兄弟ということが載ってしまいました。売り上げ増しか考えていない上司と何考えてるかよくわからない編集長に押し切られてこれっきりといった取材を引き受けてしまった月山。「1回だけ」とか「これっきり」っていう言葉をあまり真に受けない方
| uranus planet world | 2007/03/01 4:42 PM |
ヒミツの花園 第八話
●キャスト 月山夏世/釈由美子 片岡航/堺雅人 片岡修/池田鉄洋 片岡智/要潤 片岡陽/本郷奏多 田中一郎/寺島進 川村亮子/真矢みき ? ●主題歌 Baby Don't Cry/安室奈美恵 ¥1,050 Amazon.co.jp ●コミック ドラマコミックス ヒミツの花園(
| ちょっと変な話 | 2007/03/02 3:48 AM |
ヒミツの花園 第8話「兄弟が壊れる時…」
「ねぇ、花園ゆり子の正体バレちゃった…僕達がTVに出てる!!」 ついにバレた花園4兄弟!! この大騒ぎをどう納めるのか!?そして兄弟に隠されたヒミツとは!? ドラマとしても、恋愛も、小ネタも盛り上がった今回!久しぶりにあらすじ付きでレビューします!
| オタク戦隊3バるカん | 2007/03/02 7:43 PM |
寺島進さんの似顔絵。「ヒミツの花園」第8話「今週、妻が浮気します」第7話
●「ヒミツの花園」第8話「兄弟が壊れる時」 編集長・田丸(田中哲司)は「プチ万俵大介」ですか(笑) 週刊誌に、「花園ゆり子の正体は男だった」とリークし、今度は逆に それを自社の雑誌の為に利用する。 これ、相手が相手なら、銃で撃たれるくらい重大な事ですか
| 「ボブ吉」デビューへの道。 | 2007/03/03 4:21 PM |
なんとか出演!(ヒミツの花園#8)
ドラマブログ界のアイドルラン・ミキ・スーと過ごす沖縄の旅へ行っていた為遅れましたw沖縄じゃ深夜1時からのオンエアだったから見られなかったし(爆) 沖縄に来ています【速報版】花園ゆり子に会ってきた!(ヒミツの花園#7)でお伝えした通り、エキストラに行っ
| |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο | 2007/03/04 1:15 AM |