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さらい屋五葉 第5話「上手くいくさ」

第5話「上手くいくさ」
政之助は桂屋の用心棒になって早々
「江戸患い」という病気にかかり、
病気療養のため「五葉」の仕事を手伝っている
ご隠居と呼ばれる老人の家で世話になっていた。
親切に政之助の面倒を見てくれるご隠居に対し、
政之助は弥一たちの仲間になることを
悩み続けている事を吐露する。
ご隠居は政之助にあいまいな気持ちに区切りをつけ、
「五葉」から手を引くように諭す。



過去の話。
梅にかどわかしを持ちかける一。
かどわかされたことを言いふらせば
不祥事になって養子の話もダメになるという話に
おもしろいという梅。
梅ももと盗賊なのか。
さらにおたけさんも話にのるといいました。
3人でやるのかというところで
マツがさそわれます。

ひとり働きの盗賊をしていたけど
今は腕をいためでひとりでは不安があるというマツに
自分も昔、盗賊の一味にいて
娘を育てるために足を洗ったという梅。

「フフ。悪い男がそろっちゃって。」

夜によくであるいているという次男坊が
女好きなのを利用して、おたけでつることにし
さらえたらここに閉じ込めることに。

「ここ?」

「ここの下。部屋があるだろ」

「よくわかったな。」

「歩き心地かな」

一、すごい観察力。

「あんまりつかってねえけどな」

「ま うまくいくさ」

そして本当に次男をさらって地下に監禁。
屋敷のほうはマツがみはっているそうです。

マツは自分のことを無視するという梅に
ひとり働きの盗っ人はそんなもんだという一。

「集団はすかねえのさ」

「じゃあ なんで仲間に?」

「さあ な」

梅は金はいらないそうで
一発殴って、養子先の屋敷の門前に
捨てたいとのこと。

身代金の金は口止め料こみの眠り薬代がかかるので
しっかりもらい、みんなにわけまえをわたしあと
残りは次男坊にくくりつけて門前に捨てるという案に
梅も賛成。
そしてそのとおりに事が終了。

復讐ができて満足だという梅。
すっとしたというおたけ。

「また やってみるかい?

 今度は 金めあてで」


とさらっと誘う一。

手が必要なら参加するというマツ。

「一さんのために働くと

 あっしはきめているんで」


「あたしも金はほしい。

 続けるなら 一味に名前つけないとね」


「俺は やめだ」

と梅は参加せず。

そして現在の話に戻ります。

ぐあいの悪い政に、すっぽんを
もっていってやるという梅。
江戸住みの藩士に多く
郷里に戻ると治るという江戸わずらい。

だけど郷里には戻りづらいので
江戸のはずれの田舎・・
ご隠居の屋敷に居候させてもらっていました。

「それでおまえさん

 正式に五葉の仲間になったのかい?

 悪さはいやだが 金はいると。

 まあ おまえさんはそうやって

 ずっとあいまいな位置に気持ちを置いて

 行動を共にするんじゃろうな。

 その気持ちに区切りがつけるときがきたら

 悩まず 手を引け。
 
 それがよい。」


そこへ梅がスッポンをもってきてくれました。

その間にお店をたずねてきたおたけに
梅が留守なことをあやまる絹ですが
酒さえ飲めればというおたけ。
マツに酒をついでもらいました。

「梅も世話好きよねえ」

「政さんのこと 気に入ってるみたい」

「お絹ちゃんのことも 過保護だしね」

「うん。小さいころ 体があんまり

 強くなかったもんだから

 余計にそうなのかも。」


そこで、立ち上がって仕事を思い出しだと
でていくマツ。

「マツさん、おとっつぁんの話

 ききたくないのかな。

 仲良くしてほしいのに。

 おとっつぁん。マツさんに

 つっかかってばかりなんだもん。」


「梅は むやみに

 人を嫌うような人じゃないよ」


マツがあんな態度だから対抗してるんだろう
というおたけに感心するお絹。
過保護な梅は、お絹が嫁にいくとなったら
たいへんそうです。

「五葉の始まりも

 ウメの過保護があってこそ 

 だものね」


政にいっぱいたべさせようとする梅。
政は足がむくんでいるようで
原因はやはり食べ物か。

「野菜食え 野菜」

とすすめる梅は世話好き。

御隠居じゃ実は名の知れた一味の並び頭で
偉い人だったそうで
その一味の下っ端だったそうです。
足抜けのときに、
面倒を見てもらった仏のような存在だという梅。

一味にはいったあと、おたけ似のいい女とであって
絹が生まれ、そのあと奥さんが病でなくなり
母に似て身体が丈夫じゃないお絹を
育てるために一味を抜けることを決意、
ご隠居に相談すると、かしらに話をつけてくれて
絹が3つになる年に江戸へ戻り
居酒屋をはじめたのだそう。

「梅殿は 立派でござるな。」

おだてるな、と少しは動くようにと
薪を撮りに外へでた政がばったりあったのは仙吉。

仙吉は梅の兄貴分だそうで
なごやかな雰囲気ではなかったようで・・
と政が心配していると
仙吉が梅と政のいる部屋にもやってきました。

「今度店のほうにいっていいか」

「客としてなら いつでも・・・」

と緊張感を感じる会話がかわされ
仙吉はかえっていきました。

政はそのあとも気になって
梅をチラチラみていても
たずねることができず。

「いちいちきくのは野暮のすることだ。

 酔えばつい語っちまうことも

 あるかもしれねえが

 あいにく ここには 口を

 なめらかにできるほどの酒は ねえ。

 野暮ってのがわからずに聞くから

 憎めねえのか お前は」


またまた過去?
弥一について御隠居に話す梅。
弥一は信用できるようにはみえないけど
裏があるようにもみえない。
他のやつらはまたお勤めするけど
自分はこれきりかどわかしはしないと
いうと、それがいいといわれます。

御隠居のおかげでかたぎになれたと
金をさしだしても受け取ってはもらえませんでした。

その帰り道に仙吉にすれ違う梅。
仙吉は金を持ち逃げして一味を抜けたようです。

足抜けに力をかしてくれといった仙吉を
御隠居が見捨てたから、法度をやぶるしかなかった
といいう仙吉。

「並び頭の 鬼蜘蛛の弁蔵 仏の宗次。

 名前のとおり 鬼蜘蛛のお頭は力でみなをまとめ

 あんたは 仁徳で 手下から慕われていた。

 何か事があったら 

 まずあんたに話をつける。

 それがあの中での 

 決まりのようになってたじゃないか。

 鬼蜘蛛のお頭に なんで

 話をつけてくれなかったのか

 俺は知りてぇ。

 あのガキには力を貸して足抜けさせてやって。

 もともと好かねえガキだった。

 ずうたいばっか でかくて。

 今は娘と幸せに暮らしてるらしいな。

 俺とは大違いだ。」


「つづけさまに二人を足抜けさせることは
 
 わしにも無理だった。

 それに 言わなくてもわかるはずだ。

 お前は 錠前外しとして

 一味に必要な男。

 手放すわけにはいかなかった。
 
 だが梅はただの小童。

 いようがいまいが対して変わらん。

 そんなことをききに ここまできたのか。」


仙吉は金を都合してほしいというのが用件でした。
女をみうけして、そのあと江戸を転々として
小間物屋をやっているそうですが
そこへ、一味にいた伝七という男が
たずねてきて
伝七の盗賊団に錠前はずしとして入れと
昔の話をばらすと脅されているそうです。

「でも 俺はできねえ。

 決して 暮らしは楽じゃねえが

 今は幸せなんだ。

 娘もいる。

 いまさらこの手はよごせねえ。」


伝七に金をわたして見逃してもらうため
御隠居しか頼る相手がいないという仙吉。

「俺を助けてくれ」

しかし御隠居は、ことわります。

「法度を破ったのはお前自身だ。

 自分のとった行動のケジメは
 
 自分でつけろ。」


そのやりとりをみていた梅は
仙吉をおいかけ、
さっき御隠居に渡そうとしていた金をにぎらせます。

「うっ・・すまねえ・・・」

そのあと御隠居のところへ戻る梅。

「一度ではすまんぞ」

といわれる梅。

「金は 俺がつくる」

「同情して 背負うな。

 おまえにはかかわりがない男だぞ。梅」


「俺がそうしたいだけだ。

 隠居には迷惑はかけねえよ。」


「賊のまねごとにくわわって

 また その手をよごすのか。」


「もともと 俺は 

 汚れた水で 育ったんだ」


帰ってきた梅がひとり酒を飲む父をみて
心配するお絹。

「酒がなくったって

 俺は 十分 おしゃべりだな」


梅の話をきいて考え込む政に

「よけいなことは考えなくていい。

 今は自分のからだのことだけ心配しろ」


と声をかける御隠居。

でもやっぱり気になる政でした。



梅が一度盗賊から足をあらいながら
またさらい屋をやっているのは
そういうわけか・・。

あの場は心底感謝していたような仙吉なのに
その後もたびたびせびっているようで
金をせびるのが癖になったみたいで
自分は見捨てられたのに梅は助けてもらったことへの
ひがみから、自分の行為を正当化しちゃったのかも
しれないですね。
しかしふたりとも大事な娘がいるのに。


秋津政之助:浪川大輔
弥一:櫻井孝宏
おたけ:大浦冬華
梅造:高塚正也
松吉:内田夕夜
八木平左衛門:木下浩之
お絹:高梁 碧
ご隠居:宝亀克寿





2010.05.19 Wednesday 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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