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NO.6(ナンバーシックス) 第7話「真実の嘘・虚構の真実」

第7話「真実の嘘・虚構の真実」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


イヌカシのところで犬を洗うバイトをしている紫苑。
仕事にも慣れてきたなとほめられましたが
それにお礼をいうと

「べっ 別にほめてなんかねえよ!」

ととたんにツンデレ風になるイヌカシ。
だけど紫苑はまったく気にせず
そこにやってきた仔犬に興味津津。

「ったく この天然が!

 あと ちゃんとやっとけよ。」


紫苑は午後から力河さんと約束があるというと
終わったら勝手に帰れという言葉。
楽しそうに仔犬を洗う紫苑をみて
イヌカシも笑顔に。


OP


イヌカシが部屋に戻るとネズミが待っていました。
ランチをおごってくれないかといいながら
仕事の依頼。
手付金を渡しますが断るというイヌカシ。

「ネズミがらみの

 金貨2枚の仕事なんて

 毒蛇の巣に手をつっこむようなもんだ。」


「危険を避けてちゃ儲からない。」

「度合いによる。お前じゃなきゃ
 
 俺は喜んで引き受けたのに。
 
 すごく損した気分だ。」


「わかった。もうかかわりあいはなしにしよう。

 俺はもう二度とお前に仕事を依頼しない。

 お前も どんなに苦しくても
 
 俺を呼ぶな。」


それをきいてあせるイヌカシ。

「ちょ ちょっと待てよ ネズミ。

 苦しくても呼ぶなって どういう・・。」


「おまえは死をおそれている。

 だが それが避けられないということも

 知っている。

 そうだろう?イヌカシ。

 もしおまえが死にきれず

 苦しむことがあっても

 俺は関係ない。

 呼ばれてもこないし

 歌も歌わない。」


「何を言ってる・・。この俺が

 苦しみながら死ぬなんて・・。」


「どんなに苦しんでも俺はかかわらない。

 それでいいな。」


勢いをなくすイヌカシ。
結局仕事をうけたようで
矯正施設の情報を求められました。

物資を横流ししてる清掃員から
情報をかぎだせというネズミ。

メカネズミから映し出された
矯正施設の図面に、最新の
内部情報を描き足してくれと依頼。
特に管理警報システム。

金貨2枚じゃたりないというと
今持っているお金を全部だすネズミ。

「ひきうけてくれたら

 この先 お前に
 
 耐えられない苦痛が襲ったとき

 必ず駆けつけてやる。

 どこにいても 必ず

 お前の魂に歌を届けてやる。

 約束する。」


「引き受けた。」

「感謝する。」

と帰ろうとするネズミ。

「このこと 紫苑は関係ないよな?」

「なんであいつがでてくる?

 関係ない。」


「じゃあ この仕事 紫苑には・・。」

「関係ないものを巻き込む必要はない。」

「お前みたいなやつでも 情が湧くんだ。

 あの天然おぼっちゃんが

 そんなに大事かよ。」


「減らず口たたいてないで

 仕事しろ!いいな。」


火藍は役場にいって沙布のことをたずねますが
沙布という人の記録はないと言われてしまいました。

しかたなく帰る火藍。
公園のベンチにすわってため息を
ついていると隣に老婦人が座りました。
火藍があまりに暗い顔をしているので
心配して声をかけてくれたらしい。

「人間生きていると

 悩むこともありますよね。

 でも 今は こんな素晴らしい都市に

 住むことができて 悩みなんて

 消えてしまいましたわ。」

「よく孫たちに言い聞かせますの。

 ここにうまれてきたことを感謝なさいって。

 ほんとにここは理想郷ですわ。」


「そうでしょうか。

 NO.6は本当に理想・・」


そこへ楊民が走ってきて
火藍の手をひっぱって車につれていきました。

「どういうことなの?」

「あぶなかったな。」

「え?」

「あのおばあさんさ。

 もしかしたら

 彼女は当局の人間かもしれない。

 万が一 君を不穏分子とみなしたら

 君は矯正施設おくりだ。」


「当局の人間?

 不穏分子って いったい・・。」


「君は当局に疑問を持ち
 
 沙布という子について

調べていただろう。」


「え ええ。」

「だがそれは NO.6にとって
  
 都合が悪い。この都市は

 皆が思うような

 理想郷じゃなければならないから。

 つまり 本当は そうじゃない。

 君は正しいってことさ。」


「楊民 あなた・・。」

「NO.6のことを いろいろ調べている。

 続きは君の店で話そう。」


紫苑は力河にあっていました。
頼まれた道具がなかなか用意できないと
あやまってもやさしい紫苑に
力河感激。

紫苑のことを心配して
着るものを探しにお店につれていきました。

そのお店の中にあった服に
見覚えがある紫苑。

「沙布・・・。」

沙布が最後にあったときに
きていたコート。

「これを どこで・・

 どこで手に入れたんですか!?」



CM


沙布は半分眠りの中で研究者の声をききました。

「すごいな。すべての数値を満たしている

 理想的なサンプルだ。」

「これで 他のサンプルも不要になる。

 いちいちエラーでわずらわされることも

 なくなるわけだ。」

「われわれは 金の卵を手に入れたのさ。」



イヌカシが紫苑にあいにきました。

「緊急事態だ。

 夕方 紫苑がきた。

 俺が矯正施設から横流しした

 灰色のコートを突き付けて
 
 問い詰めやがった。」


「灰色のコート?」

「沙布とかいう

 紫苑のお友達のものだとさ。」


「それで?」

「おいおい。ききたいのはこっちだ。

 お前が矯正施設の情報を集めろって

 言ったのは この友達のことなんだろ?

 助けるつもりなのか?

 まさかな。お前が他人のために

 命を捨てるなんて ありえねえ。」


「死ぬとは限らない。」

「はあ?何寝ぼけてやがる?

 矯正施設だぞ。万が一もぐりこめても

 生きてでてこれない。」


「へぇ〜。心配してくれるなんて 

 意外だな。」


「おまえの心配じゃねえよ!

 紫苑 どうすんだ!

 あの天然 お前が止めなきゃ 

 いっちまうぞ!」


「あいつがどうしようと

 知ったことじゃない。」


「じゃあ 何でこそこそ

 嗅ぎまわったりするんだよ?」


「お前は依頼された仕事だけしろ。」

「紫苑はいくぜ。

 あいつは お前が何も知らないと思ってる。

 黙ったまま 一人で行くぜ。

 お前を巻き込まないようにな。

 だが お前も 紫苑にないしょで・・。」


「うるさい!!」

と怒鳴って行くネズミの後ろ姿にむかって

「失いたくないほど大切な相手なら

 最後までちゃんと守れ!!」


と叫ぶイヌカシ。

『何をしてるんだ。 命取りになる前に

 なぜ捨てない?

 大金を払ってまで 矯正施設を

 調べようなんて バカか。』


と迷いながら帰ったネズミを
待っていた紫苑。
イヌカシのところのバイト料で買ったと
食事(パイ?)を用意していました。

「そういえば 血清はどうなった?

 第三の道とやらは できそうなのかよ。」


「道具が まだ集まらないみたいなんだ。

 力河さんが

 手配してくれてるみたいだけど。」


「やれやれ。結局人頼みか。」

「そうかもしれないな。

 僕は力河さんや 君に

 頼り過ぎてる。」


ネズミたちにもパイを与えるネズミ。

「まあ あんたの言うとおり

 壁が壊れれば

 わざわざ俺に頼ることもなくなる。

 ママにも会えるし

 あの沙布って女にも また会えるしな。」


「そうだね。」

と沙布のことは言わない紫苑。

「で また誘われたらどうするんだ?

 今度はちゃんとセックスするんだろ?」


「どうかな?

 もう 見放されてるかもしれない。」


「ああいうタイプは

 一途に思いつめるタイプだよ。

 ったく!女見る目ねえな。」


「女の子のことはよくわからないけど

 これでも 

 人を見る目はあるつもりだよ。」


「へぇ〜 偉そうなこといっちゃって。」

「君に出会わなかったら

 僕は 自分がどんな人間なのか

 気づかなかったろうな。

 きっと 無関心で鈍感で

 ただ従順なだけの大人になってた。

 でも 君といっしょにすごして

 泣いたり 笑ったり 怒ったり

 自分にも いろんな感情が

 あるんだってわかった。

 わかったことが誇らしい。

 君に出会えてよかった。」


ネズミにキスする紫苑。

「感謝のキスじゃないよな。」

「おやすみのキスだ。」

「『おやすみ』の ね。」

「あっ そうだ 明日早いんだ。

 犬たちの毛を刈ってやらないと。」


と部屋へいく紫苑。

くちびるを指でふれ

「おやすみのキスか。

 うそつきだな あんたも。」


というネズミ。

外へでていく紫苑。
メカネズミの声がきこえました。

「な なんでここに?」

「水先案内人さ。

 あんたが道を間違えてるから

 注意したんだ。

 イヌカシのところに

 いくんじゃなかったのか?」


とネズミが姿をみせました。

「君の保護者づらにはうんざりだ。

 いいかげん ほうっておいてくれ。

 これからは 君に束縛されないで

 自由にやるよ。

 だから 邪魔をするな。」


「へぇ〜。昨日よりはましな演技だな。」

いきなり紫苑の頬をぶつネズミ。

「何するんだ?!」

「これは罰だからな。」

「罰?」

「俺を軽んじた。」

「そんなことしてない!」

「うそをつくってことは

 軽んじるってことだ。

 何が『おやすみのキス』だ!

 バカにするにも程がある!!」


うつむく紫苑に近づき
火藍からのメモをみせるネズミ。

「イヌカシにたのんで

 情報をあつめてもらってる。

 一日も早く 矯正施設内に潜入して

 彼女を救う。

 そのためには準備がいる。

 だからあせるな。」


今度は紫苑がいきなりネズミに
なぐりかかりました。

「おまえ。」

「罰だ。

 僕に書く仕事をして

 このメモのことを言わなかった。」


「言ったってしかたないだろ!

 ひとりでのこのこ出かけられたら

 かなわないと思ったんだ!

 心配してやったんだよ!!」


「心配と隠し事は違う。

 僕は 君に保護されたいわけじゃない!

 君に守ってほしいわけでもない!

 僕は 君と対等でいたいんだ!

 なのに 君はNO.6にこだわりつづけ
 
 NO.6の存在を抜きにして

 僕のことをみようともしない。

 僕を見下して 何も教えてくれない。」


「ふざけんなよ・・。

 俺があんたを見下してただと?

 わかってないのはそっちだろ。

 4年前 俺があんたに助けてもらったことが

 どんなに大きかったか・・。」

「あのとき 俺はほとんどあきらめてた。

 何の見返りもなく

 他人が助けてくれるなんてありえない。

 こんなみじめな死にかたするために

 生まれてきたのかって・・。

 だけど・・。」


道に倒れこんだネズミに
雨の中、ベランダで叫ぶ紫苑がみえました。

「あの無防備にあけ放たれた窓は

 俺にとって奇跡だった。

 人は 確かに

 人に救われることがある。

 それを あんたが教えてくれた。

 あんただけが教えてくれた。

 忘れることも 捨て去ることも
 
 できなかった。
 
 だから 今の俺があるんだ。

 手紙のことは反省する。

 二度とこんなことはしない。
 
 誓うよ。

 だから もう

 俺に お別れのキスなんかするな。

 嘘もつくな。」


「うん。誓う。」

ちょうどタイミングよく朝日がのぼりました。

「とうとう 君もまきこんだ。」

「あんたのせいじゃない。

 元気をだせ。

 なんとかなる。いや してみせる。」


「ネズミ。」

「うん?」

「ありがとう。」

「あんたに見せたいものがある」

「見せたいもの?」

「ついてこい。」

ネズミのあとをついていく紫苑。



NO.6の都市の謎とか
いろいろありますが
紫苑とネズミの愛の物語(友情だけど)
ってことでいいかな、やはり。
めずらしくネズミが素直に
気持ちを語っててわかりやすかった。

囚われのヒロインを助けにいくという
シチュエーションでも
沙布じゃなくて紫苑。

火藍は紫苑のことだけでも
目をつけられてそうなのに
沙布のことを訪ねた段階で
たいへん危ない。
でも楊民みたいな人が
他にもいるのかもですね。
あの胡散臭い理想郷には。


紫苑 … 梶 裕貴
ネズミ … 細谷佳正
沙布 … 安野希世乃
イヌカシ … 真堂 圭
力河 … てらそままさき
火藍 … 佐久間レイ
莉莉 … 諸星すみれ
楊眠 … 三木眞一郎








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2011.08.24 Wednesday 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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