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NO.6(ナンバーシックス) 第8話「そのわけは・・」

第8話「そのわけは・・」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


崖をおりていくネズミと紫苑。
ほぼ垂直なので紫苑は苦戦。

「俺のルートを正確にたどれ!」

「やっぱり僕には無理だ!こんな崖。」

「対等でいたいんじゃなかったのか。」

なんとか降りて洞窟の中へ。

「ネズミ ここは?」

そこへ誰かの気配。

「さからうな。おとなしくつかまれ。」


OP


拘束されたふたりは老の前に
つれていかれました。

「ネズミ。なぜ戻ってきた?」

「誰?」

「俺の名付け親だ。」

「えっ?」

「話をききにきた。

 NO.6の話だ。」


「言ったはずだ。

 とらわれずに生きろと。」


「まやかしだ。NO.6がある限り

 自由になどなれない。」


「お前の言う自由とは?」

「NO.6を葬ることだ。」

あたりから笑い声がおきました。

「葬るだって?」

「怪物を退治するんだって?」

「あの街は魔物だ。

 打ち勝つことなどできない。」


「なぜ言い切れる?

 自分が作った街だからか?

 それが魔物に育つところを

 目にしたからか!」


「NO.6を作った?!」

二人は拘束をとかれました。

力河の部屋にあった写真をとりだすネズミ。

「この女はここにいる紫苑の母親。

 名は火藍という。」


「火藍・・。」

「そう。そして真ん中にいるのが

 他ならぬ あんただ!」


「ど・・どういうことだ ネズミ!

 どうしてこの人と母さんがいっしょに?」


「知るもんか。だから聞いている。」

老をみつめる紫苑。
老が合図をすると
老は二人のそばへ運ばれました。
 
「紫苑 といったか。こちらへ。」

「いいのか?かみつかれるかもしれないぜ。

 こう見えて 意外と凶暴なんだ。」


「お前の連れてきた少年だ。

 清廉なだけでもあるまいし

 邪悪なだけでもなかろう。

 からだの傷をみせておくれ。」


ネズミのほうを一瞬みてから
老に近づき上半身裸になる紫苑。

「やはり 寄生蜂か。」

「知ってるんですか?

 寄生蜂について。」


「聞かせてもらおう 紫苑。

 お前の身におきたことを

 最初からすべて。」


火藍の店。

疫病かどうかはわからないけど
原因不明の病死が続いていると
火藍に話す楊民。
ネットワーク仲間の情報は正確で
目撃した人々すべてが
当局に連行され、それきり帰ってこない。

「火藍。NO.6はすべてを奪う。

 自分に都合の悪いものはすべて。

 君から紫苑を奪ったようにね。」


水の中にいるような感覚の沙布。

『どこ・・?私はどこにいるの?
 
 あなたたちは・・誰?』


沙布をみおろす研究員たち。

「見てくれ。

 シンクロ率がどんどん上がってる。」

「当然だ。このために

 どれだけのエリートを犠牲にしてきたと

 思ってる。」

「上層部で 問題に挙がってるらしいな。」

「気にする必要はない。

 彼女を覚醒させれば黙るさ。」

『私?』

「このサンプルをつかって。」

『私はサンプル?

 彼女って誰?

 怖い・・怖いわ。

 紫苑・・紫苑・・紫苑!』


紫苑と沙布との過去の会話。
4年前に紫苑にあげたセーター。
それを人にあげちゃったときき
驚く沙布。
誰にあげたのかも言わない紫苑。

「ネズミ?」

「ほら 聞こえる。」

「聞こえるって 何が?」

「歌だよ。ほら 耳をすませてごらん。」

女性の歌声がきこえました。

「大地よ 雨風よ

 天よ 光よ」


「何?何 この歌。」

「ここに 全てをとどめて」

「やめて・・やめて!
 
 やめてえええ!!!」


耳をふさいですわりこむ沙布。

「やめろ!!」

とネズミも同じく耳をふさいで
しゃがみました。

「しっかりしろ!ネズミ!」

水をもらっておちつくネズミ。

「また・・歌がきこえた。」

「どんな歌だ!」

「どんなって・・。」

「その歌を歌えるか。」

ネズミはたちあがって
歌いだしました。

「風は魂をさらい

 人は心を奪う

 大地よ 雨風よ

 天よ 光よ

 ここに 全てをとどめて

 ここに 全てをとどめ

 ここで生きて

 魂よ 心よ 愛よ 思いよ

 ここに帰り
 
 ここに とどまって」


歌い終わったあとふらつくネズミを
ささえる紫苑。

歌をきいていたその場にいたものは
なんだか苦しそうにしていました。

「まだ歌えるものが

 残っていたとは・・。

 ネズミ。お前が
  
 紫苑と共に帰ってきたのも

 運命だったのかもしれん。」


「教えてください。真実を。

 お話したとおり 僕は沙布を助けたい。

 ネズミがこんなふうになったのは

 二度目だ。

 あなたは母の知り合いで
 
 NO.6の創設に関係し

 寄生蜂のことも知っている。

 そして 歌のことも。

 あなたは何者で

 どこまで知っているんですか?

 今度はあなたが話す番だ!」


「真実を知ること。
 
 友人を助けること。

 ふたつは結びつくと思うか?」


「わかりません。

 ただ 僕は ずっと

 真実を見ようとしてこなかった。

 遠ざけられていたとか

 隠されていたとか

 そんなのは言い訳にならない。

 だから・・。だから 知りたい。

 この世界の 本当の姿を。」


「悔いることになるやもしれんぞ。」

「覚悟しています。」

「エリウリアス。」

「エリウリアス。」

「それが 彼女の名前だ。」

CM


さがしもの(写真?)力河。

そこへやってきたイヌカシ。
情報がほしいというイヌカシに
俺の情報は安くないという力河ですが
紫苑に関係あるというと
くいついてきました。

「何?紫苑がどうした!

 何があった?!」


「物々交換といこうじゃないか。」

老の話。

「私はNO.6の基盤を成す

 再生プロジェクトの主要メンバーだった。

 たび重なる戦禍。

 残された6つの土地。

 そこから いさかいも貧困もない

 理想都市を築こうとした。

 私は いや 誰もが

 情熱に燃えていた。」


写真をみつめる老。
続きは楊民の声で。

「だが うまくいかなかった。

 一握りのエリートたちによって

 掲げられた理想は

 たちまち 権力へと変貌し

 盾つく者 異を唱える者

 疑問を持っただけの者さえ

 徹底的に排除した。

 それがNO.6の 今に至る本質さ。

 紫苑と沙布という少女も・・

 火藍?どうかした?」


首をふる火藍。

またまた老。

「瞬く間だった。
 
 恐ろしい速度で

 あの都市は育っていった。

 堅牢な よろいをまとった
 
 怪物へと。

 私は そのことにも気づかず

 周辺の環境調査に没頭していた。

 そして 出会ったのだ。

 エリウリアスに。」


「誰なんですか?
 
 そのエリウリアスというのは。」


「偉大なる王・・支配者。

 人間が及びもつかない絶対的な力。

 初めて彼女と出会ったとき

 私も そんな顔をしていたよ。

 私は彼女に夢中になった。

 そして 研究に埋没し

 膨大なレポートを上層部に提出した。

 だが その結果 殺されかかった。

 そのころには NO.6は

 邪魔者を排除することに

 何のためらいもなくなっていた。

 私は逃げるしかなかった。

 居住可能地域外とされる この渓谷へ。」


「じゃあ・・。」

「そうだ。ここにいるのは みな

 NO。6を追われたものだ。」


「だが やつらの欲望はとどまることを

 しらなかった。」


とつづけるネズミ。

「エリウリアスと遭遇した

 かの地には

 森の民とよばれる人がいた。

 自然をあがめ

 調和して生きる人々だ。

 彼らがうやまい たたえていたのが

 エリウリアスだった。

 だが NO.6は 彼女を・・

 その力を手に入れるため

 かの地に攻め込み・・

 人々を焼き払った。

 そう・・ネズミを その親を 家族らを。

 ネズミは 森の民の

 ただ一人の生き残りだ。」


驚く紫苑。

「ネズミ・・。」

「ひとつ 聞きたいことがある。

 俺は エリウリアスを知らない。
 
 その姿を見たことも

 声を聞いたことも・・。」


「おまえは歌をきいた。

 おまえはエリウリアスにいざなわれている。

 その先がどこかはわからない。

 だが NO.6に

 復讐を果たそうというのなら

 そのときは お前も虐殺者となる。

 自分が憎む相手と 同じになる。」


「くっ・・!」

「紫苑 こちらへ。

 ここに 私の研究のすべてがおさめてある。

 寄生蜂のこと エリウリアスのこと
 
 森の民のこと。

 何もかもだ。

 お前の友人を救出した後

 解読してみてくれ。」


「僕がですか?どうして・・?」

老にも傷が。

「私は NO.6で最初の蜂の宿主であり

 生き延びたものなのだよ。」


データを渡す老。

火藍と楊民。

「これが NO.6の正体だ。

 信じられない?」


「いえ。ただ・・なんて言ったらいいか。」

「実はね。ぼくも

 大切なものを奪われたんだ。

 NO.6に。」


妻と息子の写真をみせる楊民。
妻は学校の教師で
いきなり姿がみえなくなり
行方不明者として処理されたとのこと。

「なんてことを・・。」

火藍を後ろから抱き締める楊民。

「だから 火藍。僕にはわかる。

 君の気持ちが 

 痛いほどよくわかるんだ。」


楊民から離れる火藍。

「違うわ。楊民。
 
 こんなこと間違ってる。

 失ったものを 他の何かで

 埋め合わせることなんて

 できないのよ。だから・・・。」

 
「仲間になれ。」

「えっ。」

「僕の仲間に。
 
 みんな 大切な家族を 恋人を

 友人を奪われた者たちばかりだ。

 この見せかけの理想都市に。

 虚飾と欺瞞に満ちた魔窟にね。
 
 考えておいてくれ。」


といって帰る楊民。

老のところからでてきたふたり。

「ネズミ・・。」

「俺がNO.6をなぜ憎むのか。

 あんたの目覚めを 少しばかり

 よくしてやっただけだよ。

 まっ もうちょっと ましな情報が

 手に入るかと思ったけど

 しかたない。

 めしでも食ってから

 ゆっくりかんがえようぜ。」


いつものネズミの笑顔。

家にもどるとイヌカシと力河が
待っていました。

一人でNO.6に戻るなんて
水くさいという力河ですが
火藍に会いにいくといったのは
イヌカシのうそ。

写真を力河に投げてかえすネズミ。

「おっさんに手伝ってもらえと

 言ったおぼえはないぞ。

 かえってお荷物だ。」


「矯正施設ってのが

 俺ひとりじゃかつぎきれないほどの

 大荷物なんだよ。」


「フゥ〜。まっいいか。」

「よくない!説明しろ。

 おまえらいったい・・。」


「イヌカシからきいたんだろ?

 俺と紫苑は矯正施設にもぐりこむ。

 あんたは イヌカシと

 事前に情報を集め その手ほどきをする。

 それだけだ。」


「おまえも一緒に?

 気はたしかか?相手はNO.6だぞ。

 ましてや その矯正施設だなんて!」


「あそこは 都市の根幹をになう

 何かにかかわる特別な機関なんだ。

 矯正施設を破壊すれば
 
 NO.6そのものに亀裂が入る。

 かつて 記者魂に火をつけて

 体当たりしたあんたを

 あっさり突き落としたNO.6にな。」


「何だ!その嫌味な物言いは。

 そんな挑発に この俺が・・。」


「だったら 帰っていいよ。

 せいぜい 昔の写真をながめて

 青春の思い出に浸ってな。」


「イヌカシ!

 てめえはいいのかよ。」


「俺はもうきめたんだ。

 あんたはどっちだ。」


火藍の写真と紫苑をみる力河。

「チクショー!もうどうにでもなれ!」

とイヌカシの予期にすわりました。

笑顔でお礼を言う紫苑。

「ありがとう。」

火藍の店にはまたメカネズミが。
紫苑からのメモをみて顔いろがかわりました。

「なんてこと・・。」

「母さん ありがとう。

 いつまでも愛してる。」


「私 なんてことを・・・。

 ダメ。ダメよ 紫苑。

 紫苑ーーーー!」





紫苑に沙布のことを知らせたら
まあ当然助けにいきますよね・・。
それに気づいて後悔する火藍は
やはり沙布よりは自分の息子が大事な
あたりまえの母親。

老の話でNO.6の謎がほんの少しと
ネズミの秘密が明らかに。

エリウリアスは人知を超えた存在の
ようなのに、それに手を出したNO.6は
紫苑たちが何かしなくても
そのうち綻び始める気がする。

それにしてもネズミ、いや
細谷さん歌うまいな。



紫苑 … 梶 裕貴
ネズミ … 細谷佳正
沙布 … 安野希世乃
イヌカシ … 真堂 圭
力河 … てらそままさき
火藍 … 佐久間レイ
莉莉 … 諸星すみれ
楊眠 … 三木眞一郎
エリウリアス … 大地真央
老 … 有本欽隆








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2011.08.31 Wednesday 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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