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それでも、生きてゆく 第9話「心はどこにある?」

第9話「心はどこにある?」



 深見洋貴(瑛太)が、三崎文哉(風間俊介)が
新たに事件を起こした千葉から遠山(三崎)
双葉(満島ひかり)を車で家に送ろうとしている頃、
釣り船屋『ふかみ』では激しい攻防が
繰り広げられていた。
双葉を求めて訪ねて来た文哉と、
息子の日垣耕平(田中圭)の妻、
由佳(村川絵梨)と孫を守ろうとする
野本(深見)響子(大竹しのぶ)が争っていたのだ。
家具で文哉を殴り倒した響子は、
どうして亜季(信太真妃)だったのかと
積年の問いをぶつける。文哉は
ふらふらと立ち上がりながら、
たまたま道で会った、誰でもよかったと
言って店を出て行ってしまう。
響子からの連絡で洋貴は双葉も伴って
『ふかみ』に急いで戻って来た。
意外にも落ち着いている様子の響子に
安堵した洋貴は、双葉を遠山家へ送って行く事に。
 一方、警察署で聴取を受けていた駿輔(時任三郎)は
文哉を逮捕して欲しいと懇願していた。
だが、駿輔が留守にしている遠山家には
『ふかみ』から離れた文哉が訪ねていようとは
思ってもいない。遠山家で隆美(風吹ジュン)と
灯里(福田麻由子)が文哉に対応していると
洋貴に送られた双葉が帰って来た。
そのまま来た道を帰ろうとする洋貴に、
双葉から文哉がいるとメールが入る。
すぐさま車を反転させ、再び遠山家に向かう洋貴。
遠山家では、双葉に続いて帰って来た駿輔が
文哉に自首を促していたのだが…。





ものおとをきいてようやく
響子たちのところへやってきた由佳。

「どうしたんですか?

 お母さん? えっ?」

「文哉なの。三崎 文哉なの。」

「えっ?」

「ねえ。 電話して。耕平…。

 洋貴 洋貴 洋貴。洋貴に 電話して!」

「はい。あっ。 け… 警察は?」

「先に 洋貴に電話して!」

「はい。」

由佳が電話死に行こうとし
文哉をつかんでひきとめる響子。

「ねえ ねえ…。教えて。 教えて。

  ねえ。ねえ。 どうして亜季だったの?

 ねえ どうして?どうして 亜季だったの?」

「たまたま 道で会ったから。

 別に 誰でも。」

外へでていく文哉。

「逃げないで 逃げないで!逃げないで!」

響子の絶叫。

洋貴と双葉は車の中。

「どこか ずっと遠くの2人だけで。」

「はい。」

「はい?」

「死にたいなんて言ってごめんなさい。」

「ああ。」

「はい。ごめんなさい。」

「いえ。」

「どこですかね。」

「はい?

 あっ。 文哉の 行き先っすか?」

「兄に 会ったときに

 本当の お母さんが生まれた場所のことを話していて。」

「お母さんの?」

「私も一緒に 行かないかって。」

そこへ電話。

「もしもし? うん。

 えっ!? どこに?何で 文哉が?」

洋貴たちはふかみへ戻ることに。
ダッシュボードの中にナイフをみかけ
双葉が手をのばそうとしたら
しっかりとふたをしめる洋貴。

響子から話をきく洋貴。

「それで 警察は?」

「さっき ちょっと来て千葉の警察と 連絡 取るって。」

「あのう おケガは?」

「おなか すいてない?何か 作るわ。」

予約受付には雨宮健二という文字。

事情聴取を受けた駿輔。

「息子さんは 間もなく

 指名手配されることになります。

 接触ありましたらご連絡ください。」

「あのう。

 息子を 逮捕してください。

 お願いします。お願いします!」

と頭をさげる駿輔。

灯里と隆美。

「お父さんもうすぐ 帰ってくるから。」

「この制服 何回 着たっけ。

 買うの もったいなかったね。」

そこへやってきた文哉。
夫だと思った隆美が出迎えました。

「おかえりなさい。」

「ただいま。」

文哉をみて驚く隆美。

「文哉?

 どうして ここが分かったの?あっ 双葉。」

「迷惑ですか?」

「ううん。ううん。 上がって。」

灯里をみてでていいこうとする文哉。

「あっ。 灯里。あなたの妹。」

文哉もむきなおりました。

「お父さんすぐ 帰ってくるから。

 あのう。 文哉に会いたがってるから。

 上がって 待ってて。」

と隆美が出したスリッパをはかない文哉。

「スリッパ。」

「お客さん用のでしょ。

 鍵 閉めてもらえますか?」

「えっ?」

「警察は 偉そうだし 捕まりたくないんです。」

鍵をかける隆美。

双葉をおくっていくという洋貴。
バスで、と断る双葉。

「文哉から連絡いってるかもしんないし。」

「はい。

 兄と会ったら何を話すんですか?」

「話せんのかな。

 あっ。 あれ。あれ あるじゃないですか。

 人体模型。 理科の実験室んとこに よくあった。」

「はい。」

「昔 亜季が死んだ後

 あの人体模型 見ながらよく思ったんです。

 心は どこにあるんだろうって。」

「心?」

「あの模型には 心臓も 脳も 肺も

 腎臓とか 肝臓とか全部 あるけど

 心は どこにもないじゃないすか。」

「ああ はい。」

「俺って これと同じなのかなって思ってました。

 文哉も そうかもしんない。

 心が ないのかもしんない。

 そしたら 話なんかできないっすよね。」

車に乗り込む洋貴。
双葉の家までおくり
お礼をいっておりる双葉。
中から隆美が出て来ました。

「おかえり。」

「うん。ただいま。

 お兄ちゃんから連絡 来てない?」

「ううん。うん。」

洋貴にお礼をいう双葉。

「じゃあ。ありがとうございました。

 もし 文哉から 連絡 来たら。

 警察より先に 連絡します。」

双葉をむかえる灯里。

「どしたん?」

「帰ってきた。」

「えっ? 」

「帰ってきた…。」

文哉がおりてきました。

「帰ってきてくれたの。」

「おうちにいてくれるんだって。」

「110番 したの?」

「ううん。

 お父さん 帰ってくるまで待とう。」

きょろきょろする文哉。

「どうしたの?」

「僕は どこで寝ればいいの?」

「そうね。 じゃあ あのう

 母さんは灯里と双葉と 一緒に寝るから

 お父さんと一緒に 寝る?ねっ。」

「狭い家だよな。なあ。 狭くないか?」

「そうかな。」

「前の家にはお兄ちゃんの部屋も

 双葉の部屋も あったろ。」

「しょうがないと思う。」

「父さんちゃんと 働いてんのか?」

どの口からこんなセリフが!!

「クリーニングの 配達してる。

 汗かいて 頑張ってる。」

双葉の口調がけわしくなりました。

「晩ご飯 何?」

「あっ。 何にしようか。

 あっ 灯里。何か 買ってきてくれる?」

「あるもんで いいよ。」

「でも。」

「だって 外 出たらその子 裏切るかもしれないし。」

「あなたの妹よ。」

「僕が 少年院に入れられてる間に生まれた子でしょ?」

「何 言ってんの?」

「何って?」

「この 15年間みんなが どういう思いで…。」

「お兄ちゃんのことずっと 恨んでたんだろ?」

兄を叩く双葉。

「恨んでなんかいないよ!

 恨んでいないから家族 恨めないから

 苦しかったんじゃない!」

「双葉!」

母がとめました。

「なんであんなことしたの?

 私のせいなの?

 だったら私 殺せばいいじゃない!」

また文哉につかみかかろうとする双葉。

「双葉!」

「もう 取り返しがつかないんだよ?

 分かってんの?

 お兄ちゃんが やったことは

 お金とか 物とか奪ったことじゃないんだよ?

 命だよ。

 命 奪ったらもう 償えないんだよ?

 ねえ。 ねえ。」

そこにあったはさみをつかむ文哉。

「ちょっと。やめ…。」

「死んだ人は いいよ。

 死んだ人は死んだら そこで終わりだけど

 殺した方は。

 殺した方は

 生きてかなきゃいけないんだよ。

 お兄ちゃん。

 お兄ちゃん かわいそうなんだよ。」

机にひじをついて頭をおさえる文哉。

家に戻った駿輔。

「おかえりなさい。」

手にはさみをもっている文哉。
倒れた椅子をなおす隆美。

「文哉。

 おかえり。」

文哉の肩に手をおく駿輔。

「ただいま。
 
 背は あまり変わんないか。」

「父さんが でか過ぎる。」

「そうか。」

「足のサイズは?」

会話をしながらそっとはさみを
うばいました。

「26。」

「そうか。

 ちょっと 焼けたか。」

「果樹園で 働いてたから。」

「そうか。」

「ご飯 作るね。」

双葉は涙・・。

双葉から「あにがうちにいます」
とメールをもらった
洋貴は再び双葉の家へ。

食卓を囲む駿輔たち。

「本当は山へでも行こうと 思ってた。

 お父さんな 就職する前は

 よく 山へ行ってたんだ。

 お前が見つかったら 2人で

 テントとシュラフ 持って 山へ。

 乗鞍岳とかゆくゆくは 谷川岳とか。

 星を見ながらお前と 話ができたらって。

 何年かかっても いい。

 お前との関係を取り戻そうと思ってた。

 でもな お父さんまだ 諦めたわけじゃない。

 何十年でも 待つよ。

 お前が 戻ってくるまで

 お父さん 待ってるから。

 だから 食べ終わったらお父さんと一緒に

 警察 行こう。

 自首しよう。お父さん ついてくから。」

「また 僕を 見捨てるんですか?

 東京で 会ったよね。

 俺は 配達してて父さん タクシーの運転手で。

 父さん 僕に気付きながら見て見ぬふりして。

 捨てたんだよね。 邪魔だから。邪魔だったから。」

「すまなかった。」

「そうやって 母さんのことも見殺しにしたんだ。」

席をたつ文哉。

「ごちそうさま。

 おいしかった。時々 思い出してました。

 あなた 料理 上手だったから。

 悪かったね。 怖がらせて。

 君と僕は 全然 関係ないから。勉強 頑張って。

 ごちそうさま。」

「文哉。

 どういうことだ?お父さんが 見殺しにしたって。

 お前の お母さんは ベランダで

 洗濯物 取ろうとして…。」

「俺と双葉の 目の前で 母さんは 飛び降りたんだ。

 双葉も一緒に 見たんだよ。

 双葉は 赤ちゃんだったから

 覚えてないかもしれないけど

 母さんが こっちを見ながら

 夜の闇の中に 落ちていくのを。」

「何 言ってんだ。警察が 現場検証した。

 外から 目撃した人もいた。」

「あなたに絶望して 僕たちに疲れて

 母さんは 死んでいったんだ。

 双葉。お兄ちゃんと一緒に 行こう。

 双葉。

 双葉。」

首をふる双葉。

そこへ洋貴が到着し
ナイフを手に・・したけど
車においていきました。

ちょうど中からでてきた文哉とばったり。

片手をあげて挨拶する文哉。

駿輔がでてくると文哉が逃げました。

「警察に 警察に連絡して。」

追っていく洋貴と駿輔。

警察もやってきました。

「事前に連絡などは?」

「ありません。 あのう。

 会うのも 15年ぶりですから。」

「はい。 国道方面に逃走したもようです。」

文哉を追い続ける洋貴と駿輔。

洋貴が文哉においついてもみあいに。

「文哉!」

洋貴の体を壁におしつけて
ふらふらいってしまう文哉。

気を失った洋貴は駿輔に
助け起こされました。

「ああーっ!」

と叫ぶ洋貴。

双葉に手当してもらう洋貴。
普通にじゃれあっているカップルみたいにみえる。

「何か 欲しいものありますか?

 何か 食べるものとか。」

「いや 特に。」

「私 作ります。」

「いや。」

「いや。 何でも作れるんで。たいてい。

 何が 食べたいですか?」

「冷凍みかん。作れないっすか?」

「いや。 作れます。

 実力の 100億分の1ぐらいで作れると思います。

 冷蔵庫に 入れるだけなんで。」

「冷蔵庫じゃ 駄目ですよ。冷凍庫ですよ。」

「冷凍みかんは 料理じゃないです。ほぼ 素材です。

 何か おかゆとか作りますね。」

「逃げられました。

 すぐ そこに いたのに。もう少しだったのに。

 ナイフ持ってかなかったんです。

 何でか置いてってしまったんです。」

「よかったです。

 あっ 違います。兄のことじゃなくて。

 深見さんに 人を殺してほしくないからです。

 深見さんには そういうの似合わないと思います。

 深見さんには ナイフより

 冷凍みかんの方が似合ってると思います。」

「ほっとけって いうんですか?」

「警察が…。」

「また同じ 15年間。

 いや。 これから 一生

 また あんな思いしながら

 生きてけって いうんですか?

 あのときは 未成年だったけど今度は…。

 責任能力がない。そう言って

 また 裁判されないまま 出てくんだよ。

 亜季のことも あの家の人たちのことも

 忘れて 平気な顔して

 また どっかで暮らしてるんだ。

 そして また おんなじこと誰かに。」

「ハァー。」

「もう いいです。次は 忘れないようにします。」

テレビでも文哉の事件は報道されていましたが
名前は雨宮健二のまま。
そのニュースをみる日垣家。

「容疑者が 三日月湖の少年Aだとは

 発表してないようだな。」

「まあ でもどっかの週刊誌が

 犯人の正体を 報じんのも時間の問題だと思うよ。」

「うちにも 取材とか来んのかな?」と由佳。

「心配しなくても 大丈夫だよ。」と耕平。

五郎は仕事に復帰。

「休んでた方がいいんじゃないんですか?」

「働かねえと。 あれこれな。

 あれこれ 金が掛かるそうなんだ。」

「でも 医者からもう 目 覚まさないって

 言われてるんですよね?だったら…。」

謝罪にきた駿輔と隆美が頭をさげても
無視して車に乗り込む五郎。

「車 出るんでどいてもらえます?」

と叫ぶ紗歩。
車にむかって頭をさげつづけるふたり。

洋貴と五月。

「犯人が 三日月湖の少年Aだって

 公になったら あの家族は

 日本中から石を投げられると 思います。」

「家族が 事件を起こしたわけじゃないのに。」

「遠山さんどうしてるんでしょうね?

 怒るのが下手な被害者家族と

 謝るのが下手な加害者家族。不思議な2人。

 支え合ってますよね。

 もし 本当に あの人のことを

 大事に思ってるなら

 復讐なんて考え 捨てた方が いいと思います。

 あの人のことを追い詰めるだけだと 思います。」

食べ物をさしいれてくれる隆美の兄。

「双葉は?」

「寝てる。」

「お味噌汁だけでも 作ろうね。」

「なくても いいよ。」

「お父さんとね 2人で話し合って 決めたの。」

二階の双葉に声をかける駿輔。

「御飯だよ。
 
 みんなで食べる 最後のご飯。」

4人で食卓をかこみます。

「うまい。」

「うん…。モヤシしか なかったから。」

「うまいよ。」

「社員寮って?」

「清掃会社。母さん 頑張るから。」

「やだ。お父さんも一緒に 行こう。」

「お父さん これから 一生 懸けて

 償っていくことになるんだ。

 一緒には行けない。」

「いつも 言ってたじゃない!

 どんなことが あっても 家族一緒にいるんだって。」

「責任を負うのはお父さんだけでいい。

 お父さんが全部 持っていくから。

 だから お前たちは

 お前たちの人生を 生きてくれ。」

「うまい。」

「うん。」

「うまいよ。」

涙を流しながらの家族で最後のご飯。

引っ越し準備をする双葉たち。
そのときテレビで
五郎のインタビューがうつりました。

「今。 病院に…。娘に。 様子 見たり。

 孫の面倒 見たり。

 あと よく 覚えてないんですけど。」

「じいじ。 遊んで 遊んで。」

「分かった 分かった…。」

まだ暗いうちに家を出る駿輔たち。

「双葉は?」

「あっ。 私は 用事 済ませてから行くから。

 深見さんに お礼と お別れ言ってないから。」

駿輔たちは車ででていきました。


病院へやってきた双葉。
五郎をみかけ頭をさげました。

悠里の持っていたぬいぐるみを
双葉がなおしにきたようです。

「破れちゃったのか?」

「うん。」

「ごめんな。じいじ 気が付かなくて。

 お姉ちゃんが直してくれるって。」

「本当!?」

「やってくれ。はい。」

五郎に許可をもらって
ぬいぐるみを繕う双葉。

「お姉ちゃん ママみたい。」

「お母さん お裁縫 お上手なの?」

「うん。 お料理も 上手だよ。」

「そう。」

「お掃除は 下手だけど。」

「そうなの?」

「気合 入れるの。」

「気合?」

「掃除機 持って 言うの。

 『よっしゃ! いくぞ!』って。」

「よっしゃ! いくぞ!」

「あのね 悠里ね心配事があるの。」

「うん?」

「ママ ご飯 食べてないの。今日 木曜日でしょ。」

「うん。」

「前の水曜日からご飯 食べてないの。」

「お薬 飲んでるから 大丈夫よ。」

「何の味の お薬?」

「味?」

「ママね みたらし団子のたれのところが 好きなの。

 みたらし団子の たれの味のお薬 あるかな?」

「できた。」

「ありがとう。」

「どういたしまして…。」

「じいじ。 直った!」

「ハハッ。悠里のやつ 喜んでるな。」

頭をさげる双葉。

「頭 下げんでいい。

 あんたの ご両親にも言っといてくれ。

 今は 謝ってもらう気にもならん。

 正直 言って 娘のことを思うと

 あいつを この手で 捕まえて殺してやりたい!

 しかし 俺まで 刑務所に入ったら悠里が…。」

そこへ悠里がりんごをもってきてくれました。

「おねえちゃん あげる。」

「ありがとう。」

りんごをもらって
帰る双葉にそこへ洋貴から電話・・
だけど出ない双葉。

そこにあった悠里とママの写真入りの
看板をみて涙を流す双葉。

乗り捨てでレンタカーをかりる双葉。
買い物をしたあとふかみへ。

洋貴の車の座席には
発泡スチロールの箱が
おいてあり、中には氷と冷凍みかん。

顔文字がかいてあるみかん。

双葉は前に洋貴といったファミレスへ。

ひとりみかんを食べる洋貴。

双葉は紙ナプキンに
洋貴への手紙をかきました。

洋貴は双葉に留守電メッセージ。

「あっ 深見ですけど。遠山さん。 連絡 下さい。

 あのう 深見ですけど。

 あのう この前言ってたことなんすけど。

 人体模型の話。 心の。

 あれ 僕 思ったんすけど。

 あれから 思ったんすけど。心は…。

 心って 大好きだった人から

 もらうものだと 思うんです。

 僕は 亜季から 心をもらいました。

 父から 心をもらいました。

 母から 心をもらいました。

 人を好きになると その人から

 心をもらえるんですよね。

 それが 心なんすよね。

 遠山さん。

 あなたからも もらいました。

 ちゃんと あなたから もらったの

 今 僕 持ってます。

 だから。だから 何ていうか

 復讐より 大事なものが

 あるんじゃないかって 思って。

 今 思って。だから…。

 今から そっち 行きます。」

スパゲッティを食べ終えた双葉は
メッセージを書いたナプキンで
口をぬぐってしまいました。
書かれたメッセージは

「深見さん ごめんなさい。

 好きでした。」

そのナプキンを結局まるめて捨てる双葉。

洋貴の車のダッシュボードの中には
ナイフはなし。

瀬戸内海のガイドをみている双葉。
兄の言葉を思い出します。

「双葉。お兄ちゃんと一緒に 行こう。

 因島。

 俺とお前の お母さんが生まれた場所だから。」

「よっしゃ!いくぞ!」

と気合をいれる双葉。

そのあと、何かを見て驚く洋貴。



文哉に反省とか求めちゃダメですね。
もう本当に病気としか思えない。
自分が何をやったか、
自分のやったことが悪いことだと
かけらもわかっていない。
家族に迷惑かけただろうことも
まったく何とも思ってない。
そうじゃなきゃ、父さん働いてんの?
なんて言葉でてこない。
さっさと捕まえて今度こそ
矯正・・できないなら一生閉じ込めて
おいてもらわないと。

被害者家族と加害者家族。
本来ならあいたくもない関係だけど
お互い好きになっていた双葉と洋貴。
だけどこの恋に幸せな未来はあるのか?
(五月って必要?)

双葉は洋貴のかわりに
自分で兄を殺そうと思ってるのかなあ。
自分も死んでもいいって思ってるから
たちが悪い。

文哉は警察につかまえてもらって
法で裁いてもらったらいいんだよ。
親ならわかるけど双葉がそこまで
することないのに。


深見洋貴   瑛太 
深見達彦   柄本明
野本(深見)響子  大竹しのぶ

遠山(三崎)双葉   満島ひかり 
三崎駿輔   時任三郎  
遠山(三崎)隆美   風吹ジュン
遠山(三崎)灯里   福田麻由子
雨宮健二(三崎文哉) 風間俊介 

日垣(深見)耕平   田中圭 
日垣由佳    佐藤江梨子 
日垣誠次    段田安則

草間五郎    小野武彦     













2011.09.01 Thursday 23:51 | comments(0) | trackbacks(11) | 
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ドラマ「それでも、生きてゆく」第8話感想...
哀しみの連鎖-------------。重い。本当に、どこに救いがあるのか。こんなに加害者の家族も、被害者の家族も苦しんでいるのに・・・。なのに、加害者自身が何も痛みを感じていない--------...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2011/09/01 11:57 PM |
ドラマ「それでも、生きてゆく」 第8話 感想「心はどこにある?」
哀しみの連鎖-------------。 重い。 本当に、どこに救いがあるのか。 こんなに加害者の家族も、被害者の家族も苦しんでいるのに・・・。 なのに、加害者自身が何も痛みを感じていない----------。 その事実が悲しい。 心は身体のどこにあるのか? 洋貴
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2011/09/01 11:57 PM |
それでも、生きてゆく #09
『心はどこにある?』
| ぐ〜たらにっき | 2011/09/01 11:58 PM |
それでも、生きてゆく 第9話
『心はどこにある?』 内容 「ふかみ」に現れたひとりの男(風間俊介) しかし、その男を見て響子(大竹しのぶ)は、“三崎文哉”だと気づく。 息子・耕平の妻・由佳(村川絵梨)や孫・涼太(竹部有紗)への危険を感じ、 響子は、文哉を問い詰め始めるのだった。 「ど
| レベル999のgoo部屋 | 2011/09/02 12:00 AM |
それでも、生きてゆく 第9話:心はどこにある?
まさか双葉は・・・X(++*)ダメダメェ 洋貴に冷凍みかんをプレゼント。そして彼が車のダッシュボードに隠し持ってた ナイフを持ち出し、洋貴と初めて会った時に行ったレストランにて、彼への メッセージをしたためる双葉・・・あぁ、、これはもう文哉を殺す気満々で
| あるがまま・・・ | 2011/09/02 12:21 AM |
【それでも、生きてゆく】第9話
息子を逮捕してください。 お願いします。お願いします! 三崎が警察に頭を下げている頃、文哉は家に帰って来ていた。 慌てる隆美に向かって 警察は偉そうだし捕まりたくないんです。 と言う...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2011/09/02 12:23 AM |
「それでも、生きてゆく」第9話 犯罪は、社会の問題です
「それでも、生きてゆく」第9話、なんとももどかしく、じれったい思いをさせられた今回。 瑛太さんも、大竹しのぶさんも、満島ひかりさんも、時任三郎さんも、風吹ジュンさんもなぜ皆、 自分たちの力で...
| 今日も何かあたらしいドラマ | 2011/09/02 12:43 AM |
それでも、生きていく〜人を好きになると、その人から心をもらえる
 文哉に足りないもの。それは<心>。  <心>とは、他人と共感する力。他人の痛みを感じる力。  双葉(満島ひかり)の共感する力はすごい。  ぬいぐるみが破れていることに気づき、草間母子の記念植樹に涙する。  草間一家に共感できるから文哉に「命を奪ったら
| 平成エンタメ研究所 | 2011/09/02 9:58 AM |
「それでも、生きてゆく」第9話〜ライブハウス放火未遂事件と…
それでも、生きてゆく 第9話 このドラマと、思いっきり被る現実に事件が起きちゃった。 8月31日夜、渋谷区のライブハウスにガソリンを撒いて無差別大量殺人を引き起こそうとした島野悟志容疑者。 「大勢の人を焼き殺そうと思った」と供述している島野容疑者は、
| 世事熟視〜コソダチP(気分は冥王星) | 2011/09/02 12:35 PM |
『それでも、生きてゆく』 第9話
速っ!文哉の走りと腕の筋肉に驚いた。それを追う洋貴も必死で、父親の駿輔もよく後をついて走りましたわ。しかしどうして洋貴が殴られるの?思いは逆ですよね。後頭部を強打して心配しましたよ〜。眉毛の上の痒い部分を双葉にかいて貰って嬉しそうな洋貴に安堵した〜。
| 美容師は見た… | 2011/09/02 6:00 PM |
《それでも、生きてゆく》★09
「三日月湖に浮かぶ亜季ちゃん、きれいだったな」そう言った文哉をマル椅子で殴りつけた響子。 床に転がって、響子は、立てないで、亜季と言って身もだえしていた。 嫁の由佳が、気付いて店に来た。響子は、三崎文哉なのと教えた。 洋貴に電話して、と興奮しながら連呼
| まぁ、お茶でも | 2011/09/03 8:30 PM |