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ドン★キホーテ 第9話

第9話



鯖島(見た目城田)の前にあらわれた鯵沢。

「俺に何の用だ?」

「あんたと鯖島の秘密握らせてもらったよ。」

「おいおいおい何だよ 何だよ おい!

 おい 離せ! 離せ!離せよ! オラ!」

むりやり鯖島(見た目城田)が
つれていかれた場所には
城田(見た目鯖島)もいました

「あれ? お前 何してんの?」

「2人を調べたら実に興味深いことが分かった。」

「何のことだ?」

「それは お前らが一番 分かってんじゃねえのか?」

「おい」「

「はい。」

二人が仲よさそうに
いっしょにうつっている写真を
みせられました。

「お前らは 付き合ってんだろ?」

爆笑!!

「はい?」「あぁ?」

「鯖島。

 女房よりこいつのほうが いいのか?」

「あのですね…。」「お前な…。」

「とぼけるな!

 何日も同じ部屋に泊まってることは

 分かってるんだよ。」

「いや そうじゃなくて…。それは…。」

「こんな秘密が世間に知れたら

 次期総長どころの話じゃ ねえ。

 お前の評判は 地に落ち「鯖島組」は解散だな。」

「だから…。」

「僕らはそういうんじゃないんです。」

「鯖島 悪いことは いわねえ。

 恥かく前に跡目争いから 手ぇ引け。」

「あのね 俺達は こう… 何ていうか」

「伝わりづらいんだよな。」

「決して 決して そっちじゃ ない。」

「違うんだよ。」

ごまかしてマンションにかえってきたふたり。

「鯵沢の野郎 とんでもない勘違いしてやがったな。」

「あの人 完全に勘違いしてますね。」

「っていうかよ お前が いつも

 ヘナヘナしてっから

 そうやって勘違いされんじゃねえのかよ。」

「そうかもしれませんけど…。

 でも 入れ替わったことが

 バレてなくてよかったじゃないですか。」

「そりゃ そうだけど

 この勘違いの され方もどうかと思うよ?」

「あれ? ちょっとボタン 取れかかってますよ。」

鯖島が無理やりボタンをとろうとするので
脱ぐ手伝いをする城田(見た目鯖島)。

「お前さこういうのが勘違いされんだろうが!

 ったく お前…。」

「ブラインド閉めますから。」

「えっ?

 おいおい お前さひとに見られなきゃ

 いいって問題じゃねえだろ。」

「なるほどですね。」

児相に出勤した鯖島(見た目城田)。
恭子から子供の集団活動の指導を
手伝ってと言われたのに
今忙しいと断りました。
すると今度は西脇が。

「おい 城田。

 お前を男と見込んで

 頼みたいことがある。」


「何すか?」

「男の仕事だよ。」

「城田君 忙しいそうです。」

「あっ そう じゃあ いいや。」

「いやいや 西やん

 男の仕事は俺にしか できないでしょう。」


西脇さん、

鯖島(見た目城田)の扱い方を

よ〜くわかってる!


西脇と城田は父子家庭 清志の家の片付け。
清志はなんにもやる気なし。

子どもは男の子が2人
さらにおねえちゃんの千佳も
かえってきました。

「おとうさん また 千佳ちゃん

 学校に行かせてないんですか?」

西脇の質問には答えない清志。

「ねぇ あんちゃんこれで どれくらい貰えんの?」

「あぁ?」

「給料 月いくら?」

「普通ですよそれより おとうさん…。」

「へぇ〜 ひとん家 掃除するだけで

 普通に 金が貰えんだ。

 楽だね〜。

 俺が 月300万円稼いでた頃は

 三日三晩 寝ないで働いたもんだけどな〜。」

「おい コラ オヤジ。」

怒る鯖島(見た目城田)をとめる西脇。

「城田 あっちの部屋 掃除しようかなぁ。」

「あっち?」

「おう 男の仕事 第2弾っつってな。」

「ハハハ…。はいはい 分かりましたよ。

 はぁ〜 これが男の仕事かぁ。」

まだ小学生なのにご飯をつくる千佳。

児相にかえってきた二人。

「あ〜あ 何なんだよ あいつは。」

「まぁ ああ見えて 奥さん 3年前に

 蒸発しちゃって大変なんだよ。」

「あれ 全部 子供にやらして 自分 楽してんじゃねえかよ。」

「それが 一番の問題でさ

 千佳ちゃん 週に2〜3日しか学校 行けてないんだよ。」

「あのオヤジは ダメだな うん 一生あのままだ。」

「いや でも悪い人間じゃないからさ。

 ああいうタイプはコツコツ 地道に働きかけて

 意識を変えてくしかないんだよ。」

「何が 「コツコツ」だよ。」

そのあと、お楽しみ会があるときいて
くいつく鯖島(見た目城田)。

「ん?明日 お楽しみ会?」

「えっ あっ 興味ある?」

「ええ はい。」

「だから いったでしょ?「子供の集団活動」って。」

「あぁ〜 あれのこと いってたのね。」

「だったら 何か?」

「いや お楽しみ会楽しそうじゃない?」

「でも 城田君 忙しいんでしょ?」

「いやいや 明日は めちゃくちゃ暇ですよ。

 明日こそ 暇ですよ。」

無理やりお楽しみ会の企画に参加し
劇の練習をみにいきました。

「城田君 これは遊びじゃなくて

 子供達の自立心や向上心を育てるための情操教育なの。
 
 だから 真面目にやってね。」

「はい 分かりました。

 じゃ これ 台本。」


「『ドン・キホーテ』?」


マンションにいる鯖島と城田。

「今年のお楽しみ会

 『ドン・キホーテ』やるんですか。」

「ああ そうなんだけどさ

 これ 読むの面倒くせぇから

 お前 かいつまんで話せよ どういう話なの?」

「まぁ 古い冒険小説ですね これ。

 一人の男が ある日自らを伝説の騎士

 『ドン・キホーテ」と名乗って

 サンチョ・パンサというお供と一緒に

 冒険の旅に出掛けるんです。

 羊の群れを魔物だと勘違いしたり

 とにかく思い込みだけで突っ走って
 
 ドン・キホーテは 行く先々で

 バカにされて笑われるんです。

 最後は 風車を大きな怪物だと思い込んで

 勝てもしない戦いを挑みます。

 でも その諦めない強い思いが

 ドン・キホーテを

 本物の騎士に変えるんです。」


「へぇ〜 いい話じゃねえかよ。」

「好きですか?」

「うん。

 男気あるよ ドンさんは。」


「まぁ でも この 最後に

 風車に突っ込んで行くところがね

 ムチャといえば ムチャですけど。」


「いやいや…。

 勝てない相手に立ち向かって行く

 それこそ男だろ。

 カッコいいよ ドンさん。」


「アハハハ… とにかくですね

 指導係は真剣にやってくださいね。」

「あのさ 指導係って何すんの?」

「まぁ 要は監督ですね。」

「監督?」

「はい。」

翌日。

はりきって監督をする鯖島(見た目城田)。

「カット〜!

 お前ら もうちょっと

 気持 入れろっつっただろ!

 おい お前ら2人 男なんだから

 ガン ドン ズドンとやってみろ!

 おい 行くぞ! サン ハイ!」


幸子も勝手に助監督にされ
抗議しにきたみんなに

「いや お前らには任しておけねえ。

 あのね ドン・キホーテの

 おとこ気を描けるのは この俺しかいない。」

と宣言。
ミネコの許可もでました。

結局 脚本は城田(見た目鯖島)が
パソコンで打ち直し。

「何してらっしゃるの?」

「アハハ いや 城田さんに頼まれて

 台本を直してるんだよ。」

「台本? 知らなかったわ!

 あなたが そんなに文学的な才能も お持ちだなんて。

 知的なあなたって 素敵。

 あなた。

 あ な た!」

「ごめん 今 それどころじゃないから。」

ダンスはじまらず。

そこへ戻ってきた兵頭たち。

「かしら。

 ちょっと いいっすか?」

「『鯵沢組』の動きがどうも妙なんです。」

「奴ら 経営が苦しい所を狙って

 安い金利で 金貸しまくってるらしいんですよ。」

鯖島組から乗り換えろと誘う組員たち。
だけど貸すだけ貸してあとから
とんでもない利子をつけて
むしりとっているのだそう。

「しかも うちのシマで堂々とやってるんですよ。

 どうします? かしら」

「兵藤は どう思う?」

「とりあえず どれだけやられてるか

 把握してみましょう。」

西脇と亜希はまた清志の家へ。

つくろいものをする千佳。

千佳を学校げ行かせるように
説得を続ける西脇たち。
学校にいくにも金がかかるというと
父子家庭でも児童扶養手当が
もらえるという西脇。
3人だと5万くらいというと
くいつく清志。

なのに金が入るあてができたから
また貸してくれるように電話していました。
ハローワークで西脇たちが
仕事を探してくれていたのに・・。

子どもたちに台詞を言わせる
をさせる鯖島(見た目城田)。

「さぁ 旅に出よう 我こそは ドン・キホーテ。」

みんな覇気がない。

「ったく 何だよ

 主役張れるタマがいねえじゃねぇかよ。」

そこへ千佳たちもつれられてきて
千佳にも台詞を言わせてみますが
やはり元気がない。

「はい 不合格。」

「ちょっと! これじゃ

 ホントに誰もいなくなっちゃうよ?」

「しょうがねえだろ。

 ドン・キホーテはな強く たくましく

 それでいて哀愁がある

 ダンディーな男じゃないとダメなんだよ。」


「バカじゃないの?

 だったら 自分でやれば?」



ほんとにやることになりました。

城田と鯖島。

「えっ?鯖島さんがドン・キホーテ!?」

「うん 俺がやんの。」

「いや 何で そうなるんですか?」

「いやね ちょっと考えたんだけどさ

 やっぱり ドン・キホーテの魅力を

 演じられるのは 俺しか いないかなと思って。」

「でも これ 子供達のための劇ですよ?」

「いいのいいの 俺以外の役は

 みんな子供なんだから ねっ。

 っていうかさ それより お前

 台本の直し 早くしろよ。」

「それがですね ちょっと 今 悩んじゃってて…。」

「おいおいいいセリフ 書いてくれよ?」

「はい。」

「頼むよ!」

「はぁ まったく 

 監督もやって 主演もやるって

 クリント・イーストウッドじゃないんだから。」

「あれ? 何か 今の名前聞いたことあるな。」

「えぇ? 知らないんですか?クリント。

 世界的な巨匠でハリウッドの大スターですよ。」

「巨匠? スター?

 いいじゃない!」

児相では城田(見た目鯖島)が主役になって
おおさわぎですが城田(見た目鯖島)は
やる気満々。

「えっ? クリント・イーストウッド知らねえの?」

「だから アカデミー賞とか何とかの

 あの 大スターで 巨匠のさぁ。

 今回ね 俺そのスタイルで行くから。」

鯖島(見た目城田)もいました。

「あの〜 今回

 僕の演出中の代役を頼んでたんですよ。」

ミネコたちを部屋から追い出し
稽古をはじめる鯖島(見た目城田)。

「おい 木! 千佳 お前だよ!」

「はい。」

「お前さ もっと こう 木なんだから

  木らしくしろよ。」

「木らしく?」

「そう 木らしく。」

むちゃくちゃな鯖島(見た目城田)の言葉に
アドバイスをする城田(見た目鯖島)。

「千佳ちゃん 例えば 手をね

 枝みたいに上げてみたらどうかな?」

もう一回やることに。

「あぁ ところで 僕のドン・キホーテいかがですか?」

「お前なんか どうでもいいんだよ。」

「いやいや 結構イケてたでしょ。」

「あのね お前にはドン・キホーテの

 ダンディズムが全然ないんだよ!

 ドンさんに失礼

 もっとねガン ドン ズドンとやれよ!」

「何ですか それ。

 もっとね 具体的に

 説明してくれなきゃ分かりませんよ!」

くだらない口げんかをとめにはいる幸子。
千佳のこともはげましてあげました。

だけど千佳の演技にケチをつける鯖島(見た目城田)。

「チッ お前な いわれたことしかできねえのか?」

「ごめんなさい。」

「いわれたことが しっかりできるなら

 立派じゃないですか。」

と城田(見た目鯖島)がフォロー。

西脇はまた清志のアパートをたずねます。
父子手当の書類を書かせると
そこへ借金取りがきて
西脇が応対しました。

児相に戻った西脇はミネコたちに報告。

ギャンブルにつぎこんで300万も
借金があるらしい。

「村松さん この借金がある限り

 この生活から抜け出せないですね。」

「弁護士に相談しましょう。」

「僕は 村松さんに もう少し詳しく

 事情を聴いておきます。」

「でも あんまり追い詰めないで。

 彼が 耳ふさいじゃったら元も子もないから。」

洗濯ものをたたみながら
演技の練習をする千佳。

「風さん 風さん

 そんなに強く吹かないでおくれ。

 もっと優しく吹いておくれ。」

それをうるさいという父。
弟たちはこんな父でも大好きらしい。
穴のあいた靴下を手にまた練習する千佳。

できあがった台本をみせる城田(見た目鯖島)。

「ちょっと見せてみろ。

 え〜っとドン・キホーテ ドン・キホーテ…。

 ちょっとさ俺のセリフ 長くねえか?」

「いや〜 つい 筆が走っちゃって。

 でもですね ここが最大の見せ場ですから。」

「そうなの?」

「ちょっと 聞いてもらえます?」

「ああ。」

「どんな困難があろうとも必ず 道は開けるのだ。

 絶対に 希望はあるのだ。

 私は それまで諦めないぞ諦めることはない。

 今こそ立ち向かおうそして 希望の光を…」

その続きは翌日の稽古場。

「『つかむのだ』

 うん 『さぁ… 行くぞ我こそ…』

  ん? 『伝説の騎士』

 その名は ドン・キホーテ!」

「ちゃんといえるの

 『ドン・キホーテ』だけじゃないですか。

 ホントに大丈夫なの?」

「本番までには 何とかするよ。」

「 絶対 無理でしょ。」

「うるせぇな!大丈夫だっつってんだろ!

 チッ 何なんだよ。」

鯖島(見た目城田)は
千佳と弟を外に連れ出しました。
すごく怪しそうにみつめる幸子たち。

明石と幸子。

「今年のお楽しみ会『ドン・キホーテ』やるんだ?」

「たださ 演出してる人が

 大人のくせに 自分で主役やるんだよ

 おかしいと思わない?」

「えぇ?」

「しかも勝手に 台本書き直して

 最後の見せ場に すんごい長いセリフ作っちゃってさ。

 絶対 覚えらんないのに もう後に引けなくなってんの。

 バカでしょ?」

「幸子 楽しそうだね。」

「えっ?」

「文句いいながら すごく楽しそう。

 本番 頑張ってね。」

「うん…。」

家に入る前にひとりで台詞をつぶやいてから
城田(見た目鯖島)。

「かしら 例の「鯵沢組」の件ですが…。」

「何か分かった?」

「あいつら 堅気の連中にまで手 広げてるようなんです。」

「堅気って… 一般の人まで騙してるってこと?」

「あなた 何か おかしいと思いません?」

「おかしい?」

「鯵沢組が ここまで 露骨に

 仕掛けて来たことなんかなかったわ。」

「うん…。」

「頭 自分も そこが解せないんです。
 
 ここまでナメられたの初めてです。

 てめぇら!

 頭の足 引っ張るようなマネしてねえだろうな?」

「してないっす!」

「あなた 何か心当たりはある?」

「心…。

 あっ! 城田さんと…。」

「城田さんと 何?」

「いやいや… これって…何でもない。

 いやいや 何でもないって

 何でも… 何でもないから!」

むりやりごまかしました。

千佳は家でもまた台詞の練習。
そこへやってきた父。

「まったく よく そんな金にもなんねえこと

 チマチマできるな フフっ ハハっ。」

真夜中、清志にあやしげな電話。

児相で子どもたち3人をしばらく
預かることになりました。

「村松さん どう?返済のめど 立った?」

「実はさ 借金チャラにできる

 ビッグチャンスがあるんだけど。」

清志は明石金融へ・・。

千佳たちを児相に預かってもらうことになったのを
清志が仕事をやる気になったのだと
思っている西脇たち。

そしてまた劇の練習。

鯖島(見た目城田)は
また千佳たちをつれて外へ。

清志はギャンブル・・。

舞台のセットの風車をつくっている幸子たち。
西脇たちもみんな手伝う中
外で電話していた鯖島(見た目城田)は
中へはいってきて、
大事な確認作業があるといって
またでていきました。
みんな文句ブーブー。

千佳たちの部屋に入ってくる鯖島(見た目城田)。
いつもおとうさんといっしょに寝てたと
きいて、弟たちを両脇にかかえて
眠ってしまった鯖島(見た目城田)。

そして当日。

鯖島(見た目城田)は本物の鎧を!!

「どうしたの? これ。」

「えっ?ほら 鯖島さん

 古美術 好きなの知ってんだろ?

 そのルートだよ ちょっと ここ留めてよ。」

「どんだけ目立ちたいのよ。」

ギャンブルに負けたらしく
放心して外にでてくる清志。
家に戻ると西脇たちが
たずねてきました。

「部屋がキレイになれば

 きっと気持も変わりますから。」

「掃除ぐらいで変わるわけねえだろ!

 毎日毎日 あんたら 何なんだよ?

 いいかげん 俺のことは構わないでくれよ!

 俺のことは もうほっといてくれよ!」

「僕達 おとうさんのために

 やってるんじゃないですよ。

 子供達のために やってるんです。」


「毎日 ここに来るのも

 掃除をするのも 

 全部 千佳ちゃん 準くん 

 亮太くんのためです。」

「千佳ちゃんに 普通に
 
 学校に通えるようになってほしくて。」

「おとうさん 今日 この後

 京浜幼稚園のホールで

 千佳ちゃん達が劇をやるんです。

 毎日 一生懸命 練習してました。

 よかったら見に来てあげてください。

 それでは 失礼します。」

3人がゴミをもって
帰って行きました。
部屋の中はきれいに・・。

きちんとたたまれた洗濯物のうえには
つくろわれた靴下。

舞台の前も台詞をとなえる千佳。

「おい お前らビビったら負けだぞ なっ。

 今から敵を ジャガイモだと思え

 ジャガイモだぞ。」


と子どもたちに言う鯖島(見た目城田)。

清志も外出。
そのあとをつけようとした
借金取りに声をかける兵藤たち。

舞台がはじまりました。

「やぁ やぁ やぁ我こそは ドン・キホーテ。

 いとしのドルシネア姫のために

 国じゅうの困ってる人を助けるのだ。

 ロシナンテ 共に行くぞ!」

「はい ご主人様。」

千佳の弟たちは石の役。

石にかくれた裏ではカンペを用意して

千佳が腕を動かす合図で

ページをめくっていましたww


舞台は順調。

ドン・キホーテの舞台をみに
やってきた清志。

「千佳…。」

「すいません 村松清志さんですか?」

「千佳ちゃんの お父さんですよね?」

「千佳ちゃん 頑張ってますから

 もっと前で見ましょう。」

と誘う城田(見た目鯖島)。

客席でみているミネコたち。

「いよいよ 風車のシーンだね。」

「城田の見せ場 あるらしいよ。」

「お手並み拝見ってとこですかね。ハハハ…。」

「だんな あれは風車だ!大きいですね〜。」

「現れたな 化け物め!」

「何を おかしなこといってるんですか?」

「おい お前には見えぬのか?

 大きな手を広げ 口を開けて

 にらんでる あの化け物が!」

「だんな あれは ただの風車ですぞ。」

「おい サンチョお前に教えてやろう。」

「いよいよ こっからだ。」

と城田(見た目鯖島)。

「いいか 命がある限り

 希望は いくらでもあるのだ!」


だけど弟の動きがとまり
カンペがめくられない。

「おい おい…。」

鯖島(見た目城田)が
足で弟をつつきますが動かない。

「いいか 命ある限り

 希望は いくらでもあるんだよ!

 おい!」


だけどやっぱり動かず
木の千佳をつつく鯖島(見た目城田)。

「おい どうなってんだよ。

 早く合図 出せよ おい。」


「お父さんだ…。」

とつぶやく千佳。

「えっ どこ?」

「どこ?」

「 お父さ〜ん!」

カンペごと舞台をおりて

父のところへいってしまった弟たちw

父が二人をだきしめるのを
笑顔でみつめる城田(見た目鯖島)。
カンペにも気づきました。

仮面をかぶって

舞台袖へいく鯖島(見た目城田)。


「おい あいつら 連れ戻せよ!」

「無理だって。」

「じゃあ どうすんだよ お前
 
 おい じゃあ 台本! 台本は?

 早く早く!」

観客がさざわめきだしたときに
千佳が台詞をしゃべりだしました。

「サンチョ お前に教えてやろう。

 いいか 命ある限り

 希望は いくらでもあるのだ。

 どんな困難があろうとも

 必ず 道は開けるのだ。

 絶対に 希望はあるのだ。

 私は それまで諦めないぞ

 諦めることは ない。

 今こそ立ち向かおう。

 そして 希望の光をつかむのだ!

 さぁ 行くぞ 我こそ 伝説の騎士…。」


そこででていく鯖島(見た目城田)。

「その名は… ドン・キホーテ!」

台詞とカンペをみくらべるように
きいていた清志が
一人で拍手をしつづけました。

「おとうさん。」

まわりの観客からも拍手。

「おまえ・・台詞」

「一生懸命 書いてたら覚えちゃった。」

「そうか。」

「私 すっごく楽しかったよ

 楽しかったよ 監督!」

「うん 監督ね。」

父と弟もやってきました。

「おとうさん」

西脇たちも。

「城田〜。よかったよ。」

「めちゃくちゃだけど

 子供達が楽しそうだったから よしとするか。」

「でもさ よくあんなにセリフ覚えられたよね。」

「あぁ まぁ いや その…。

 一生懸命やったら 覚えちゃった。」


「はぁ よく いえますよねあんなこと。」

「最低。」

と城田(見た目鯖島)と幸子。

西脇達にお礼をいう清志。

「ありがとうございました。

 これからもよろしくお願いします。」

深く頭をさげる清志。

千佳も学校に行けるようになりました。

「学校おわったら 迎えにいくからね。」

城田と鯖島。

「何!? あのオヤジの借金肩代わりしただと?

 いくら?」

「確か 300万円だったかな。」

「お前さ…何 勝手なことしてんだよ。

 俺の金だぞ!」

「大丈夫ですよ。

 ちゃんと 月々ちょっとずつ

 返してもらいますから。」

清志はまじめに働きだしました。

鯖島と城田。

「もうホントに嫌だ。

 早く戻らねえと お前

 金が いくらあっても足りねえよ。」

「それに あの 鯵沢さんにもね

 誤解されてますしね。」

「そうだよお前 これ どうすんだよ?」

「あの 鯵沢さんにこの状態をですね

 説明してみたらどうですか?」

「お前さ 入れ替わったってことは

 どうやって説明すんだよ?」

「いやいや 鯵沢さんね

 何か こう 頭 切れそうだから

 あの人なら 分かってくれるんじゃないかなと思って。」

「お前さ それ 俺が頭悪いってことを話してるわけ?」

「いやいや そういう意味でいってませんよ。」

「ねぇ 何か最近 ちょっと調子乗ってんじゃ…!」

「ちょっ… ちょっと やめて…。」

「何やってんだよ この野郎。」

「ちょっと 鯖島さん!」

「何だよ?」

「これこれ こういうのが誤解を招くんですよ。」

「あっ そうか… マズいな。」

「おい もうちょっと離れて歩けよ。」

「はい はい。」




あ〜今日もおもしろかった!
自分で監督も主役もやりたい
鯖島(見た目城田)だけど
長いセリフが覚えられないとか!
何をたくらんでいるんだろうと
思ったらカンペww

しかも舞台からそのカンペが
おりちゃって!!
父と子どもたちの感動のシーンだったのに
爆笑しました。

城田(見た目鯖島)はあのおとうさんのために
あの台詞を書いたんですね。
子どもにも父親にも
ちゃんとそれが伝わりました。
さすが大橋のぞみちゃん。
木なのに女優でした!

ほんとは300万も肩代わりしてもらって
あっさりすむ問題じゃないんだけど
子どもたちには好かれてるようだし
心をいれかえたようだし
あれはあれでよしか。
鯖島組がきっちり取り立てるだろうしね。

ほぼコミカルなお話なのに
感動するところ実にうまくおりこまれてて
毎回本当にうまい。




城田正孝   松田翔太
鯖島 仁   高橋克実
鯖島あゆみ  内田有紀
松浦幸子 成海璃子
兵藤大介 松重豊
水盛ミネコ 小林聡美
明石     菅田将暉




















2011.09.10 Saturday 23:18 | comments(0) | trackbacks(7) | 
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ドン★キホーテ 第9話:鉄仮面vsダメ親父
何がクリントイーストウッドだか…( ̄m ̄*)クスッ・・ 脚本は鯖島にやらせてたし、セリフ覚えは悪い・・・てかカンペに頼りきりだし しかもそのカンペも千佳@大橋のぞみちゃんに書かせてるし・・・ だけど、こんな風に今回も自分の事しか考えて無い城田だったけど、
| あるがまま・・・ | 2011/09/10 11:29 PM |
「ドン★キホーテ」 第9話 鉄仮面 VS ダメ親父
 やっぱり鯵沢(小木茂光)は城田(松田翔太)と鯖島(高橋克実)の関係をハゲと若造のゲイカップルと思い込んだようで・・・・ 「オメエら、付き合ってんだろ?」 「恥かく前に ...
| トリ猫家族 | 2011/09/11 10:39 AM |
「ドン★キホーテ」第9話
9「鉄仮面vsダメ親父」  
| またり、すばるくん。 | 2011/09/11 1:46 PM |
《ドン★キホーテ》#09
鯵沢に、拉致されて連れて行かれた部屋に、鯖島もいた。お前たちの秘密を握らせてもらったと言って、鯵沢は、1枚の写真を二人に見せた。城田の部屋で、2人でからんでいるところが映っていた。 お前ら付き合ってんだろう。言われて2人は驚いた。いっくら僕らはそうい
| まぁ、お茶でも | 2011/09/11 3:13 PM |
ドン★キホーテ (第9話 9/10) 感想
7/9から日テレで始まったドラマ『ドン★キホーテ 』(公式)の第9話『鉄仮面vsダメ親父』の感想。 今週も代わり映えせず終了… ストーリーはそれなりに面白いし、登場人物たちの心理は殆どセリフ化されているから誰でも容易に理解できる。タイトルの『ドン
| ディレクターの目線blog | 2011/09/11 5:33 PM |
ドラマ「ドン★キホーテ」第9話感想「鉄仮...
鯖島と城田の秘密を知っているという鯵沢。「お前ら、つきあってんだろ?」わはは!!そうきたか。そんな勘違い、ありえないけど。ギャグだねぇ。さて、今回は奥さんに蒸発されてし...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2011/09/11 9:16 PM |
ドラマ「ドン★キホーテ」 第9話 感想「鉄仮面vsダメ親父」
鯖島と城田の秘密を知っているという鯵沢。 「お前ら、つきあってんだろ?」 わはは!!&lt;emoji code=&quot;a002&quot; /&gt; そうきたか。 そんな勘違い、ありえないけど。 ギャグだねぇ。 続きを読む 第1話 第2話 第3話 第4
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2011/09/11 9:16 PM |