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それでも、生きてゆく 第11話(最終話)「光の方に向かって・・」

第11話(最終話)「光の方に向かって・・」



双葉の子どもの頃の回想。
近所の子から陰口をたたかれていました。

「少年Aの妹だって」「少年Aって?」

「とんかちで子供を殴ったんだよ」

「誰? 誰? どの子?」「そんな子が いるの?」

「人殺し?」「やだ やだ。 怖い」

「どっか 行けよ。気持ち悪い。 怖いなぁ」


文哉を殴って洋貴にとめられた双葉。

「くやしいです。

 こんなの 許せないです。

 やっぱり あのとき助けなけりゃ よかった。

 ごめんなさい。」

「僕は たぶんもう1回 同じことになっても

 また 同じこと すると思います。助けると思います。

 殺したら 文哉と同じ人間になるじゃないっすか。

 僕は 文哉のような人間になりたくないっす。

 遠山さんにもなってほしくないっす。

 これで よかったんです。」

文哉は刑務所へ。

洋貴にあいにきた五月。

「三崎 文哉。 拘置所に移送されたみたいですね。

 責任能力があると判断されただけでも

 よかったと思います。」

「もう 終わったんです。」

真岐の病院にお見舞いにきた双葉。
悠里はお姉ちゃんとよんで
なついている様子ですが
五郎は迷惑そう。

「父親が来なくなったからといって

 あんたに そう 来られてもなぁ。」

駿輔は中華料理店でぼ〜っとしていました。

「よくある話だそうだ。

 加害者家族の誠意なんてひとつきも 続きやしない。

 人工呼吸は していない。

 あと 何日もしないうちに自分で 息も できなくなる。

 もう 来ないでくれ。

 悠里が懐いたら 余計 迷惑だ。」

亜季のお墓参りにきた
洋貴と響子と耕平。

そこへ双葉と隆美と灯里もやってきました。

「えっ?何で?」と耕平。

「私が来ていいって 言ったの。」と響子。

先に響子たちがお参り。

「親父と亜季何か 話してんのかな?」

「でれでれ してんじゃないの?」

「ずるいねぇ。」

墓に手をあわせる響子の目には涙が。
そのあと隆美たちに話をする響子。

「あのう。お願いがあります。

 亜季に 謝らないでください。

 私 今 亜季に言いました。

 あなたはちゃんと生きたのよって。

 短かったけど。すごく短かったけど

 あなたは 幸せだったのよって。

 亜季の前では謝罪も 罰も 後悔も いりません。

 7年の人生を 全うした

 亜季の冥福を 祈ってください。」

響子たちが去ったあとに
次は隆美たちがお墓参りし
ひとやすみする響子たち。

「あの人たち意外と いい人だったんだな。」

「知らないわよ。」

「じゃあ 何で墓参りさせたのさ。

 この宇宙では人に 親切にすることが

 自分を 助けることになる。」

「宇宙?」

「メーテルがそんなようなこと言ってた。」

今日は銀河鉄道999。

「亜季も 喜んでた。お父さんも よくやったって。

 お母さんも 感謝してる。
 
 加害者が 反省してなくったってもう 十分です。

 洋貴が 後ろめたく思うことなんて

 何にもないんだから。」

響子はその晩は耕平の家に。
ふかみにいる洋貴と双葉。

「最近 どうですか?」

「最近?

 あっ。 電球 取り換えました。」

「ああー。」

「遠山さんは? 最近。」

「昨日 ガム 踏みました。」

「もう 付いてないんすか?」

「あっ。 取れてます。

 あっ。 この靴じゃないんですけど。」

「アハハ。 付いてません。」

「はい。 じゃあ 最近は電球 替えたくらいですかね。」

「いや。あっ。 電池 取り換えました。」

「ああ。いっぱい 取り換えてますね。」

「いや。 たまたまです。

 遠山さん。 どうっすか?

 最近 他に 何か 踏みました?」

「どうかな?踏み系は そんなとこですね。」

「痛いですか?」

「あっ いえ。」

「ホント言うと あのう

 最近 あのう 取り換えたりとかばっかりじゃなくて。

 最近 遠山さんのこととか考えてました。

 遠山さんの。 遠山さんとのこれからのこととか。

 いや。 まあ それは 難しいことで過去的なこととかで。

 でも まあ 自分的には そのう。

 未来的には大切なもので 守りたいもので。

 思うんです。

 希望って 誰かのことを 思うときに

 感じるんじゃないかなって。

 希望って 誰かに

 会いたくなることなんじゃないかなって。

 あっ。お茶 出すの忘れてました。

 いや。 まだ 話の途中でした。」

あちこち動いて椅子に座る洋貴をみて
双葉も。

「じゃあ 座りますね。」

「ずっと 一緒に いられたらいいなって思って。

 遠山さんと 一緒にいられたらなって。

 どんな 昨日とかじゃなくて

 どんな あしたを見てるかで 話が できたらなって。

 すいません。何 言ってんのか 全然。」

「私も そうなったらいいなって思ってました。

 ずっと 一緒に いられたらいいなって 思ってました。

 フフッ。 そう思ってる人に

 そう言われると うれしいもんですね。

 でも 深見さんと お会いするのは

 今日で最後にしようと 思ってます。

 千葉の 被害者の方の娘さん分かりますか?

 5歳の 悠里ちゃんという名前の女の子。」

「はい。」

「私 あの子の母親になろうと思います。

 草間さんの果樹園に 住まわせてもらうことに

 なりました。

 私から お願いしたんです。

 母親代わり させてくださいって。」

「えっ? い… いや。いや。 何で あなたが?」

「あきれられました。

 でも 何回も お願いして。」

「何回も 説明して受け入れてもらいました。」

「目を覚ますのは 無理だって聞いてますけど。」

 延命治療をしてくださることになりました。」

「しても覚めないかもしんないんですよね。」

「はい。10年でも 20年でも

 悠里ちゃんが いるかぎりそばに いるつもりです。

 終わりとか ないつもりです。

 母親になるって そういうことだと 思うから。」

「あの子が 大きくなって

 あなたが 加害者の妹だって分かったら
 
  どうするんです?

 恨まれるかもしんないっすよ。」

「受け止めます。」

「加害者は あなたじゃないでしょ。文哉でしょ。

 遠山さんただの妹じゃないっすか。

 何で あなたが背負うんですか?

 あなたが 引き受ける理由ないでしょ。」

「あります。

 フフッ。変な理由でも いいですか?

 あっ。 でも本当の気持ちの理由です。」

「何?」

「真面目に 生きたいんです。

 真面目な人で いたいんです。

 甘えたくないんです。」

「そんなの 理由になんないっす。」

「私には なるんです。」

「いつか 忘れられるかもしんないじゃないっすか。」

「亜季ちゃんが殺されたこともですか?」

「忘れられるかもしんないっす。」

「忘れられるかどうか想像してみました。

 忘れられないと 思いました。

 忘れていいかどうか考えてみました。

 忘れたらいけないって思いました。

 ごめんなさい。もう 決めたことです。

 ごめんなさい。それが 私の見てる あしたです。」

「ああ。」

「楽しかったです。普通じゃないけど 楽しかった。」

外へでる双葉。

「あのう。来週とか 空いてませんか?

 1日だけで いいです。

 普通の人たちみたいにどっか行ったりとか しませんか?

 普通の 学校とか

  バイト先で知り合った人たちみたいに。」

「ああ。

 デート的な あれですか?」

「デート的っていうか。

 デートです。」

「あっ。 はい。」

2人は遊園地でデート。
こんな場所にくるのも15年ぶり。
楽しそうなふたり。

フリスビーをして遊びます。

「神社に おみくじ 結んである木あるじゃないですか。

 昔 郵便ポストだと思ってたんです。」

「えっ。 誰が 届けるんすか?」

「何か そういう届くシステムがあって。

 不思議な 手紙の木みたいな。ハハハ。」

「来て よかったです。

 誘ってもらって よかったです。」

「また 来週 来ますか?

 考え直せませんか?

 もっと 楽に生きたっていいじゃないっすか。」

「深見さん言ってたじゃないですか。

 希望って 誰かを思うことだって。

 私は 今 悠里ちゃんのお母さんになることで

 頭が いっぱいなんです。」

「遠山さん まだ 25ですよ。

 何も してこなかったしまだ

  したいこととかいっぱい あるでしょ。」

でも双葉の希望はかわらず。

駿輔は文哉に面会。

「何が いるのか分からなくてな。

 着替えと タオルと歯ブラシと。

 生まれたときは 何も知らない

 カワイイ 赤ちゃんだったんだ。

 抱き上げて…。

 こいつが 大きくなったら

 一緒に 山に登ろうと思ってた。

 文哉。お父さんだよ。

 深見 亜季ちゃんを殺させたのも

 草間 真岐さんをあんな目に遭わせたのも

 お父さんのせいだ。

 お父さんを 恨んでくれ。

 憎んでくれ。

 お父さんが。

 お父さんが お前をそんな所に 行かせてしまった。

 お前を 壊してしまった。

 お父さん。 お父さん

 もうどうしていいのか 分からない。

 お前のことを 何も分からない。」

「父さん」

「うん?」

ガラスに手をあてる文哉。

「お母さんの顔が思い出せないんだ。

「えっ?」

「どうやっても お母さんの顔が思い出せなくて。

 何で?ねえ。 父さん 何で?

 何で お母さんの顔思い出せないの?」

興奮した文哉は刑務官につれられていきました。
ひとりのこった駿輔。

「文哉・・!」

デート中の双葉と洋貴。
ジェットコースターのあとに
撮影された写真は買わず・・。

夜はバーで話をするふたり。

「ああ。 いつも どんな会話してたんでしたっけ?」

「いつもは…。」

「やっぱりいつもの話 やめましょう。」

「深見さん。」

「やめましょう。

 せっかく こういうの飲んでるし

 今日は 普通にしようって。」

「今日だけだから今日 しないと。」

「いつか 文哉が出所してからのことですか?」

「はい。

 外に出て 今回みたいに

 また 反省してなくて また おんなじことを。」

「今度は 文哉に会いに行けるから。

 僕 文哉に 会いに行きます。何度でも 行きます。

 拒否されても 行きます。」

「でも 深見さんはもう 普通に。

 ごめんなさい。もう 決めたんです。」

「そしたら 僕ら

 道は まあ 別々だけど

 同じ目的地 見てるみたいな感じじゃないすか。

 それってすっごい うれしくないっすか。」

バーのピアノは「星に願いを」
幼いころみていたからくり時計の音楽?

「あのとき 初めてのとき。

 深見さんに 会いに行ったこと

 何回も 後悔したんだけど

 でも 会いに行って よかったです。」

「そうっすか。」

笑顔のふたり。
外にでてベンチに座って話を続けます。

「外国とかどことか 行きたいっすか?

 パリとか ローマとかLAとか そういうの。」

「ああ。 もう 全然 決まってます。」

「どこっすか?

 イースター島です。すごい 行きたいです。」

「何でですか?」

「モアイ…。 何でもないです。

 深見さんは どこですか?」

「僕は 外国 詳しくないっすけど。

 あれ あるじゃないですか。あのう。

 牛 追い掛ける系の祭りの。」

「ああ。 スペインとかのですか。」

「スペインとかですか。」

「でも 深見さん すぐ牛の角とかに 刺されそうですね。」

「痛いんすかね。」

「いや。 痛いっていうか 命 危険ですよ。」

「命 危険ですか。」

「だって 横っ腹に 牛の角ですよ。」

「持ち上げられちゃいますか?」

「いや。 持ち上げて こうですよ。」

「えっ? どうですか?」

「持ち上げて。」

「どうですか? えっ?こう。」

バケツに石をなげながら話すふたり。

「飼育係とかやってみたかったですけど。」

「あっ。」

「でも コアラは 苦手なんでコアラ担当以外で。」

「えっ。 コアラカワイイじゃないっすか。」

「えっ!? コアラよく見てみてくださいよ。

 コアラって鼻が 取れそうじゃないですか?」

「どんな鼻でしたっけ?」

「何か リモコンの電池 入れるとこのふたみたいな こう。

 ぱかって 取れそうなんですよ。」

「電池 入ってるとしたら単二ですかね。」

「単二か単三 2本ですね。」

「ああ。 今 うち単三 2本あります。」

「深見さんの話 しましょうよ。」

「僕の話なんか 面白くないっすよ。」

「話は 別に面白くないですけど

 深見さんと話すのはだいぶ 面白いです。」

「だいぶ バカにしてますね。」

「してませんよ。

 深見さんの いいところ私 いっぱい 知ってますし。

 知ってるんですよ。」

「遠山さん バレンタインとかあげました?」

「普通に 優しいとことか。」

「じゃなくて チョコレート。」

「すごい 優しいです。

 何か。

 深見さんの 優しいとことか思い出すと

 ちょっと 涙 出てきます。」

「それは どうも。」

「あれ? 何でしたっけ?」

「だから バレンタインにチョコレートとか…。」

「そういう…。」

「手作りしたりとか。」

「何だろう。 あれ?

 何か…。楽しいんですよ。

 何か…。嫌だな。

 すいません。 何か…。楽しいだけなんですけど。」

涙がでてくる双葉。

「深見さん あのう。 ちょっとあっち 向いててください。」

「はい。」

洋貴はいわれたとおり
からだのむきをかえ
小石を投げました。

「あのう こっち向かないでください。」

「行くの やめませんか?」

「やめません。 行きます。」

「遊園地の写真。あれ 買えば よかったですね。」

「1枚 700円ですよ。もったいないですよ。

 あんまり かわいく写ってなかったし。」

「そうっすか。 だいたい いつもあれぐらいっすよ。」

「ひどいこと 言いますね。」

「思い出になるし。」

「深見さんには これからいいこと いっぱい ありますよ。

 ミス ユニバースと結婚できるかもしれないですよ。」

「したくないっすよ。」

「何か 頭に載せる王冠とか

 見せてくれるかもしれないですよ。」

「王冠 興味ないんで。

 王冠ない方が。

 遠山さんと いる方が楽しいです。」

「何か。 モテてるみたいでうれしいなぁ。」

「そうっすよ。
 
 この辺かいわいじゃすごい モテてますよ。」

「深見さんも この辺かいわいじゃ

 すごい モテてますよ。」

「遠山さん。」

「終わります。 終わります。

 はい。 終わりました。」

立ち上がった双葉。
同じく洋貴も。

「今日 楽しかったです。一生の思い出に なりました。

 ありがとうございました。

 帰ります。

 あのう。 手 振ってるんですけど。

 振ってるんですけど。

 黙っちゃって。無視ですか?

 手 振ってるんですけど。」

双葉を抱きしめる双葉。

「深見さん」

「はい。」

「ホント 言うと 私的に だいぶ うれしいことです。」

「はい。」

「あと。」

「はい。」

「フフフ。 足 踏んでます。」

「あっ。 すいません。すいません。」

「何で…。」

「加害者の妹だからです。」

また深くお辞儀をして
離れていって、こちらをむき
手をあげる双葉。

「いってきます!

 いってきます!」

手をふってくれる洋貴に
みおくられて走っていく双葉。

五郎の農場にたずねてきた双葉。

「社長 あれ。ホントに 来たんすね。」

「ああ。 悠里。」

双葉をお姉ちゃんとよんでなつく悠里。

洋貴は駿輔にあいにいきました。

「拘置所のそばだったんですね。」

「ここに 住み込んで毎日 通ってます。

 でも 会えたのは一度だけです。

 その後 ずっと 拒否されてます。

 でも そのとき 文哉が 私に助けを求めてました。

 今の私にとって それだけが生きる希望です。」

「これ 父の時計です。

 スナックの1周年の粗品で。

 持ってていただけますか?」

「あっ。 いや でも。」

洋貴からわたされた時計をうけとる駿輔。

「ああ いかれますか?」

「はい。」

「昔の友人 何人かに当たって見つけたものです。」

と洋貴に封筒を渡しました。

面会にいく駿輔。

「面会時間は15分です。始めてください。」

「どうしてる?

 妹。」

「もう お前の妹じゃないよ。彼女は。」

双葉は病室で眠ったままの真岐に挨拶。

「遠山双葉と申します。

 今日から お母さんが元気になられるまで

 悠里ちゃんのそばにいさせていただきます。

 すいません。ちょっと 失礼します。」

真岐の腕をとる双葉。

「悠里ちゃんを一生 守ります。」

洋貴と文哉。

「はい 時間です。」

「俺のせいじゃない。」

と立ち去り際にいう文哉。

「文哉。」

駿輔から預かった写真を
ガラス越しにみせました。

赤ん坊の文哉を抱いた母。

「おまえの・・。」

それをみて泣きだす文哉。

雨にうたれて帰る洋貴。
あとはそれぞれの場所で暮らす
洋貴と双葉の往復書簡。
ただしポストじゃなく
不思議なシステムの。
木の枝に手紙をくくりつけるやつ。

「遠山さん。 今日 僕はひどい夕立に 降られました。

 友達だったやつの目から涙が あふれるのを見ました。

 雨が上がって 洗い流された町が光るのを見ました。」

「深見さん。ここ 草間ファームでは

 最近 猫の親子が住み着き始めました。

 名前は ナスカとモアイにしました。

 じゃれ合う ナスカとモアイを 眺めながら

 悠里ちゃんと 指切りしました。

 ずっと 一緒にいるよと約束しました」

「遠山さん。 このごろ 僕は

 毎朝 5時半に起きて枯れ草を ほうきで集めます。

「1日ごとに 季節が移り変わるのを 感じます。」

「深見さん。 図鑑を見ながら

 悠里ちゃんと お昼寝したら

 象の鼻で 運ばれる夢を見ました。

 あと 父から 手紙が届きました。

 少し 長い返事を書いて並べてみると

 私の字は 父の字ととても よく似ていました。

 あと 母が作った 

 焼きうどんを 思い出して

 まねして 作ったらびっくりするぐらい

 まずかったので1人で 食べました。」

「遠山さん。 母は 今でも時々 泣いています。

 だけど さっき 

 買い物したら 777円だったのよと言って
 
  笑ってました。

 例えば 月曜日と木曜日に泣いたり

 火曜日と金曜日は笑ったりして

 そうやって 続いていくのだと思います。」

「深見さん。 悠里ちゃんと電車に乗って

 病院に行きました。

 お母さんの心臓の音を聞いて

 帰りは ショッピングセンターへ行きました。」

「遠山さん。 朝日を見てまぶしくて

 遠山さんの 今日一日を思います。」

「深見さん。 こうして 朝日を見てると

 どうしてか

 深見さんも 同じ朝日を見てる気がします。

 いつも あなたを思っています。

 私が 誰かと つないだ手のその先で

 誰かが あなたの手をつなぎますように。」

「つないだ手に込めた思いが届きますように。

 悲しみの向こう側へ。」

「悲しみの向こう側へ」

「進め」

「進め」

「進め」

「進め」

「進めって」

ボートからとびおきると
かりっぱなしだったビデオを
返しにきた洋貴。
あのとき返せなかったビデオ。

「あのう すいません。」

「はい。」

「これ ずいぶん前にお借りしたんですけど。」

「はいはい。96年!?」

「延滞料 幾らになりますかね?」






洋貴と双葉、いっしょになっても
よかった気がする。
加害者の妹だから・・
響子たちの目の届くところじゃなんだけど
(響子たちももう何も言わないだろうけど)
2人で知らない街・・外国でも
行くものありかと。

加害者の妹だから洋貴といっしょにいるのはダメで
償いとはいえなんで悠里の母だったらいいのか
そこらへんはもやもやが残る・・。
真岐が生きて意識を取り戻す日がくるならともかく
亡くなったら、やはり「母を殺した人の妹」。
双葉は悪くなくても、自分は憎まれてもいいと
思っていても、遺族にとっては
目にしたくない、かかわりあいたくない
人間なのではと思ってしまいます。

ずっとよくわからないままだった文哉は
あれで人の心を取り戻したことになって
いるのでしょうか。
今までの様子をみるかぎり
やはりどこかおかしいとしか
思えなかったんですけど。

離れていても心が通じている二人。
進め 進め とそれでも生きていく様を
みせてくれますが この先
いっしょになる日はないのかなあ。

「私が 誰かと つないだ手のその先で

 誰かが あなたの手をつなぎますように。」


直接じゃなくても、つないだその手が
また誰かにつながって
結局はつながるということかな。
最近そういう感想どこかで
書いた気がすると思ったんだけど・・
「仮面ライダーオーズ」の最終回でした!
(「つかんだ腕がまた誰かの腕とつながって
 結果、それがどこにでも届くのかもしれません」
 てほぼ同じこと書いてる。)

難しいテーマの重い話だったけど
役者さんの熱演で
毎週楽しませてもらいました。





深見洋貴   瑛太 
深見達彦   柄本明
野本(深見)響子  大竹しのぶ

遠山(三崎)双葉   満島ひかり 
三崎駿輔   時任三郎  
遠山(三崎)隆美   風吹ジュン
遠山(三崎)灯里   福田麻由子
雨宮健二(三崎文哉) 風間俊介 

日垣(深見)耕平   田中圭 
日垣由佳    佐藤江梨子 
日垣誠次    段田安則

草間五郎    小野武彦     















2011.09.15 Thursday 23:54 | comments(0) | trackbacks(13) | 
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ドラマ「それでも、生きてゆく」 第11話(最終回) 感想「光の方に向かって…」
それでも、生きてゆく---------。 今期、一番続きが気になったドラマの最終回。 初回を見たときは、重いテーマを取り扱う作品だなぁという感覚くらいしかなくて、視聴者を選ぶ作品だけど、ちゃんと受け止めて、描ききれば、すごい作品になると思ってました。
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2011/09/16 12:05 AM |
それでも、生きてゆく 最終話:光の方に向かって…
こう来たか・・・(へ ̄|||| )ウーム・・・ 被害者家族と加害者家族の二人。結ばれたら結ばれたで複雑な気持ちになるだろうけど こうゆうのもキツいなぁ。 双葉との未来を思い描いてたらしい洋貴だけど、双葉は悠里のお母さんに なる事を決意してたんですねー。 洋貴
| あるがまま・・・ | 2011/09/16 12:14 AM |
それでも、生きてゆく #11 最終回
『光の方に向かって…』
| ぐ〜たらにっき | 2011/09/16 12:19 AM |
「それでも、生きてゆく」最終回 長く心に残る最高のドラマ
「それでも、生きてゆく」、ついに終わってしまった、でもなんか中途半端な終わり方だった。 風間俊介さんが逮捕され、瑛太さんと満島ひかりさんは、やっと普通のデートをして思いを伝え合う。 普通に楽...
| 今日も何かあたらしいドラマ | 2011/09/16 12:21 AM |
それでも,生きてゆく
最終回の感想 
| Akira's VOICE | 2011/09/16 10:46 AM |
「それでも、生きていく」 第11話(最終話) 光の方に向かって・・・
 まぁ、この二人らしい最終回だったような・・・ 終わってみて、この物語は文哉でもなく、響子でもなく、やっぱり洋貴と双葉のものだったんだな〜と再確認したという・・・   ...
| トリ猫家族 | 2011/09/16 2:42 PM |
「それでも、生きてゆく」第11話(最終話)「私的に、だいぶ嬉しい」双葉(満島ひかり)
それでも、生きてゆく 第11話(最終話) 釣り船屋に藤村五月(倉科カナ)がやってきた。 文哉(風間俊介)が拘置所に移送され、責任能力アリと判断されてヨカッタと口にします。 しかし洋貴(瑛太)は「もう終わったんです」 何と申しますか、倉科カナは、気の
| 世事熟視〜コソダチP(気分は冥王星) | 2011/09/16 2:54 PM |
それでも、生きてゆく 第11話(最終回)光の方に向かって…
『光の方に向かって…』 内容 洋貴(瑛太)双葉(満島ひかり)の目の前で文哉(風間俊介)は、警察に出頭。 しかし、全く反省している様子がない兄・文哉を見て、 殴りかかった双葉は後悔していた。 あのとき、、、自殺を図った文哉を助けなければ良かったと。 だが、
| レベル999のgoo部屋 | 2011/09/16 5:22 PM |
『それでも、生きてゆく』 最終回
互いに思いを寄せながら、最後のデートをする洋貴と双葉に涙し、息子の気持ちを分かってやれない不甲斐なさに涙する駿輔に貰い泣きし、長い髪の女性が笑顔で愛おしいそうに我が子を抱く写真…それが母に抱かれる自分だと分かった文哉が泣き崩れる姿に涙腺崩壊。終始静か
| 美容師は見た… | 2011/09/16 5:33 PM |
それでも、生きてゆく
 ども。すべてが終わって、登場したすべての役者さんたちの演技が素晴らしかった、と思ったすももです。 役者さんたち、素晴らしかったと思います。特に、満嶋ひかりさん。彼女 ...
| FULL OF LOVE | 2011/09/16 10:46 PM |
《それでも、生きてゆく》★最終話
自首すると、警察署の前まで行って、押さえていた双葉の積年の感情が、爆発し文哉を殴りつづけた。そんな双葉を文哉から遠ざける洋貴。 手当が終わった拳をみながら、話す2人。 「悔しいです。 こんなのゆるせないです。 やっぱりあの時 助けなけりゃ よかった ごめん
| まぁ、お茶でも | 2011/09/17 6:41 PM |
それぞれの家族
ドラマ「それでも、生きていく」を見ました。 フジにて 木曜10時にやってました 非常に重い、 加害者家族と被害種家族の関係 じっくり、しっかりと描かれていく 映画のような重厚さありましたね ここで終わるかぁと 思ってしまう 1時間でのストーリーの巧さが光りま
| 笑う学生の生活 | 2011/09/21 10:55 PM |