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最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜 第1話

第1話




井原真人 (山下智久) は下町の葬儀屋 「 井原屋 」 の二男。
母親とは中学3年生の時に死別し、家族は父と四人の兄弟妹。

「 井原屋 」 は警察御用達の葬儀屋でもあり、
父・浩太郎 (蟹江敬三) で三代目。だが、真人は
子供の頃に周囲に “葬儀屋の息子” であることを
からかわれた苦い経験があり、家業の葬儀屋を嫌っていた。
そのため家業は腹違いの長兄・健人 (反町隆史) が
継ぐものと決め込んで早々に家から離れ、大学卒業後は
大手居酒屋チェーンに入社。現在は担当するエリアの
店舗の業績などを管理するエリアマネージャーとして、
本社から課せられた厳しいノルマ達成のために
従業員たちのケツを叩くシビアな仕事をしている。

ある日、真人はいつものように売上げノルマを
達成出来なかった店長を厳しく叱責する。
ところが翌日、その店長がビルから飛び降りて
意識不明の重体になってしまう。
自分が責めたことが原因で店長が自殺を図ったのではと
悔やむ真人。そんな矢先、実家で葬儀屋を手伝っている
妹の 晴香 (前田敦子) から父親が倒れたという連絡が入る。
そのうえ四代目として家業をついでいると思っていた
兄・健人が2ヶ月前に突然家出して失踪しているとの
衝撃事実も明かされ、真人は愕然となる。
弟の 隼人 (知念侑李) や妹の 桃子 (大野いと) も
病院に駆けつけ、久しぶりに家族が顔を付き合わせるのだが、
一瞬だけ意識を取り戻した父は、「 葬儀屋を閉めろ… 」
と告げると息を引き取ってしまう。


真人は兄が不在のため喪主を務めることになるが、
今まで疎遠にしていた父に対し素直に悲しみを抱けぬまま
葬儀を行う。数日後、仕事に戻った真人は意識不明の店長が
入院する病院を訪れるが、店長は息を引き取ってしまう。
父が死に際に残した言葉通り真人には葬儀屋を継ぐ
気持ちなど全くなかったはずだったが、遺族を前にした
真人は、葬儀屋 「 井原屋 」 として店長の葬儀を請け負う
決意をする。晴香や井原屋に長年勤めていた 田中 (大友康平)
の手伝いのもと真人は店長の葬儀を執り行うが、
遺族がふと口にした 「 どうして自殺なんか… 」
という言葉が気になり、警察署に店長が飛び降りた際の
状況を聞きに行く。するとそこで以前合コンで知り合った
婦人警官の 優樹 (榮倉奈々) と再会し…。


岩田と真人。

「そうだね

 人は必ず死ぬのに

 どうして生まれてくるんだろうね。」


『最悪の人生の一日

 俺の生きてきた26年間の人生で

 最悪の日。』

「分かってます 店長?

 代わりはいくらでもいるんです。

 このままだと クビになっちゃいますよ。」

『実はブラックな体質だった

 大手居酒屋チェーンのエリアマネージャー。

 これが俺の仕事。

 仕事で追い詰めるだけ

 追い詰めた店長が その日

 俺のせいで』


友達と合コンの話を電話でする真人。
彼女は今イギリスに短期留学中。

通りかかりに葬式をみかけます。

『死 それはいつも身近にあった。

 なぜなら 俺の実家は 

 葬儀屋だからだ。

 365日 24時間いつでも

 死の知らせを届ける

 電話がなりつづける。

 そう いつも人の死を

 待っていたのだ。

 子供の頃は当然

 ロクな記憶がない。』


死神とからかわれていた小学生時代。

『俺は五人兄弟の 二番目に生まれた。

 健兄 妹の晴香 弟の隼人 末っ子の桃子

 全員が一度くらいは 同じような

 思いをしたことがあるはずだ。

 次男で助かったと

 心から思っていた だけど

 ふと考えることがある。

 人は

 人は死に向かって

 生きているんじゃないか

 この世にオギャーと

 生まれた瞬間から

 いつ訪れるとも知れない

 死に向かって。

 ならば 人は

 なぜ生まれてくるのだろう。

 何のために 生きるのだろう。

 その答えを見つけるために

 人は 今を生きるのだろうか。』


電車のホームで手をあわせておがんでいる
女性をみかけ、飛びもうとするのを
手をつかんでとめる真人。

『とっさに 何か言わなきゃと思った。』

「諦めたら終わりだけど

 諦めなければ よかったって

 思える日が 必ず来るから ねッ」


真人は仕事で店長 長田を叱責。
外に霊きゅう車がみえて
 親指をかくす店長。

「霊きゅう車 親指隠さないと

 親の死に目に会えなくなるって

 言いますもんね。」

「ええ。」

「でも もしそれがホントなら 俺

 絶対 親の死に目に会えないな。」

「えッ?」

「ウチ 葬儀屋なんで。」

お店のカウンターにおいてある
「ご自由にどうぞ」と
かいてある飴のはいった箱。

「店長 これ無駄ですよね。」

「あッ お客さん

 意外と喜んでくれるんですよ。」

「売り上げを第一に考えてくれって

 言ってるじゃないっすか。

 俺 こういうきれい事

 大っ嫌いなんですよね。」

実家の葬儀屋の井原屋は
父と長女の晴香と従業員の田中さんで
やっていました。

5人も子どもがいてまともなのが
一人もいないという父。

「お父さん 今死んだら

 成仏できないね。」

合コン中の真人。
遅れてくる子は刑事ときいていたところに
あらわれたのがあのとびおりようとしていた
女性、優樹。

「とりあえず 元気そうでよかったね。」

乾杯して飲むことに。

優樹、酔いつぶれて寝てしまいました。
店でかりた台車に載せて優樹を運ぶ真人。

「ねえねえ 何で今の仕事 選んだの?」

「実家が嫌いだから」

「どんなとこが?実家 何やってんの?」

「普通のサラリーマン」

吐きそうというのでベンチでやすませて
水をのませました。

「なんかあったの?」

「今日は 大切な人の命日だったの

 5年前の今日

 あそこで亡くなったの

 死のうとしてたわけじゃないよ。」

「そうか。」

アドレス交換しようとしたら
真人に「あずあず」から電話。

「まさぴょんて〜」

とからかう優樹から
携帯をとりかえそうとしたら
投げられました。

「あたし黒帯なんです。こうみえて。

 嘘つき。」

「ていうかよ

 大体 合コン来て 彼女います

 なんて言うヤツいるか バーカ!」

「そうだよね 実は私もいるし」

「えッ!?」

「はい まさぴょん バーカ!

 でもまあ ありがとう。」

敬礼してかえっていく優樹。
岩田がすれちがって
そのあと笑顔で真人もみていました。

通りかかりに店の宣伝チラシをくばる長田を
みる真人。

翌朝、出社すると上司によばれました。
長田店長が今朝、飛び降りて
意識不明の重体らしい。

自分がひどいことをいったせいかと思う真人。

「誰のせいということはない。

 マニュアルに沿って 指導しただけだろ?

 見舞いは禁止だ。

 会社が訴えられでもしたら

 大変なことになるからな。」

真人が店長代理で店にでることに。
重い表情。

『最低の人生の日々は

 こうして 訪れた。』


居酒屋コロンブスで店長代理として
働く真人。
真人が無駄だといった
飴を喜んでもらっていくお客さん。

そこへアルバイトの面接にきたという
青年が。
今忙しいと出直すようにいっても
今すぐ働きたいとひきさがらないのを
無理にかえしました。

帰りに店長がくばっていた
居酒屋のチラシがおちているのを拾う真人。

そこへ晴香から電話。
父が倒れたそうで病院へ急ぎます。

「兄貴は!?」

「家出した。」

「また!?」

「今回は1ヵ月も戻ってこない。」

「連絡は?」

「電源切れてて。」

「そういうことは 俺に知らせろよ!」

「お正月だって帰ってこないし

 電話も出ないじゃん!」

「それとこれとは話が違うだろ。」

4年前。回想。
家を出る真人をはげましてくれた兄。

「頑張れよ 社会人。

 真人は 井原家初の 大学出なんだ。

 家のことは心配すんな。」

「兄貴はホント優しいよ

 何かないの? ホントは

 葬儀屋継ぐの嫌だったとかさ。」

「嫌でも何でも しょうがねえだろ

 長男なんだから。

 バカ 冗談だよ。

 別に嫌いじゃねえよ。

 母さんにも言われてたし

 俺のホントの母さんの方な

 お前は家を継がなきゃ

 フラフラするに決まってるからって。」

みんなで写真をとりました。
写真をとったあとさっさとひっこむ父。

「真人 おやじに声かけてけ。」

庭にいた父に声をかけました。

「俺 行くけど 今まで ありがとう。」

「中途半端なきれい事

 言うんじゃねえ。

 この家が嫌いなんだろ?

 だったら その面 二度と見せんな。」

病室にやってきた弟と妹。隼人と桃子。

父が目をあけました。

「真人 葬儀屋 閉めろ」

といって亡くなる父。

家に戻って葬儀のことを相談。
勝手がわからないけど
葬儀屋が他の葬儀屋にたのむわけには
いかないと自分が仕切るという晴香。
葬儀屋をいやだとおもっている桃子と
姉妹げんかがはじまり
止めようとする隼人。
だけどさらに庭にでてあばれる桃子を
ひっぱたく真人。

「いいかげんにしろ!

 親父が死んだんだぞ!」

泣きだす桃子をだきしめてやりました。

晴香が仕切って
お葬式をすることになり
葬儀のDVDをみて研究する真人。
おにぎりをつくりながら涙する晴香。

『翌日には 通夜を あっという間に終え

 悲しむ間もなく 葬式の日を迎えた。』

桃子の先生も葬儀にきました。

喪主として挨拶する真人。

「本日は お忙しい中

 井原浩太郎の葬儀に

 ご会葬くださいまして

 誠にありがとうございます。」

そのころ、兄 健人はは海のそばに・・。

葬儀にやってきた岩田。

真人の上司も葬儀にきてくれて
長田のことをきくと状態は
よくなっているとのこと。

葬儀のあとの親戚との会食で
葬儀屋をどうするのかと
きかれますが店をしめることになると
みんなにいう真人。

『親父は火葬場で焼かれ

 ただの灰になった。』

家に戻ったみんな。

家計は大赤字で仕送りや学費も
たいへんだったらしい。

従業員の田中さんにもやめてもらうことに。

「すいません

 ちゃんと悲しましてあげることが

 できなくて。

 井原屋に来たばかりの頃

 社長に言われました。

 残された人が

 ちゃんと悲しめるご葬儀をする

 それが私達の仕事だって。」

「そんな…

 いいもんじゃないです。」

庭のワンコにえさをやろうとしたら
庭に葬儀にきていた岩田がいました。

「親父の葬式に・・

 あの どちら様ですか?」

「ああ 岩田です。」

「岩田さん。 あの

 親父のお知り合いの方ですか?」

「ハサミあるかな?」

庭の植木を切らされました。

「これ 桜だよ。」

「そうですか。」

「盆栽 愛にあふれてるね。」

「えッ?」

「で 葬儀屋どうするの?」

「閉めます。」

「そう。」

「まあ 弟や妹のことは 何か方法

 考えなきゃいけないけど

 親父も潰せって言ってたし

 兄貴もいないし 俺 働いてるし」

「よくしゃべるね。

 ウチが嫌いなの?

 嫌いなら嫌いって

 ハッキリ言えばいいんだよ。」

「だって葬儀屋ですよ

 子供の頃から

 ロクな目に遭わなかった。」

「ああ。」

「俺 中学んとき スゲー仲いい親友がいて

 そいつ長いこと入院してて

 病気で死んじゃったんですけど

 で 俺その直後に病院行って

 そしたら 親父が来て

 子を亡くしたばかりの家族に

 営業してたんです。

 『ご子息のご葬儀は ぜひ私のところで』

 嫌な仕事だなって

 夜中にかかってくる電話も

 電話に出る親父の 神妙そうな顔も

 明け方に出かけてく姿も 線香の香りも

 何もかも嫌で嫌で たまらなかった。」

「あ〜。」

空には天使の梯子が。

「聞いてます?」

「そうだね

 人は必ず死ぬのに

 どうして生まれてくるんだろうね。」

「親父には 感謝してます。」

「何を?」

「ずっと一人で育ててくれて

 ありがとうって。」

「君はホントにきれい事言うね。」

「ホントにそう思ってます。」

「ムキになってる。」

「ムキになってませ。」

「ありがとうなんて顔してないよ。

「じゃ。

 あッ 遺言あった?」

金庫がないかといわれあけてみたら
遺書がありました。

「遺言

 もし私が死んだ場合

 事務的な手続きなどは

 全て長女の井原晴香に託す 以上。

 健人

 一生懸命 葬儀屋を 手伝ってくれたな。
 
 お前の家は ここだ。

 それを忘れるなよ。

 真人

 お前は勝手に生きろ。

 自由に生きろ。

 ただ 自分の人生が好きだったと

 思えるような生き方をしろ。

 晴香

 幼い頃 親の不注意で

 事故に遭わせてしまい

 後遺症を残してしまったことを

 心から申し訳なく思っている。

 隼人

 まっすぐに人を思うだけが

 能じゃない。

 桃子

 全てが手に入ると思ったら 大間違いだ。

 世の中には 道理というものがある。

 人は 死を嫌う。

 自分の大切な人が 消えてしまう死を。

 心から恐怖に思う。

 だから 葬儀屋は嫌われる。

 …葬儀屋は嫌われる。

 もし 私に 突然の死が訪れたとき…

 覚悟を持って この井原屋を

 背負ってやっていく者が いない場合は

 廃業してください。

 以上 井原浩太郎」


兄弟に遺言状をきかせる真人。
家業は廃業し、家計も苦しいので
隼人にも下宿をひきはらって
戻るようにいいました。

警察。
優樹を呼び出す木野原さん。
優樹の奈lくなったおじいさんも
刑事だったらしい。

長田店長が飛び降りた件で
上司によばれる真人。
厳しく指導したという記録を
かきなおすようにいわれます。

その夜、長田のお見舞いにいくと
容体急変し目の前で死亡・・。

やけ酒をあおる真人。

『最悪の人生の一日

 俺の生きてきた26年間の人生で

 最悪の日』

ふらふらしながらホームをあるき
ぶつかられておちそうになるのを
今度は優樹がたすけてくれました。

「どうした?」

ならんでベンチに。

「自殺・・。」

「俺のせいで。」

遺書がないなら自殺の原因は何か
わからないという優樹ですが
自分がおいつめたのにかわりないという真人。

「今できること見つけなよ

 まさぴょんは 勇気ある人だよ。

 ここで私助けてくれたじゃん。

 まあ 勘違いだったけど

 自殺しようとしてる人に

 あんなこと言うなんて

 普通なかなかできないよ。すごいよ。

 諦めないで見つけなよ。

 諦めなければ よかったって

 思える日が いつか来るって

 そう言ってくれたのは

 まさぴょんだよ。」

父の仏前にすわり父の言葉を
思い出しながら、大事なものの
はいった箱をあけました。

『へその緒 肩たたき券

 バースデーカード 似顔絵

 表彰状。

 親父は ありとあらゆる物を とっていた。』


「真人 自分の人生が好きだったと

 思えるような生き方をしろ」

真人は長田さんの霊安室へ。

「どちら様ですか?」

「井原と申します。」

「あなた・・。」

「葬儀社の井原屋と申します。」

この1件だけ葬儀をやりたいと
妹にいう真人。
田中さんも協力してくれました。

長田さんの家をたずねると
悲しむお母さん。

「結婚もせず 子供も残さないで

 あの子 仕事 つらかったと思うんですよ

 死ぬほど つらかったと思うんです。

 たった二人の親子なのに

 子供が親より先に死ぬなんて

 こんな親不孝なこと

 どうして自殺なんか。」

警察へやってくると優樹が対応。
いっしょにきてくれることに。

父がなくなったことを話す真人。

「大変だったんだ。」

「それが全然実感なくてさ

 社会人になってから ほとんど会ってないし

 涙も出ないんだよね。」

「そっか。」

長田さんの飛び降りたビルの屋上へいき
そのあと死亡現場のお供え物の中に
お店にあったあの飴が。
そばでみていた男の子をおっていき
屋上でキャッチボールをしました。
友也はいつも長田さんとキャッチボールを
していたそうで、飴もこの子がそなえたらしい。

友也の話をきいて落とした
ボールを探そうとして
あることに気づくふたり。

下におりて探すとボールをみつけました。
手袋をして拾う優樹。

そのボールをもって長田さんの
お母さんのもとへ。

「鑑識の結果 長田さんの指紋が

 このボールから見つかったんです。

 そして このアメが

 発見現場に備えてありました。

 これ あの子の好きなアメ

 長田さんは あの日曜日の朝

 友也君が… あッ このアメをお供えしていた

 小学生が住んでいる

 マンションの屋上に行ったんです。

 長田さんは 友也君を 待っている間に

 フェンスの向こうに落ちていた

 新品のボールに 気づいたんだと思います。

 そしてボールを取ろうとして

 指先にかすめて…

 つまり 事故死の可能性も

 あるということです。

 指紋が残された このボールは

 50パーセントの確率で

 自殺ではなく 事故死だったと示す

 証拠ということなんです。」

「だけど だけど俺は
  
 100パーセントだったと思ってます。

 長田さんは 事故死です。」

「葬儀屋さんが

 どうして そんなこと言い切るの?

 あなたが

 この子の何を知ってるの!?」

「店の前を 霊きゅう車が通ったとき

 店長 親指を隠してました。

 親の死に目に 会えなくなるからです。

 俺は 私は 嘘をついてました。

 長田さんを 仕事場で

 つらい目に遭わせていたのは 私なんです。

 自殺じゃないって思いたかった

 長田さんのためになんて 思いながら

 本当は 自分を守るために

 自殺じゃないっていう

 証拠を探したかったんです。

 申し訳ありませんでした。

 ホントに 申し訳ありませんでした。」


頭をさげる真人。

「知ってました。

 私・・会社を訴えようと思ってたんです。

 だから 同じ会社のあなたが 何をしてるのか
 
 見てた。」

「すいませんでした。

 長田さんの葬儀は 他の業者に…」

「今になって ほうり出すんですか?」

「ホントは ちゃんと最後まで見届けたいです。

 俺が長田さんにできるのは

 それぐらいしかないから。」

「それは 本心ですか?」

「はい。」

「だったら 息子の最後を あなたに預けます。

 あなたが葬儀をやってください。」

外に出たふたり。

「いろいろ・・」

「じゃあね」

と真人をポンとたたいて帰る優樹。

そして葬儀の前。
棺桶のふたをしめると
とつぜん外へ走りだしました。

居酒屋コロンブスへいって
あの飴をとってまた外へ。

あの飴を入り口におきました。

葬儀が始まります。
手をあわせて泣く友也。

息子の顔をなでる母。

「栄司 痛かったね

 痛いの痛いの 飛んでけーって。

 はい。」

最後に飴をのせました。

「さよなら。

 また いつかね。」

葬儀後、母からお礼をいわれる真人。

「悲しいです 私は ただただ

 悲しいです。この子

 ホントに そそっかしくて

 こうして 心から悲しめるのも

 あなたのおかげです。」

「はい。」

真人にも飴をくれました。

「ありがとう。」

真人深々と頭をさげました。
それをみて

「よかったですね。」という田中さん。

「はい。」と晴香。

その後、父の墓参りにいきました。

「それでは 遺族を代表して

 一言 ご挨拶申し上げます。」

箱に入っていた父の日の作文。

「父の日 2年3組 井原真人

 僕のウチは 葬儀屋です。

 僕のお父さんは 死んだ人を

 天国に送る仕事をしています。

 死んだ人の家族は みんな

 ありがとうって言ってくれます。

 葬儀屋の仕事は 大変です。

 朝も 夜中も お父さんは お仕事で

 出かけていきます。

 僕は お仕事をしている

 お父さんが 大好きです。

 だから将来は お父さんと一緒に

 同じお仕事をしたいです。」

「これ 小学校2年生の
 
 父親参観のときに読んで

 クラスのみんなにドン引きされた。

 俺 バカだったんだな。

 これがきっかけで

 いじめられるようになっちゃってさ。

 それでも あんときは

 スゲーなーって 思ってた。

 俺… 生まれて初めて 葬儀をやった。

 そんで ありがとうって言われた。

 全然 ありがとうなんて

 言われるようなこと してないんだけど

 全然 そういう意味じゃないんだけど

 ああ 親父は こういうふうに

 生きてきたんだって

 こういう人生を 送ってきたのかって

 そういう親父に 俺達は

 育てられてきたのかって。」


泣きだす真人。

「スゲーなーって。

 ありがとうって 心から思ってるよ。

 俺さ 今まで そういうとこ

 全然見ようとしてこなかったから

 これからは その分

 その分 ちゃんと見るから

 晴香のことも 隼人のことも

 桃子のことも

 兄貴のことも ちゃんと待つ。

 だから だから…

 親父の残した 葬儀屋を

 俺に継がせてください。」


後ろに岩田がいました。

「声かけてくださいよ。」

「死んでも

 その人の人生が

 消えちまうわけじゃないんだね。」


「どういう意味ですか?」

「そのうち分かるよ

 親父さん 成仏したね。」


また手をあわせる真人。

「逝ってらっしゃい。」

『もしかすると人は

 愛を知るために

 生きるのかもしれない。』


真人は家業を継ぎました。
田中さんも戻ってくれました。

お店の前に友也くんが。

「キャッチボールのおじちゃんは

 僕のお父さんだって。」

「えッ? お父さんて…」

「お兄ちゃん 許さない

 絶対に許さない!

 真人お兄ちゃん。」

友也はいってしまいました。

また仕事で優樹にあい
会社をやめたとう真人。

次の御遺体は・・

「昨日の夜 駅前で刺され

 出血多量で亡くなったご遺体です。

 恐らく20代男性と思われますが

 身元は不明です。」

なんとあのバイト面接にきていた子!




山P主演のヒューマンドラマ。

できれば父が生きているうちに
真人の言葉をきかせてあげたかった。
亡くなってからようやく気付くってことは
多いけど、あの作文を
ずっと大事にとっておくようなお父さんに
やっぱり生きてるうちにきかせてあげたかった。

葬儀をとりおこなうだけではなく
亡くなった過程や背景もさぐったりして
遺族の言葉で毎回泣かせたりするのかな、

今回は真人メインでしたが
今はバラバラにみえるきょうだい関係も
徐々にかわってくるかな。

なにげに深い言葉をつぶやく謎のおじさん
岩田さんがさすがの山崎努さんの存在感で
ドラマに重みをあたえてくれています。

何度もドラマ感想でかいてるけど
生まれたからには死ぬまで生きる、
というのが大事だと思ってます。



井原真人  山下智久
井原浩太郎 蟹江敬三
井原健人  反町隆史
井原晴香  前田敦子(AKB48)
井原隼人  知念侑李(Hey!Say!JUMP)
井原桃子  大野いと
坂巻優樹  榮倉奈々
長峰 潤  水上剣星
村内弥生  橋本真実
田中英輔  大友康平
香川夕子  磯野貴理子
川原達法  黄川田将也
木野原義男 塩見三省

岩田逸郎  山崎努
2012.01.12 Thursday 23:42 | comments(2) | trackbacks(17) | 
<< 相棒season10 第11話 | main | Betsucomi (ベツコミ) 2012年 02月号 >>
zebra (2012/01/19 9:48 PM)
先週 みましたよ。

葬儀屋は人間の人生が見えてくる仕事ですよ。

ボクの母が亡くなって四年になりますし、兄も亡くなって三年近くになります。葬儀の場は ホントつらかったです。兄はまだ42歳で亡くなるには全然若かったし・・・

 それに 人間の嫌な部分も見えてきたり聞こえてきたりも・・・

 亡くなった故人の親戚間での遺産相続問題や 宗派のちがいで もめたりすることだって。

 場をわきまえないひどい親戚の人なんか 堂々と葬儀の場で 周囲に聞こえるように 遺産の相続権の話をする者までいる始末。

 たぶんドラマでも そのシーン出るかもしれませんね。 みたくないんですけど。
honey (2012/01/20 4:38 PM)
zeburaさん、こんにちは。

それはひどい話ですね。
噂にはききますが
私が今まで参列した葬儀は
みな故人を偲ぶいいお葬式でした。
そういう部分をみなくてすんでいるのは
ラッキーなのかもしれませんね。









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| オタクと呼ばないで | 2012/01/13 6:35 AM |
最高の人生の終わり方〜こうして心から悲しめるのもあなたのおかげです。
 物事を表面でとらえてはならない。  その裏には隠された真実がある。  長田栄司(設楽統)の死がそうだった。  仕事を苦にしての自殺。  だが、真実は子供のボールを取ろうとしての転落死だった。  物事を表面でとらえてはいけないということは、葬儀屋の仕事
| 平成エンタメ研究所 | 2012/01/13 8:49 AM |
最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜
「僕、葬儀屋になります〜  恋あり、涙あり、ミステリーありのヒューマンホームドラマ」に、ミステリー要素も加わってたかな? 葬儀屋がドラマになるって「おくりびと」のヒットにも影響されたのかな? たしかに、それぞれがドラマだけど… 時代、ですよね。
| のほほん便り | 2012/01/13 8:53 AM |
最高の人生の終り方
初回の感想
| AKIRAのドラマノート | 2012/01/13 10:32 AM |
最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜 第1話
真人(山下智久)は、東京下町の葬儀店・井原屋の次男で、家族は父・浩太郎 (蟹江敬三)と4人の兄、弟、妹がいる。 真人は子供のころに葬儀屋の息子であることでいじめられて、家業を嫌っていた。 大学卒業後に大手居酒屋チェーンに入社し、エリアマネージャーとし
| ぷち丸くんの日常日記 | 2012/01/13 1:51 PM |
最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜 第1話〜榮倉奈々、今度はノーマル?
「最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜」 第1話 駅のホームで線路に向かって合掌してる榮倉奈々。 ムム? ”雅人”(ARATA・蜜の味)との『三親等変態禁断タブー愛』に疲れた榮倉奈々が世を儚んで自殺か!? 彼女の様子をたまたま目にした真人(山下智
| 世事熟視〜コソダチP | 2012/01/13 2:02 PM |
愛に溢れてるね
「人は必ず死ぬのに、どうして生まれてくるんだろうね?」クロサギかよ!山Pと山崎努は、いつも同じだからなデュークキタ━━(゜∀゜)━━ッ!!「デカワンコ」の時と、全く一緒やん...
| 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映... | 2012/01/13 7:41 PM |
愛に溢れてるね
「人は必ず死ぬのに、どうして 生まれてくるんだろうね?」 クロサギ かよ!山Pと
| 虎団Jr. 虎ックバック専用機 | 2012/01/13 7:42 PM |
《最高の人生の終わり方〜エンディングプランナー〜》★01
(岩田)「そうだね。人は必ず死ぬのに どうして生まれてくるんだろうね」 <最悪の人生の1日  俺の生きてきた26年間の人生で  最悪の日> ?分かってます 店長 替わりはいくらでもいるんです このままだとクビになっちゃいますよ? <実はブラックな体質だった、
| まぁ、お茶でも | 2012/01/15 9:00 AM |