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リトルバスターズ! 第17話「誰かにそばにいて欲しかったんだ」

第17話「誰かにそばにいて欲しかったんだ」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


二木佳奈多が双子であることを打ち明けた葉留佳はなおも話し続ける。

「双子の赤ん坊が生まれた後

 三人の親たちは おかしな決まりに

 我慢できなくなったらしいの。

 三枝晶は 三枝家に乗り込んで暴行をはたらき

 殺人未遂で逮捕された。

 犯罪者を出した三枝家のメンツは丸つぶれだった。

 怒った親戚たちは 

 双子の赤ん坊を取り上げて 親を追放した。

 そして私は三枝家に あいつは

 分家の二木家に引き取られた。

 その事件のせいで 

 二木家のほうが 

 三枝家を取り仕切るようになっていたんだよ。

 そして その後 驚くべき事実が判明した。

 私たちは 父親違いの双子だった。」

「父親違いの・・双子?」

「母親が 同時期に二人の男性と結ばれると

 ごく稀に 父親の違う双子が生まれることがあるんだって。

 つまり 私たちのうち どちらかが

 犯罪者 三枝晶の娘だったんだ。

 どちらがそうなのかは 三人の親だけが知っていた。

 でも追放した二人は 居所がわからなくなっていたし

 刑務所にはいった三枝晶は 口を開こうとしなかった。
 
 三枝家は親族会議を開いて

 双子のうち 犯罪者の子供ではない方を見極めて

 跡継ぎにすることにした。

 小さい頃から比べられて育った。

 どちらが先に字が読めるようになったか。

 どちらがしつけやすかったか。

 どちらが丈夫なのか。

 勉強やスポーツは。」

賢いのもスポーツができるのも佳奈多のほう。

「跡継ぎに選ばれたのは あいつだった。
 
 私は犯罪者の娘ということになった。

 そういうふうにきめられたの。

 それからは 疫病神みたいに言われたよ。

 ろくでなしの娘。

 穀潰しの役立たず。

 お前なんかいなければよかった。

 事業がうまくいかないときは 私のせい。

 寄り合いで陰口たたかれるのは私のせい。

 ごめんなさい ごめんなさい

 私のせいです。ごめんなさい。

 何かあるたびに 叩かれた。

 みじめな私は 

 優等生のあいつがいらつくことをしようって決めたの。

 わざと正反対なことをしてやった。

 イライラするあいつを見るのは楽しかった! 

 この学校には 三枝の監視役が送り込まれてる。

 だから!

 私が何かすると 毎週報告がいく。

 親戚たちが あいつに説教するんだ。

 お前の監督がなってないから

 アレがあんなことをするのだ。

 お前が不甲斐ないから

 アレが恥を晒すのだ!

 いい気味!!」

涙を流しながら叫ぶ葉留佳。

「私 家に居場所がなかったから

 この学校に来て 初めて自由になれた。

 仲間ができて 初めて楽しいって思った。

 なのに あいつがビラをまいたんだ。

 また ここでも居場所がなくなる。 

 嫌だ・・そんなの嫌だぁぁ!」

「なんて ひどい話だ。」

「私 わざと悪いことをしてきたんだよ。

 おまえみたいな悪い子は

 いなければよかったって言われて。

 こんな 私・・こんななら

 生まれてこなければよかったぁ!」


「そんなこと 言っちゃダメだ!」

葉留佳に近づいてもう一度言う理樹。

「ダメだ。」

「どうして・・。」

「そんな・・そんなの悲しいじゃないか。

 そんなこと言ったら・・。」

「そうだ!」

「僕も 似たような気持になったことがある。

 僕なんか いなければいいって

 投げ出しそうになった。

 その時 恭介が言ってくれたんだ。

 『自分で自分を否定していたら

  いいことはやってこない!』

 これまでのことなんて 

 もう関係ないんだ!」


「そうだよ。はるちゃんは 私たちの友達だよ。

 これからもずっと!」

「ずっと ずーっとですー!」

「私のこと・・嫌いに・・ならない?」

「なるか!!」

「我々を みくびってもらっては困る。

 くだらぬ大人どもとは違うんだよ。」

「私 三枝さんがいると ほんとに楽しいです!!

 明るく陽気で みんなの中で

 一番の・・え〜え〜と・・一番の・・」

「ムードメーカー。」

クドの言葉を受け継いでこたえる謙吾。

「そう!ムードメーカーなのです!」

また涙があふれる葉留佳。

「嘘だ。みんな 優しいから 嘘をついてる。

 ほんとはお前なんか

 いらないって思ってるでしょぉ!?」

「思うもんか!」

「思っているわけがありません。」

「信じろ。私たちを。」

「へっ。お前らしくもねぇぞ 冴えないイルカ。

 俺のカツ丼くっちまった悪党はどこいった?

 お前が元気に笑って悪さしねえと

 調子でねえじゃねえか!ほれ!

 また ケンカしようぜ!ほれ!」

とビー玉をさしだす真人。

暖かいみんなの言葉に
涙をながす葉留佳。

「私 誰かにそばにいてほしかったんだ。

 誰かに うん そうだねって

 言ってほしかった。」


「三枝。今 俺たちがそばにいる。

 お前は リトルバスターズの仲間だ。

 お前が欠けたら困るんだ。

 俺たちには お前が必要だ。」


恭介・・!

「ここが 三枝さんの居場所だ。」

号泣して来ヶ谷さんにしがみつく葉留佳を
やさしくなでてあげる来ヶ谷さん。

『それから 恭介の掛け声のもと

 僕たちは野球をした。

 三枝さんに 笑顔が戻るまで。

 ここが 三枝さんの 居場所なんだ。』


葉留佳も笑顔になりました。

「約束だよ。

 もう 自分なんかいらないって

 言わないって。」

「ごめんね。もう言わないよ。」

「そういうときは ごめんね じゃなくて

 ありがとうだよ。」

「うん。ありがとう。理樹くん。

 ありがとう。みんな。」

そこに佳奈多が!

また泣きそうになる葉留佳。
前にとびだしていく鈴。

「あのビラ お前がやったのか?」

「そうなんだな?」

「さあ どうかしら。」

「人でなし!」

「うん。知ってる。私は 人でなしだわ。

 だから どんなことでもするの。」

「ええっ?」

「どうやら あなた 内輪のことを

 その人たちに話したようね。

 忠告しておくけど 友達とやらを

 トラブルにまきこまないように気をつけなさい。

 トラブルメーカーだから。」

「よけいな お世話だ!」

「君がなんと言おうと 三枝さんは

 リトルバスターズの 大切なメンバーだ。

 君こそ 嫌われものだ。」

「あら それは光栄ね。

 私は 誰かさんと違って 弱くないの。

 みんなに憎まれようと なんとも思わない。」

と行ってしまい、悔しそうな葉留佳。


CM


鼻歌を歌いながらケーキが焼けるのを待っている葉留佳。
ドアの前では葉留佳の噂をする女子生徒たち。

「カーッ!!」

鈴が威嚇ww

「ちょっと待ったぁ!」

と葉留佳がでてくると女生徒達は逃げていきました。

「ありがとう。

 でも 私ならもう 大丈夫だよ。

 鈴ちゃん。」

「でも・・。」

「ていうか シフォンケーキつくってるんだ。

 ごちそうしちゃうよ。」

なんかくずれてばらばら・・。

「どう・・かな。」

「いただきます。」

鈴と理樹はパサパサだと思いながらも
口では「おいしいよ」と言いましたが・・
表情みてたらわかりそうな・・。

葉留佳は料理がダメなんだけど
卵料理だけは得意なのだそう。

「卵を扱わせたら世界一!

 ケーキに卵焼き 目玉焼き

 特に シフォンケーキ!

 ささ もっともっと!」

にっこり笑う葉留佳。

「なんかさ 嬉しくて こういうの。

 私 今まで 友達とか いなかったんだ。

 三枝の家ではろくに学校も行かせてもらえなかったから。」

「そうだったんだ。」

「集団生活というものに いまいち慣れてないからさ

 空気読めてないっていうか 失敗ばっかり。」

「大丈夫さ これからは。」

「うん。」

「ほんとに 私 ダメな子で 自信ないんだ。

 でも みんながいてくれるから

 自分で自分を否定しないで

 頑張ろうって 思ったんだよ。」

「うん。」

「だからね 決心したんだ。

 三枝晶に会いに行くよ。」

「えっ?三枝晶って・・。」

「あいつ ずっと刑務所にいたんだけど

 この間 出てきたんだ。

 つきとめたんだよ。

 会ってたしかめるんだ。

 私がどっちの父親の子なのか。

 今まで証拠もないのに 

 きめつけられてきたんだもん。

 大丈夫だよ。もし自分が

 ほんとにハズレだってわかったら

 それであきらめがつくもん。」

「それで 三枝さんが 納得するなら。」

「あいまいなのが もう 我慢できないの。

 自分の父親がはっきりしたら

 もやもやもおさまると思うんだ。」

夕方、いっしょにいく理樹と鈴。

「ついてきてくれてありがと。

 やっぱり ひとりでいく勇気なくてさ。」

「大丈夫?」

住所のメモの場所につくと
そばのアパートから出てきた男は
あの写真と同じ顔。

あとをついていき
公園のベンチにすわって酒を飲む三枝晶に近づく葉留佳。

「三枝 晶・・そう・・だよね?」

「なんのこった?違うな。」

「違わない!

 写真でみたとおりだ。

 ごく潰しで ろくでなしの役立たず!」

「なんだと?!」

「私 葉留佳だよ! わかるよね!?」

「あっ。」

「あんたにききにきたんだ。

 私の父親は・・誰?

 ねえ おしえて!おしえてよ!」

答えない。

「あんた・・なの?」

「帰れ!さっさと失せろ!!」

酒ビンを投げつける三枝晶。
涙を流して走って行ってしまう葉留佳。
鈴がおいかけていきました。

理樹は三枝晶のほうへ。

「三枝さんは長い間 つらい思いをしてきたんです。

 苦しんだ挙句 本当の父親を知りたいと思った。 

 お願いします。教えてあげてくれませんか。」

「それを知って どうしたいんだ?

 本当のことをしったって

 何のためにもならない。

 何も 知らねえほうがいいんだ。」


葉留佳をとめる鈴。

「私 あんな男の娘だってことになってるんだ。
 
 あんなのが 本当に私の・・。」

「ち 違うかもしれない!」

そこへ理樹もやってきました。

「もしかしたら 二木さんは 知っているんじゃないかな

 本当のことを。」

「かもしれない。

 あいつは 時々 刑務所にいっていたから。」

「きいたら・・」

「答えるわけないよ!!

 今の状態が あいつにとって

 都合がいいんだ!

 知ってたって 答えるわけないんだ!

 私 知りたいよ。ほんとのことが。」

夜。
自販機でジュースを買いにきた理樹。

『三枝晶の娘が 本当に三枝さんなのか。

 もしかしたら・・』

帰る途中に佳奈多を目撃。
車の中にいる老婦人に

「御言葉ですが

 私はビラまでまくのはやりすぎだと・・」

という佳奈多をビンタする老婦人。

「いってちょうだい。」

車がでていきました。

「死ねばいいのに。」

とつぶやく佳奈多。

「今のは 三枝家の?」

「本家がここまで来るのは 珍しいのよ。」

「あ あ・・。」

「何?そんな顔して。」

「いや 答えてくれると 思わなかったから。」

「あの人たち 世間体が何より大事だから

 父さんが出所したせいで ピリピリしてるのよ。」

「今日 三枝晶に会ったよ。

 三枝さんといっしょに。」

「そう。」

「そうって・・それだけ?」

「それ以外に 何を言えと?

 葉留佳に同情?

 あなたも親切なことね。

 あの子を憐れんでいるのかしら?」

「憐れんでなんかいない。

 そんな言葉は 口にしないでほしい。」

「そうね。謝るわ。

 ただ あの子の依存心と優柔不断は 並大抵じゃないの。

 生半可な同情なんかで関われば

 かえってあの子に・・。」

「聞いていると 

 二木さんは三枝さんのことを

 心配しているみたいだ。」


「直枝理樹。

 あなたは 

 人生は不毛なゲームだと思わない?
 
 幸せの量は 一定だと思う?」


「え?」

「この世に存在する幸せと不幸は

 総量がきまっているとする。

誰かが幸福になれば 誰かが不幸になるゲーム。
 
 誰もが 自分が一番不幸だと思っている。

 自分が不幸なぶん

 誰かが幸せな思いをしていると思っている。」


「ひょっとして 君も 二木の家で・・
 
 不幸・・なのか?」

答えずに去っていく佳奈多。

「君は 三枝さんの父親が

 どっちなのか 知っているんじゃないかな?

 だったら 教えてあげてほしい。」

「なんのために?」

「三枝さんはもがいているんだ。」

「だから あなたが

 無神経なことを 私に頼むの?

 それで あの子を

 救ってあげるつもりなの?

 他人を救いたいなんて

 何様なのかしら。」


「あっ・・僕は・・

 誰かの助けになりたいと思っただけだ。

 昔 僕が 助けてもらったように

 誰かが苦しんでたら

 力になってあげたいと思う。

 でも 君のいうとおり

 三枝さんを助ける立場に酔う気持ちが

 僕の中にあるのかもしれない。

 誰かが誰かを救うなんて 傲慢なのに。

 僕は 無神経だった。

 ごめん あやまるよ。」


と帰っていく理樹。

クドが目をさますと夜遅くにもどってきた佳奈多。

ベッドにはいった理樹。

『僕たちは 見えない何かと

 戦っているのかもしれない。

 三枝さんも二木さんも

 人間が作り出した見えない鎖に

 雁字搦めになっているんだ。

 いったい どうすれば その鎖から、

 自由になれるんだ』


翌日。
また笑顔の葉留佳がやってきました。

「理〜樹くん また私のことで悩ませちゃってる?」

「あ いや・・。」

「とりあえず 考え事を お休みしよ。

 シフォンケーキ 焼いてきたからさ。」

「あ・・うん。そうだね。ありがとう。」

「食べて食べて。」

「おいしい。こないだよりおいしいね。

 生地がしっとりしてる。」

「こない・・だ?」

とケーキを落としてしまう葉留佳。

「三枝さん どうしたの?またいたずら?

食べ物を 粗末にしちゃ・・。」

しゃがんで理樹に目線をあわせる葉留佳。

「ねえ 理樹くん。あたしのこと・・好き?」

「あ・・。」

たちあがる葉留佳の見る先には
もうひとりの葉留佳。
こっちが本物。

「あ・・。」

「二木・・さん?」

にやっと笑う佳奈多。




三枝家、最悪ですね。
名門なおうちには生まれたくないものだ。
家名のために子どもをいためつけるなんて
三枝家も二木家もくるってる。
へたにこんな家の跡取りに選ばれて
一生しばられるより、追放してもらった方が
幸せにみえます。

葉留佳も佳奈多も不幸にみえる。
リトルバスターズの仲間がいるから
葉留佳はなんとかなりそうと
思っていたのに事情はさらに複雑そうで。
佳奈多もかえてあげなきゃダメなのかも。

いろいろ言ったり行動したりするのは
理樹だけどそのもともとの土台には
恭介がいるんだなと思いました。
やっぱり恭介が好きだなあ。




直枝理樹  堀江由衣
棗鈴    たみやすともえ
棗恭介   緑川光
井ノ原真人 神奈延年
宮沢謙吾  織田優成
神北小毬  やなせなつみ
三枝葉留佳 すずきけいこ
能美クドリャフカ 若林直美
来ヶ谷唯湖  田中涼子
西園美魚  巽 悠衣子
笹瀬川佐々美 徳井青空








2013.02.04 Monday 17:01 | comments(0) | trackbacks(1) | 
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