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まおゆう魔王勇者 第10章あの人が置いた布石が、いよいよ意味を持ってくるのか」

 第10章「あの人が置いた布石が、いよいよ意味を持ってくるのか」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


メイド姉の演説がきっかけで
中央にケンカをうったことに。

農奴の心に火をつけ 奴隷扱いしていた地主への
反乱めいた騒動もおきているよう。

あの演説で、南部諸国の状況は大きく変わることとなり
民は独立を希望し、それに対し王家がどう向き合うのか。

「農奴の解放しかないでしょう。

 わたしたちは 民と共にあるべきです。」

馬鈴薯のおかげで不要可能な人口は倍増したので
大丈夫だけどそれはすなわち中央への反逆で
戦争になればひとたまりもない。
でも冬の国を滅ぼせば、魔族から身を守る盾を
失うことなるから、
すぐに攻めてくるようなことはしないだろうし
各地の貴族に分散された軍事力を終結させるにも
半年はかかるはず。

そのとき突然

「ダメだ」

という勇者。

「そもそも 中央っつーか教会?っつうか

 聖王都がやってることって 何なんだ?」

「精霊の御名の下 世界を一つにすること

 と言えばきこえがいいが

 真の目的は 富の独占。

 富だけでなく 知識も 人気も権力も。」

「そして 閉じられた環境下で

 他者からすいあげることによって

 階層構造をつくりだし それを永続化させる。」

「だから 世界全体が

 豊かにならないんじゃないでしょうか。」

「どういうことだ?」

「当主様はおっしゃってました。」

「富を溜め込むのっては お金持ちにはなれても

 豊かにはならないんだ。

 お金を渡して使ってもらう。

 物もお金も澱みなく太く流れる事が 豊かなんだよ。」

と言っていた魔王。

「それなのに。」

「教会は富を溜め込むために

 自分たち以外の人を貧しいままにしている・・か。」

「じゃあ どうすりゃいんだ?

 何がどうなれば いい方向に向かうんだ?」

そこへメイド妹がはいってきました。

「悩んだときは〜 甘いものがいいよ。

 きいちごパイと 洋ナシパイ!

 2つあるから 選べるよ」

それをみてアイデアがうかんだ勇者。

青年商人と会計。

「あの湖畔修道会を?」

「はい。中央とは別の 

正統なる光の精霊新興教会として

 国家宗教に定めると。

 はっはっはっは・・。

 まさか そんな手でくるとは。

 でも あの人ではありませんね。

 こんな やぶれかぶれっぷりは・・

 勇者ですか。あっはっはっはっは

 いや 実に傑作だ。」


「中央教会の最高会議は 

 凄まじい荒れ様だったそうです。

 まあ 中央教会の圧倒的支持は揺るがないでしょうが

 それより 気になるのは・・・」

「農奴の解放を。

 羊皮紙ではない?しかしパピルスともちがって

 極めて上質な手触りだ。

 文字は 判子の様だ。」

「寸分たがわぬものが かなり広範囲に

 配られているもようです。

 その数 推定3000枚。」

「3000枚?!これを?」

まおうの言葉を思い出す商人。

羊皮紙に変わる核心的な筆記資財。

「あの人がおいた布石が

 いよいよ 意味を持ってくるのか。」


商人以外の十人委員会は
大司教派が3名 三国派が2名 後は全員中立派。

「彼らの資産状況を把握してください。」

「はい。」

小麦の価格は中央諸国の景気低迷により
価格が2ポイントの上昇で売れば利ざやが入るけど
今は買いだという青年商人。
鉄鉱石、木炭、銀も不自然にならない程度に最大限の買い。

「目的は買い付けることではありません。

 金貨を売ることですよ。」

冬の国への流入者は思ったほど増えず
文字が読めない農民でも
歌なら難しい言葉もおぼえてくれるので
吟遊詩人に新しい教えを歌ってもらえば・・
とはなしているとメイド姉が意見を。

「あの たぶん 教会の人たちは

 こちらの教えをつたえる人たちを

 罵倒してきますよね。

 うそつきだとか 悪魔の使いだとか」

「わたしたちは 教会を非難したりしない方が

 いいと思うんです。

 信徒のほとんどは 

精霊様を素直に信じているだけ。

 醜い争いを起こして巻き込んでも

 いいことはないはずです。」

「では どうやって

開拓民たちを勧誘するのですか?」

「こちらのいい所を 前に出すんです。

 南の大地は 未開拓で苦労もあるけど

 希望もありますよ。

 農奴制度なんかなくて

 誰でも頑張れば実りが得られて

 しかも租税はかなり安いですよ。

 これは 精霊様のくれた

 大きなチャンスですよって。

 そんなふうにうたってもらえば

 たくさんの人たちが

 集まるのではないでしょうか。」


「夢見がちな理想論を唱えるのかと思えば

 いやになるほど冷静な現実を

 武器として持ち出すな。」

青年商人は生産物買取証書をつくっていました。
来年の食料の買い取りを約束して
代金を先に支払う先物取引の準備。

来年の初夏には契約した量の小麦は必ずそろえてもらう。
凶作で相場が上昇していれば、小麦が安く手に入る。
中央が異端告発している以上
戦争になる確率は高く、仮に回避されても問題はない、
人為的な枯渇を作れるから相場は下がらない。

「狙いは一つ。中央諸国の貴族たちに

 来年の小麦相場の事を考えさせるのです。

 初夏になっても 自由にできる小麦が少ないうえ

 手元にもほとんどない。そんな中で小麦が高騰を続けていたら

 本当に高騰している必要はありません。

 そうなったら困ると思ってもらうだけで

 その不安は利益になります。

 証書を発行して どんどん金貨を渡しましょう。

 そして今後に備えて 同盟の本部を移動します。」

「南部三国に近い 湖の国あたりにしますか。

 あそこには 湖畔修道会もありますし。

 楽しい 舞踏会の始まりです。

 中央貴族の皆さんんには

 長い冬を味わってもらおうじゃないですか。

 買い 売り 交換する

 このワルツの響きが 大陸を満たすまでね。」


開門都市では馬鈴薯と塩が不足しているようす。
岩塩豊富な極光島が奪還されたのは痛かったと
はなしているところにやってきた火竜公女。

「宰相殿は蒼魔族をご存じかえ?」

「歴代もっとも多く魔王を輩出した大氏族にして

 人間界に対する征服欲が最も強い強硬派の一族。」

「その蒼魔族が この開門都市で

 秘密裏に人間に接触してると言う噂があるのです。」

青年商人の作戦のせいで小麦の価格が異常に上昇。
ここから先は潮目次第。
大司教派の委員はこれ以上の買いしめには
難色を示すだろうから、黒の手をまわして
2週間ほど現場を離れてもらうことに。

「ギリギリまで 物資の買い付けを装いましょう。

 それで 2週間は突っぱります。

 ワルツの調を止めさせはしない」

青年商人からかつての仲間に届いた手紙によると
聖王都では小麦が急騰し
その影響にで他の食料も値上がりを始め
それに対して領主は定価販売を義務付けたけど
穀物商やパン屋は破産を恐れて
店を開けない事態に。
一方で、貴族や領主は生産物買取証書を使った先物取引で
金を集めているようす。

これは明らかに仕掛けられた戦いで
中央の全国家ではあらゆる物が高騰しているので
いくら貴族たちがお金を貯め込んでも
物資が調達出来なくなり
経験した事のないような激しい物価上昇がおき
そうなれば、まだ価格の上昇していない南部三国で
大量の物資を調達する事になる。
それに巻き込まれたら、国の経済は破綻。

「これは未曽有の危機です。

 道を誤れば 国が傾きます。」

「対処方法はあるのか?」

「まず第一に 関税です。

 小麦を中心に 南部三国の中から

 外へ品物が出て行く場合に限って 税金をとります。

 小麦でも馬鈴薯でも 国外に持ち出す場合は

 荷馬車一台につき 金貨10枚。

 この 関税をかけなければ

 我々の食料は 全て中央に買い上げられて

 冬に飢えることになるんですよ。」

「さて あなたのいる南部三国側は

 どうでますか。期待していますよ。」

と手紙を送った商人。

そこへやってきた火竜王女。

「さて どうしてここに?」

「あなたさまにあいに。」

「どうやって居場所を?まさか勇者ですか?」

今回は自分の事情なので
居場所は通りすがりの魔法使いに
探知魔法をかけてもらったとのこと。

公女は塩を必要なだけ注文。

「この注文をこなせるのは

 あなたさましかおりません。

 塩は 魔界では貴重品。
 
 これを融通していただきたい。」

尻尾も角もあるのにうまくここまでやってきた公女をみて
「もしかしたら 世界で一番最初に損得では
 割り切れないものを見つけるかもしれない」
という勇者の言葉を思い出す商人。

「あなたの存在が 

割り切れぬものに繋がるかもしれません。

 わたしたちは 

知らな過ぎるのではないでしょうか。」


「なにを?」

「おそらく 互いを。」

メイド長の回想。

「マイマスター!

魔王になるって 本当ですか?」

「ああ〜うん」

「意味わかってるんですか?

 冥府宮に入るんですよ?
 
 歴代魔王に 意識も体も乗っ取られるんですよ?」

「乗っ取りではない。汚染だ。
 乗っ取りなら 元に戻る方法もあるかもしれないが

 汚染にはその方法がない。」

「よけいに悪いじゃないですか!」

「いやあ 汚染されても私は私だ。

 最後まで 私の罪は私についてまわる。」

「欠点にしかきこえません。」

「落ちつけ。汚染には時間がかかる。

 だから 冥府宮にはちょっぴりだけ入って

 すぐでてくる。」

「それじゃあ 魔王の戦闘能力が身につきませんよ。

 そんなのでどうやって 魔界を統治するんですか?」

「統治には 暴力なんて使わない。」

「それじゃあ 何で・・。」

「私の運命に出会いたいんだ。

 ほら。」

そう言って魔王が本を開くと
人間の男の子の赤ちゃんの姿がうかびました。

「勇者だよ。

 この世界にたったふたつの生きる特異点。

 15年もすれば かっこよくなるだろう。

 会いたいんだ。

 勇者となったこの子に。」


「魔王を殺しにくる存在ですよ?」

「それがいいんじゃないか。

 遠い遠い ふれあえないはずのところから

 私に会いにきてくれるんだよ。

 そりゃあ 手にした剣は

 私を殺すためかもしれないけど

 殺される前に こんにちは 

 くらいは言えるだろう。

 奇跡でもおきたら 

 あの黒髪に触れさせてもらえるかもしれない。

 あれはきっともふもふしてて

 くしゃくしゃにすると 幸せだぞ。」


「正気じゃありません。」

「それが 私が持っている

 唯一のチャンスだと思う。
 
 見た事がない未来を見るための。
 
 この図書館におさめられていない

 物語を読むための。

 運命と出会うための。」


冬寂王に届いた中央からの宣戦布告。
同時に教会からは破門状が。

関税を決定したことで、中央は当てにしていた
穀物類を買えなくなった、その結果としての宣戦布告。

開戦は10日後。

「くそ!戦いたくはないのに!

 こんなのが 

 あいつの目指したものであるはずがない!」

「こんな結末だなんて ありえない!

 ああもう!
 
 なんであいつは 

 こういうときに いねえんだよ!」


あの丘のむこうにあるものがみたいと
いっていた魔王。

「冬寂王 どれくらいだったら

 被害を出さず戦える?

 犠牲は出したくない。

 味方にも 中央の軍にも。

 これは甘さじゃない。今後の展開上 必須だ。」

「天候次第だが。」

「雪か。」

「おそらく4週、早ければ2週もちこたえれば

 雪が降るはずだ。」

「できるか?」

「ひきうけよう。

 この名にかけて。」

「うん。」



青年商人が世界をひっかきまわしてる。
戦争が目的でないことは確かでしょうが
勇者と魔王が望むような方向に
むかっているのでしょうか。
教会と中央の国はちょっとやそっとでは
考えがかわらないだろうけど
戦争で苦しむのは結局庶民だし。

魔王はなかなか戻ってきませんが
中で汚染されちゃってるのでしょうか。
本当にこんなときこそ魔王にいてほしい。

魔王はずっと勇者とあうのを
待っていたのか〜。
ロマンだな。


魔王/小清水亜美 
勇者/福山潤 
メイド長/斎藤千和 
メイド姉/戸松遥 
メイド妹/東山奈央 
女騎士/沢城みゆき 
青年商人/神谷浩史









2013.03.19 Tuesday 15:50 | comments(0) | trackbacks(3) | 
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前回の総集編が本当に駄肉無駄だったというか、今回は断片を何の脈路もなく繋ぎあわせたものを見せられた印象でした。メイド姉の演説が農奴開放に火をつけたり青年商人が先物取引を思いついて聖光教会や教会派貴族を相手に仕手戦を仕掛たり魔界側の強硬開戦派が隠密裏で
| ボヘミアンな京都住まい | 2013/03/24 8:25 AM |