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半沢直樹 第1話

 第1話



銀行の面接をうける半沢。

「この産業中央銀行で働くことは 私の夢でした」

「いや しかし銀行はうちだけじゃないでしょう」

「いいえ  こちらでなければダメなんです

 実家が小さな会社をやっております

 私が中学のとき 取引先が倒産して

 うちの会社も つぶれる寸前まで追い詰められました

 何とかします 何とかしますと

 そう言って必死に頭を下げる父の姿は

 今でも目に焼き付いております

 その数日後

 父は過労で倒れ 他界しました

 父の死後メインバンクだった地元の地銀は

 いち早く融資を引き揚げ 母と従業員を苦しめました

 そのとき私達を救ってくださったのは

 それまで つきあい程度しか取り引きをしていなかった

 こちらの産業中央銀行です
 
 御行は 父が残した工業用部品の将来性を正確に見抜き

 融資して救ってくださいました

 父の工場は 母が引き継ぎ

 今でも どうにか続けていくことができております

 ですから私はぜひとも御行に入って

 その恩返しがしたいと思っております」

「分かりました 面接は以上です

 明日午前0時までにご連絡がない場合

 ご縁がなかったということでご了承ください」

「分かりました」

そして結果は合格で入社式。

席をひとつはさんですわっていた渡真利が
声をかけてきました。

「やっぱりね

 君は絶対に受かってると思ってたよ

 俺は渡真利忍

 君達 慶応の体育会だろ?

 俺も同じ 慶応の経済」

「体育会剣道部の近藤直弼です」

「君は 半沢直樹 だよね?

面接んとき覚えちゃったよ」

「よろしく」

「はい よろしく」

「ちなみに 俺は プロジェクトファイナンス志望

 バンカーになったからには

 何千億って金を動かして

 未来を左右するような大事業に関わりたいと思ってる 君は?」

「俺は銀行員として社会の役に立てるなら

 部署は どこでもいいかな」

「おお ご立派 半沢は?どこ志望?」

「俺は もっと上に行く」

「えッ?」

「上に行って やることがあるんだ」

そして現在。
副支店長 江島に責められる。

「分かってるのか?5億だぞ 5億!

 半沢 お前のせいで損失したんだ

 何だ その目は?突っ立ってないで
 
 支店長に土下座の一つもしたまえ!」

「あッ あの…」と半沢の部下の中西。

「早くお詫びしろ!」

「話が違います あのとき全ての…」

「もういい

 今は責任のなすりあいをしているときではありません」

と支店長の浅野。

「私の土下座でご満足いただけるのなら

 いくらでもします

 ですが 今は一刻も早く事態の真相を突き止め

 5億を回収することが先決だと思いますが」

「開き直るつもりか?」

「君の言うとおりです 半沢融資課長

 何としても5億 回収してください

 もし できなければ…」


『関西地方の支店は およそ50店舗あり

 中でも この大阪西支店は 大阪本店 難波店 船場店と並ぶ

 4大支店の一つである その大阪西支店に

 半沢直樹が着任して 2年

 今 最大の窮地を迎えようとしていた』

融資を頼まれる半沢。

「大口の取引先の井端工業がつぶれ

 うちも時間の問題だと 

 メーンバンクの関西シティが突然 融資を断ってきまして

 いや まだそれだけならいいんですが

 前回融資してもらった5千万まで当座から強制的に取り上げられて

 このままでは うちは今月確実に不渡りを出します

 どうか どうか力をお貸しください」

「牧野社長この内視鏡用ソケット

 特許申請してますか?」

「こちらになります」

「はい こちらです 昨日 特許庁から認可が出まして」

「製造現場を見せてください」

「はあ?」

工場にはいっていく半沢。

「こんにちは」「こんにちは」

「どうぞ」

「ほとんどが手作業ですね」

「開発の試作機を作る現場なので

 量産が決まればある程度はラインに乗せます」

「しかし こうチマチマといちいち手作業で行うとなると

 人件費も膨大だ」

「あえて そうしてるんです」

「ほう」

「うちの製品は手で触れて 目で見て

 音を聞かないと分からない感覚が大事なんです」

「牧野さん 作業の自動化が融資の条件だと申し上げたら

 どうします?」

「それは…また 他の銀行を探すまでです

 これは 私のポリシーだ

 これだけは譲れません!」

「チタン製のエンジンバルブですか?」

「ええ 極限まで軽くて丈夫なものをと

 海外のF1チームから頼まれて特別に作ってるものです」

「そうですか」

「手作業で これだけ正確にチタンを切削する技術は見たことがない

 素晴らしい熟練工をお持ちですね 

 コンピューターには限度がある

 そのポリシー大切になさってください」

「では…」

「バンカーとして ここですぐに

 融資のお約束はできない決まりです

 稟議が通るまでは

 ですが 最善を尽くします」

「ありがとうございます
 
 ありがとうございます!ありがとうございます」

「ただ一つ 条件があります

 この特許は甘すぎる

 物質名と使用用途が固定しすぎています

 これでは少し変更を加えただけで

 同じような効果を簡単に盗まれる

 すぐに作り直しましょう」

「はい はい…ありがとうございます」

銀行の会議でその報告をする半沢。

「マキノ精機に3千万の融資だ?」

「はい」

「あそこがつぶれるのは時間の問題だろ

 3千万 ドブに捨てる気か?」

「いいえ 私は そうは思いません

 彼らはその類まれな技術でチタン製の

 内視鏡用ソケットを開発しました

 それにより患者への負担が大幅に軽くなる

 超軽量内視鏡カメラの製造も可能にしています
 
 特許も すでに取得している

 近い将来 マキノ精機は必ず持ち直します」

「分かっとらんな 先のことなんてどうだっていいんだよ

 期末まであと1週間しかないんだぞ 1週間

 本部から言われた目標融資額100億円を達成するには

 あと5億足りないんだ たかが3千万程度のちっぽけな融資じゃ

 焼け石に水なんだよ!」

「ちっぽけ?

 そう考えるのは悪しき銀行の勝手な論理というものでしょう

 融資を受ける側にとっては生きていくために…」

「半沢君

 目標額まであと少しのところまできたのも

 融資課長としての君の功績が大きいと私は思っています

 だからこそ あとひと息君の力を貸してもらいたい

 融資実行額100億円を達成すれば

 我が大阪西支店は 名誉ある

 最優良店舗の栄冠を獲得することは間違いない

 そうなれば 関西で名実ともにトップ店舗になれます

 ここで働く全行員の査定にも大きく影響するでしょう

 そのためにも 何としてもあと5億の実行が必要です

 違いますか?」

支店長は野心があるようで・・。

「西大阪スチールに?」

「ちょうど まとまった資金需要があるそうです

 伺って 話を詰めてきてください」

「あの 東田社長にお会いになられたんですか?」

「はい」

「いや あの社長は

 何度訪問しても会ってさえいただけなかったので」

「そうですか?そんなことはなかったですよ」

「ご手腕 おみそれいたしました」

「担当者はそろそろ中西君でもいいでしょう」

「えッ?」

「支店長 中西は まだ2年目ですよ

 少し荷が重すぎるのでは」

「そんなことはないでしょう 

 むしろ零細企業よりも ああいう大きな優良先のほうが

 勉強になるはずです

 半沢課長君がフォローしてやってください

 部下を育てるのも仕事の一つですよ」

「はい」

中西といっしょに西大阪スチールをたずねました。

「すいません 東京中央銀行です 東田社…」

「車は そこ事務所は そこ左曲がってね」

待たされたまま。

「遅いですね もう20分ですよ」

「お待たせしましたどうぞ 社長室のほうへ」

「東京中央銀行の半沢と申します」

「中西です よろしくお願いします」

「銀行の名刺なんかたまる一方や

で 今日は何の用でっか?」

もらうなり名刺を破る東田社長。

「あの 支店長が その…」

「支店長の浅野から ご融資のお話をいただいたと聞いております」

「ああ 運転資金のことか

 どうしても言うから 話だけは聞かせてもらうって言うただけ

 まだ決めたわけちゃうわ うちはこれまで

 メインの関西シティ銀行一本でやってきたんや

 いきなり つきあってくれ言うなら

 それなりの誠意は見せてもらわんとな」

「差し支えなければ お教えください

 その運転資金 おいくらくらい?」

「ああ5億か6億っちゅうところかな」

「6億…

 お願いいたします 社長その資金 ぜひ当行に…」

「ぜひ 当行で検討させていただけませんでしょうか」

「検討だ?アホなこと言うな

 どうしても融資させてくれ言うたんは そっちやろが

  それを検討だ?

 そういうことなら関西シティに頼むまでや

 それでいいよな?」

「ぜひ 検討させてください」

銀行に戻りました。

「なぜ取ってこなかったのですか?」

「西大阪スチールの社風は とても優良企業のそれとは思えません」

「というと?」

「これまで全く取り付く島のなかった東田社長が

 突然 こうも簡単に資金需要の話を持ちかけてきたのは

 何か理由があるからではないでしょうか

 もう少し調べさせてください」

「その必要はありません

 先ほど東田社長とは直接話して

 融資を進めると伝えました

 金額は5億 借入期間は5年で固定レート 無担保で対応

 中西君 これから先方に私と一緒に出向いて

 関係書類を受け取り

 明日の朝までに稟議書を提出してください」

支店長が強引。中西もとまどう。

「えッ?」

「ちょっと待ってください

 さすがに明日の朝というのは…もう時間がありません」

半沢が反対しますが支店長はきくきなし。

「この融資が実行できるかどうかで

 最優良店舗になれるかどうかが決まります

 ここが 我が支店にとっての勝負どころです

 中西 やれるよな?

「はい…」

「ああ すぐにお車の用意を

  中西突っ立ってないで出かける準備を」

「はい」

半沢は妻に電話。

「帰れない?帰れないってどういうことよ」

「中西一人に押し付けて俺だけ帰れるわけないだろ」

「帰れるわよ 今日は結婚記念日だよ

 特別扱いしてもらいなさいよ」

「ムチャ言うなよ」

「あのレストラン予約するのどれだけ大変だったか知ってる?」

「ごめん ほんとにすまない」

「直樹は全然悪くないわよ

 だから余計にムカつくんじゃない

 その りん何とかって書類

 手柄の欲しい支店長に自分で書かせれば

 隆博 叔母さんところに預けてきちゃったのよ

 今さら恥ずかしくて引き取りに行けないわよ」

「ごめん この埋め合わせは必ずするから そのうち」

「そのうちって いつ? せめて次の結婚記念日の前にしてよね」

「もしもし?

 花ちゃん」

電話は切られてしまいました。

中西の様子をみにいく半沢。

「どうだ?」

「まだまだです」

「すいません 課長までつきあわせてしまって」

「気にするな さぼってた仕事が片付いて ちょうどいい」

「いただきます」

「うん」

休憩しながら過去の回想。
父と息子の半沢。

「そんなに工場継ぐの嫌か?

 こんな小さいネジ作るのやりとうないか」

「うん」

「そやけどな 直樹 この樹脂製の 小そうて軽うて

 それでいて丈夫なこのネジが 日本を支えとんのや」

「ネジが?」

「うん そうや

 今は何言うてるか分からんけどな

 そのうち必ず分かるようになる

 ええか 直樹

 どんな仕事をしてもええ

 そやけど

 人と人とのつながりだけは大切にせなあかん

 ロボットみたいな仕事だけはしたらあかんぞ

 それだけは忘れるなよ」

翌朝。

『やはり まだ甘い

 経験の浅い中西に

 たったひと晩でやらせたのだから無理もないか』

「どうですか?」

「うん よくここまで仕上げてくれた

 あとの手直しは やるからもらってきた書類 全部出してくれ」

「はい」

「ミーティング始めるぞ」

「すぐに行きます
 
 中西 ここに置いといてくれはい

 それが終わったら お前昼まで裏で休んでろ」

「すいません」

半沢が会議にでると支店長たちがいない。

「今日は 支店長も副支店長も所用で出られないそうだ

 あとは俺達だけで進めてくれとさ」

「所用?」

「朝一で済まさなきゃならないことがあるみたいだ」

すぐさま退出するとさっきの書類が
なくなっていました。支店長室へいく半沢。

「失礼します」

「どうかしましたか?」

「その稟議書はまだ十分に確認しておりません

「遅いんだよ 支店長は朝一でとおっしゃっただろ」

「いったん戻していただけませんか」

「今 本部の融資部にオンラインで送った」

「では融資部に掛け合います」

「これは緊急を要する稟議だと言ったはずです

 心配いりません 私が検証して問題ないと判断しました」

「ですが…」

「私が!

  全責任を持つと言っている

 半沢君

 大阪西支店全行員のためにも

  この稟議は必ず通してください

 それが 融資課長としての使命だとは思いませんか?」

「支店長がそこまでおっしゃるのなら」

そして半沢も説得に出向きました。

「半沢さん」

「これは うちの支店にとどまらず

 関西支部全体に関わる戦略案件になるはずです

 長年話も聞いてもらえなかった年商50億の優良先

 その西大阪スチールに やっと食い込むことができたんです

 そのことを理解していただければ」

「しかしですね…」

「ああ どうぞ」

「川原調査役 阪神間には多くの鉄鋼関係の企業が存在します

 失礼ですが うちのシェアはご存じでしょうか」

「30パーセントぐらいですか?」

「いいえ 5パーセントです」

「5パー?」

「西大阪スチールのメインバンク関西シティ銀行のシェアは

 約40パーセント

 今回 その牙城を切り崩すチャンスと言っても過言ではありません

 この融資を境にメインバンクの座をうちが奪えば

 両者の差は20パーセントにまで縮まります」

「20パーセント?」

「将来性を見込んでリスクを負う価値は

 十分あるとお考えいただきたい

 もちろん本部が危険だと判断されれば うちも身を引きます

 何とぞ 正しい調査 判断お願いします」

「分かりました」

「来てるかな」

「すぐに上と話をしてみます」

「よろしくお願いします」

近藤と剣道をする半沢。

「ヤーッ! 面!」

「参った」

「で 今回は何があったんだ」

「えッ?」

「俺を叩きのめすときは決まって何かあるときだ

 また納得いかない仕事でもさせられたか?

 大丈夫なのか?」

「大したことじゃないよ」

「ふ〜ん ならいいけど

 ああ そういや来週渡真利が京都に出てくるそうだ

 久々に同期で集まろうってよ」

「おう」

「とにかく発散させろ

 ためるなよ でないと気づかないうちに…」

「分かってる だから お前を呼んでるんだ」

「俺も あのとき これを無心に振ればよかったよ」

帰宅。

「お誕生会?」

「そう 江島副支店長の奥さんの

 プレゼント 何がいいかな

 いくらぐらいかければいい?」

「何でもいいんじゃないか?気持ちだよ」

「違うわよ そういう細かいところで
 
 この社宅の地位が決まっていくの

 下手したら直樹の出世にも響く問題よ」

「社宅に地位も出世も関係ないだろ」

「あるわよ 確実にあるわよ

 私なんか いまだに東京から出てきた よそ者派閥って

 思われてるんだから」

「派閥って… 頼むよ 花 そういう話は銀行だけで十分だ」

「だったら一戸建て買って」

「えッ?」

「私だって好きで お誕生会行くわけじゃないんだから

 社宅にいるかぎりしょうがないことなのッ

 浅野支店長の奥さんなんか東京に家買って

 子供と向こうに残ってる

 あ〜あ 私もそうしたかったな」

「そりゃ支店長くらいになればね

 家を買うタイミングなのかもしれないが」

「 あっそう だったら直樹と同期の近藤さんは?」

「ああ…」

「この間 由紀子さんに会ったけどさ

 とっても幸せそうな顔してたわよ

 神戸に素敵なマイホーム建てたんですってね

 直樹と同期の近藤さんは

 結婚記念日には いつも夫婦でおいしいもの食べに行くんだって

 直樹と同期の近藤さんは
 
 年に一回は必ず家族で海外旅行行くんですって!

  直樹と同期の…」

「分かった 分かりました 見習いますよ

 俺と同期の近藤さんを!すごいな あいつは まったく」

「大きい声出るんじゃない」

「ウス…」

職場。

「計算係から連絡いたします 17時5分 ゴメイなりました」

「ありがとうございました」

「 はい 分かりました

 川原調査役ありがとうございました」

「おい」

「認可されました」

「よし!」

『西大阪スチールへの融資は

 満額5億円 本部で認可された』

そして表彰式。

「最優良店舗は大阪西支店

 浅野匡支店長 江島浩副支店長中央へどうぞ」

「最優良店舗 おめでとう」

「ありがとうございます」

渡真利と近藤と同期飲み。

「これで 浅野支店長も役員の道が大きく開けたな

 入行以来ずっと本部の それも人事畑を歩んできたエリートだろ?

 あの人が取締役になる条件として唯一足りなかったのが

 現場経験だからさ 最優良店舗の支店長という
 肩書きが何としても欲しかったんじゃないか?

 これで浅野さん次の異動で本部に戻って

 1年後には何らかの重役ポストが確定だな

 もちろん その裏には あの人の後ろ盾があってのことだろうけど」

「あの人?」

「決まってんだろ 大和田常務だよ

 俺達 旧産業中央出身の出世頭にして

 歴代最速 最年少で常務にまで上り詰めた切れ者

 その大和田常務と浅野さんは太いパイプでつながってる」

「今回 中野渡頭取を筆頭とする
 
 旧東京第一出身のやつらを出し抜くことができて

 大和田常務もさぞ ご満悦でしょうね」

 
「でもまあ 大阪西支店がここまできたのも

 ほとんど お前の功績だって噂だよ」

「これで本部復帰も間違いなしだな」

「どうだかな」

「おめでとう 半沢君また一歩 夢に近づきましたね」

「何だ それ」

「頭取になるって話だよ入行式んとき言ったろ?

 俺はもっと上を目指す とか何とか」

「ああ…」

「偉くなっても口きいてくださいね 半沢頭取」

「違うよ 俺はそういうつもりで言ったんじゃない」

「おい半沢 上に行っても

 お前はバカな上司と同じにはなるなよ

 合併したにもかかわらずだ

 旧産業中央と旧東京第一で足を引っ張り合うような

 そういう古い派閥体質を壊さないかぎり

 うちは本当の意味で よくはならない!」

声が大きくなる近藤。

「おい」

「俺 また変なこと言ったか?」

「いや お前の言うとおりだ」

「ちょっとトイレ」

近藤が席をはずしました。

「具合 もう大丈夫そうだな

 あんな病気さえしなきゃ

 あいつももっと上に行ける力があったのに」

『3年ほど前

 同期トップで課長代理になった近藤は

 新設された秋葉原東口支店の顧客獲得を任されていた』

「てい… 定期預金 投資信託」

『優秀な男だと鳴り物入りで招かれた近藤だったが

 なかなか結果を出せずに苦しんでいた

 さらに そんな近藤への周囲の期待の目は

 かえって支店長からの反感を買う結果となった』

「強化指定されてる商品が全く売れてないじゃないか!

 融資額は?何だ これは

 まったく 何がやり手のホープだよ

 使えないにもほどがあるよ!

 大体 何で私が立ってんのに君は座ってるんだ

 もう帰っていいから いてもいなくても同じだよ 君は

 帰れ ほら 帰れ 帰れ ほら 帰れ ほら 帰れ 帰れ 帰れ ほら
 
 帰れ 帰れ ほら!帰れ 帰れ 帰れ!帰れ ほら!」

『近藤はストレス性の統合失調症となり

 半年間の休職を余儀なくされた』


「でも 今はいい感じなんだろ? あいつ」

「うん もう本部に戻って役職に就くこともないだろうからって

 神戸に家建てて こっちに骨埋める覚悟で頑張ってるよ」

「おッ 人事情報ゲット」

「えッ?」

「人事にいる 俺のスパイから 発令3日前のレア情報」

「好きだな〜 人事ネタ」

「当たり前だろ

 銀行は人事が全てだよ

 おい また同期が飛ばされるぞ」

「誰だ」

「京都支店 斉藤課長

 岸谷証券営業部長職」

「出向か」

「出向って言えば聞こえはいいけどさ

 要は 片道切符の島流しだよ

 もう二度と銀行には戻れない

 一度でも しくじればすぐに飛ばされる

 それが 銀行の現実だ

 お互いさ 気をつけような」

『2ヵ月後 渡真利の その言葉は

 半沢にとって現実となった』


「赤字? この前の試算表では

 1億の黒字という予想だったはずだが

 たった2ヵ月で どうして赤字に?」

「分かりません 波野経理課長に

 何度も確認の電話入れてるんですが つかまらなくて」

「クレジットファイル」

「はい」

「この試算表は 君がコピーしたのか」

「いえ」

「決算書などを要求したらこれが準備してあって」

「オリジナルは見たか?」

「えッ?」

「このコピーの原本は見たか?」

「いえ 見てません」

「粉飾…」

「そんなじゃあ あの5億の融資は…」

「行くぞ」

『粉飾とは会社が嘘の決算書を作り

 あたかも利益があるように見せかけることである

 その目的は株価をつり上げたり

 銀行をだまして 返すあてのない資金を借りるためである』

西大阪スチールをたずねました。

「やめてくださいよ 粉飾だなんて」

「では この赤字決算どう説明していただけるんですか」

「まあ それは よく調べてみないと」

「私が調べましょう

 総勘定元帳を見せてください集計しますから」

「今 税理士事務所にありまして」

「そうですか では法人税の領収書を見せてください

 前にいただいてるコピーと照合します

 それも 税理士事務所ですか?

 社長に会わせてください」

「今 外出中です」

「何時にお戻りです?」

「さあ 何とも」

「中西 俺の家から着替えを持ってこい 会えるまで泊まり込む」

「そんなアホな 困りますよ!」

「困るのは こっちだ!

 波野さん あなた経理課長でしょう

 何も知らないなんて話は通りませんよ」

女子社員の声がきこえました。

「社長いらっしゃいますか?飯田スクラップさんから

 お電話です 社長 3番に飯田社長からです」

社長室に向かう半沢。

「半沢さん!ちょっと待ってください

 社長はほんまに留守なんですって

 あの 勝手に入らないでください!あッ…」

「やはり いらっしゃったんですね」

「おめえらの面見てると吐き気がするからよ 隠れてたんだ」

「社長 場合によっては融資した5億

 返していただくことになります」

「おうおう おうおう おうおう

 横暴だよな銀行さんっつうのはよ

  おめえらが どうしても借りてくれっつうから借りてやったんだぞ」

「粉飾となれば 話は別です」

「仮に 仮にだぞ

 100万歩譲ってうちが粉飾したとしよう

 そしたらよ あんたらは

 そんなことも見抜けねえで金を貸した

 間抜けの集団っちゅうことになるんやぞ

 お引き取りください」

『1ヵ月後 西大阪スチールは多額の不渡りを出し

 あっけないほど簡単に倒産した』

「それで 5億回収の見込みは?」

「会社も 東田の自宅も

 関西シティの根抵当権がベッタリと張り付いています

 他に余力となる資産があるかどうか」

「東田社長は何と言ってる?」

「今朝 不渡りを出してから行方が分かりません」

「粉飾を見破れなかったのが全てですね」

「おっしゃるとおりです

 あの程度の粉飾なぜ見抜けなかったのかね?」

「あのとき それだけの時間がなかったことぐらい

 副支店長も…」

「そんなのは言い訳だぞ!分かってるのか?

 5億だぞ 5億!お前のせいで損失したんだ

 何だ その目は

 突っ立ってないで 支店長に土下座の一つもしたまえ!」

「あッ あの…」

「早く お詫びしろ!」

「話が違います あのとき全ての…」

「もういい

 今は責任のなすりあいをしているときではありません」

「私の土下座でご満足いただけるのなら

 いくらでもします

  ですが 今は一刻も早く事態の真相を突き止め

 5億を回収することが先決だと思いますが」

「開き直るつもりか?」

「君の言うとおりです 半沢融資課長

 何としても5億 回収してください

 もし できなければ…」

花は副支店長宅で社宅の打ち合わせ。

「7月14日に 大阪中央店難波店 天王寺店と

 大阪西店の合同バーベキュー大会を行います」

「よろしくお願いします」

「バーベキューの準備の分担ですが融資課はバーベキューの食材を…」

「あなた 若いんだしもっと気を使わないと

 ご主人は この中では偉いほうかもしれないけど

 あなたが偉いわけじゃないんだから

 それに ご主人の状況を考えたら

 遅れてくるなんて普通できないわ

 で どうして遅れたの?訳は?」

「奥様に召し上がっていただきたくて

 朝からミナミに並んだんですけど予想以上に混んでおりまして」

「あら 宗右衛門町ロールじゃないはい

 この前も お誕生日に素敵なスカーフ頂いて悪いわね」

「いえいえ そんな」

「でも ごめんなさい

 主人がね 私にはちょっと地味だって言うもんだから

 芳江さんに差し上げたの」

「えッ?あッ…」

「いいわよね?」

「あッ いえいえ そんなお気になさらないでください」

「ちゃんと あなたにもね余ってるスカーフ

 差し上げようと思って用意してあるのよ

 ほらいいじゃない」

「さすが沙苗さんのお見立てやわ」

「よう お似合いよ 花さん

 ご主人ほれ直すんちゃうの?」

「ありがとうございます」

「ご主人といえば 融資課長さん

 大丈夫?」

自宅。帰宅した半沢を花が待ってました。

「ただいま」

「裸って何?裸で5億取られたってどういうこと?」

「何なんだよ 帰る早々」

「副支店長夫人が心配していろいろ教えてくれたのよ

 あなたのご主人 大丈夫?って」

「だから 裸ってのは

 何の担保も取らず 信用だけで金を貸すってことだよ

 うちの銀行は 西大阪スチールに裸で5億の金を融資して

 まんまとだまし取られたってこと」

「ふ〜ん そういうことか」

「ほんとに分かってんのか?」

「だったらさ 何で その責任を直樹が取らなきゃいけないわけ?

 どう考えても浅野支店長のやり方に

 問題があるように思えるけど」

「結果的に支店長の指示に従った俺にも責任はあるよ」

「何でそんな指示に従ったの
 
 上司の言いなりなんて直樹らしくない」

「サラリーマンが上の指示に従うのは当たり前だよ

 今回の融資が成功してれば 本部に復帰できたかもしれないんだ

 花だって東京に戻りたがってたろ」

「はあ? 私のせいだって言いたいわけ?そ」

「うは言ってないよ」

「直樹が上に行きたいのは昔のことがあるからじゃない?

 お義父さんのこと

 ねえ 何で この話になるといつも黙っちゃうの?」

「ちょっと出てくる」

外へ出ていきました。

『俺は こんなところで

 立ち止まってるわけにはいかない』

後日、渡真利とあいました。

「ちょうど岡山出張でさ 

  こっちに来る予定じゃなかったんだけど

 ちょっと心配になってな」

「すまんな お前にまで心配かけて」

「いいんだよ そんなこと

 それより どうなんだよ5億回収の見込みは」

「正直 まだ何も分からない状態だ

 東田に取り返せるだけの隠し財産があるのかどうか

 確かめようにも肝心の東田は雲隠れしていて

 どこにいるのかも分からない」

「ちゃんと捜したのかよ 本気で

 半沢 探偵を雇ってでもいいから調べろよ」

「何かあるのか?」

「最近 お前んとこの浅野支店長

 本部にちょくちょく連絡してきてる

 この間なんて わざわざ日帰りで足を運んできた

 何でだか分かるか?

  根回しだよ

 浅野は あの融資は 全てお前一人のミスだと主張してる

 いいか? 今回の損失は

 融資課長であるお前の力不足により

 通常であれば当然見破ることのできた粉飾を

 見過ごしてしまったことに原因がある

 それが浅野の言い分だ

 大和田常務にも そう言って根回ししてるらしいよ

 言いたかないんだけどさ

 今のお前は トカゲの尻尾だよ

 このままじゃ全責任を負わされて切られるぞ

 なあ 回収だよ 半沢

 何としても東田を見つけだしてどんな手を使ってでも

 5億 搾り取れ 

 恐らく 1週間以内にお前は本部に呼び出される

 聞き取り調査って名目だが 実像は お前の査問委員会だ

 しかも担当は 全員浅野の息のかかった連中だ

 その場で お前自身の口からミスを認めさせて

 浅野の身代わりにするつもりだよ

 その先に何が待ってるか分かってるよな?」

「片道切符の島流しか」

「タイムリミットは1週間あるかないか

 その前に何としてでも5億かき集めろ!

 いいな 半沢

 それしかもう お前の…」


『生き残る道はない』

渡真利、いいやつ。持つべきものは同期。

常務にいいわけしている支店長。
「つまり その半沢という融資課長が独断で先走ったことが

 5億損失の全ての原因だったというわけですね?」

「私としても まったくいい迷惑です

 常務にも大変ご心配をおかけして申し訳ございません」

「別に心配などしてませんよ ことのほか目をかけてきた君が

 そんな失態を犯すはずないですから

あとのことは全て任せます」

「ありがとうございます では 早急に対処いたします」

「はい あとね

 あの最優良店舗賞

 剥奪という意見もあったんですが

 うやむやにしときましたから心配しないで」

「重ね重ね ありがとうございます

 それでは 失礼いたします」

「浅野君 責任は…しっかり取らせなさい

 こういう問題は もめますからね」

「はい」

『片道切符の出向を言い渡された銀行員は

 3年が過ぎた頃

 それまでより はるかに低い

 出向先の給料に変更されてしまう

 経済的にも深い傷を受け

 そして何よりも

 バンカーとしてのプライドが引き裂かれる

 あと1週間 東田の居場所も取り戻す5億のあてもない今

 半沢は大きな岐路に立たされていた』

近藤さんを迎える花。

「ただいま」

「おかえりなさ〜い あ な た

 な〜んてね」

「勘弁してよ 本気で一瞬家間違えたかと思ったよ

 俺だって この家まだ慣れてないからさ」

「ごめんなさい 一度やってみたかったのよね

 素敵なマイホームでああいうの

 いいなあ 由紀子さんがうらやましい

 あんまり居心地いいからつい長居しちゃった」

「半沢だって その気になったら…」

「無理 無理 あの人には そんな甲斐性ないわよ」

「うちでよかったらいつでも遊びに来てよ

 由紀子もそのほうが退屈しないでいいだろ」

「もうビールいいの?」

「明日 少し早めの出勤なんだ

 支店長から話があるって呼び出されてね」

「あッ なんか嬉しそう

 それって もしかして栄転の話?」

「そうなの?」

「まだ分からないよ

そうじゃないかって社内じゃ噂になってるけど」

「何 その絵に描いたような幸せストーリー」

「いや まだ決まってないから」

「あッ 何かうらやましすぎて鼻血出そう

 ちょっとトイレ借りま〜す」

「ほんとに そうだといいわね

 きっとそうよ

 あなた こっちに来てずっと頑張ってたもの」

「由紀子が支えてくれたおかげだ

 病気で遅れた分を早く取り返さないとな」

仲良し夫婦をみまもる花。

大阪に戻った支店長をまちかまえる半沢。

「今ちょうどこっちに着いたところだ ああ

 心配ないと言ってるだろ ちょっと疲れてるだけだよ

 佐緒里と怜央はもう…すまん またかける

 どうしました? こんな時間に」

「部下の手柄は上司のもの

 上司の失敗は部下の責任

 私が入行した当時

 そんな皮肉を よく聞かされました」

「何が言いたいんですか?」

「浅野支店長

 今回の融資失敗の責任の所在 どうお考えですか?」

「唐突ですね

 むろん私をはじめ関わった行員全員が」

「全て 私一人の責任だと

 あなたが 大和田常務をはじめ

 本部の人間にそう言ってると聞きました」

「何かの間違いじゃ…誰がそんなことを?」

「同期の連中に確認しました

 私は トカゲの尻尾でしょうか?

 答えてください」

「すまん 半沢君

  今回の件は 誰かが泥をかぶらなければならない

 しかし私がそうなれば

 大阪西支店全体が傷を負うことになってしまう

 半沢君 ここはみんなのために耐えてくれ」

「私に融資を通せと命じたときもみんなのためと言いましたね

 今度は みんなのために私に出向しろと?」

「2年したら必ず戻す 安心していい

 私は入行以来人事畑を歩いてきた人間だ

 必ず力になれる 信じてくれ 頼む」

「「私が全責任を持つ」

 あのとき あなたは確かにそう言ったはずだ

 あれは嘘だったんですか?

 あなたの言葉は

 信用できません」

「だったら どうしろと言うんだね?

 さっきから偉そうなことを言ってるが

 しょせん君は粉飾を見破れなかったじゃないか

 それは 紛れもなく融資課長としての君の責任だろ

 5億もの損失を出しておいて上司に刃向かうとは

 迷惑を被っているのは私のほうだ 失礼する!」

「分かりました

 5億を取り戻せばいいんですね」

「ぜひ そうしてくれたまえ

 期待しているよ 半沢融資課長」

「もし取り戻すことができたら

  そのときは 今回の件

 土下座して わびてもらいます

 よろしいですね」


「 そんなことが できるものならな

ぶざまだな 半沢」

『翌日 東田の居場所を探す半沢は

 いちるの望みをかけ

 西大阪スチールに被害を受け連鎖倒産した

 竹下金属という会社を訪れた』

「すいません どなたかいらっしゃいませんか?」

竹下社長が首つりしようとしているのを発見!

「やめろ!」

「もう こうするしかないんや」

「落ち着いてください!」

父の過去を思い出す半沢。

「半沢さんッ 半沢さん!」

「何ですねんなこんな時間に」

「狛田工業が倒産だよ」

「金策ができなかったんだろ 明日 不渡りは確実だ」

「うちの儲けの半分は狛田工業さんなのよ」

「「新しい仕事振る」と言うんで他を断り生産ラインを確保した」

「うちだってそうだよどうしてくれるんだ?」

「半沢さん支払い 間に合いますか?」

「心配せんといてください 迷惑かけません

 明日 銀行に掛け合いますから

 迷惑かけませんから すんません」

でも銀行はシビア。

「ちょっと待ってくださいッ お願いします!

 新しい得意先探してきますさかい」

「期日までに返済できないときは

 担保として預かっている土地は処分させていただきます」

「そんなこと言わんとこれ見てください

 これ 樹脂製のネジですわ 軽いんです 1グラムしかない

 荷重が1470ニュートンもあるんですよ

 こんなネジ他にない これがあったら必ず立ち直れる

 お願いします

 約束が違うやないか この土地 担保に入れたら

 融資継続してくれるって言うたやないか!」

「離してください」

「お願いします うちは潰れてもよろしいが

 関係してる工場や仕入先が全部潰れてしまう 頼みます

 産業中央銀行さん それだけは助けてやってください!

 お願いしますわ お願いします!」

しかし・・・。

「半沢さんいらっしゃいませんか

 内海信金の飯田です

 例の樹脂ネジの件でお話伺いにきました 半沢さん」

「父ちゃん」

「こんにちは」

「内海信金さんが来てくれたよ 父ちゃん」

父は首つり自殺。

「父ちゃん 父ちゃん 父ちゃん!」

ねじをにぎりしめて血がにじむ・・。

その後・・。

「銀行に就職するって」

「さっき内定の電話があった」

「よりによって 何で銀行なんかに」

「俺と母さんを助けてくれた内海信金だって立派な銀行だろ

 もう決めたんだ

 じゃあ行くよ夜行バスが出ちゃうから」

「夜行バス? 内海信金の本店は金沢だろう?」

「行くのは 産業中央銀行だ」

「何で?何で あんなところへッ

 父ちゃんは 産業中央銀行に

 殺されたようなもんじゃないか

 どうして あんなところ受けたの

 父ちゃんのこと忘れたの?」


「忘れるわけないだろ

 だから行くんだ」


回想おわり。

「大丈夫か?

 ほんまに 何で止めに入ったあんたが気失うねん?

 これやったら 死ぬに死ねんがな」

「すいませんで あんた何者や?

 うちに何か用か?」

「東京中央銀行 大阪西支店半沢と申します

 竹下社長が 東田社長の行方を

 ご存じなんじゃないかと思って」

「 アホかッ そんなん知っとったら先に行って しばき回しとるわ」

「そうですよね」

「聞きたいことは それだけか

 用がすんだらな はよ帰ってへ こいて寝てくれ」

「竹下社長 私達は西大阪スチールの被害者同士です

 力を合わせて東田の行方を捜しませんか?」

「あほんだら!アホも休み休み言えよ

 確かに うちは東田のせいで倒産した けどな

 そうなる前に なんべんも銀行に頼みに行っとるやないか

 あんたとこも行ったで

 けど どこもかしこもな門前払いや

 銀行も 東田も同類やないか!

 帰れ

 とっとと帰らんかい!

 荷物まとめて帰らんか!」

「竹下さん 

 あなたが死んだところで

 東田は 何の痛みも感じませんよ

 私は必ず あの男を見つけ出し

 あなたや私が味わった以上の

 痛みを味わわせてやる

 人の善意は信じますが

 やられたら やり返す 倍返しだ

 それが私の流儀なんでね


 お力になれることがあればいつでもご連絡ください!」

銀行に戻る半沢。

「どうでしたか? 竹下金属は」

「とにかく 今日もこれから他をあたってみるつもりだ」

そこへいきなり国税局の集団。

「国税です」

「国税局査察部統括官の黒崎です 支店長は?」

「支店長の浅野です」

「査察なの よろしくね」

気味悪い笑い方・・。

「副支店長 君が対応してくれたまえ」

「では上に ご案内します 足元に お気をつけください」

『銀行にとって 国税局の査察ほどやっかいなものはなかった

 彼らは 予告もなく押しかけ

 国家権力を盾に 膨大な書類を提出するよう要求する』

「出してもらいたい書類メモして

 普通預金 口座番号の2622375から2622875と それから…」

「すいません もう一度」

「何度も言わせんな 時間のムダだろ」

『しかし それらのほとんどは

 どこの誰を調べているのかを隠すためのカムフラージュであり

 実際に調べているのは

 その中の たった一つの会社や個人である』

「あと コピー機もだ」

「あちらで できますよ」

「行ったり来たりするの面倒なんだいいから持ってきて」

「ちょっと あんたら…」

「通常業務に支障をきたさない程度に できるかぎり協力します」

「そうね 通常業務があるものね

 だったら シャッター閉めましょうよ」

「あの黒崎ってオカマ野郎気をつけてください

 今は 国税局に出向してるが 元は金融庁の監査官だった」

「金融庁?」

「1年前 金融庁監査であの大同銀行を破綻に追い込んだ

 それがやり過ぎという声もあり ほとぼりが冷めるまで

 国税局に出された」

「銀行を目の敵にしてるってわけか しかし気にならないか?

 このタイミングだよ まだ決算期を終えたばかりだ

 にもかかわらず これだけ素早く国税が動くのには

 理由があるはず

 例えば 倒産した会社を調べているとか」

「あッ 西大阪スチールか」

「まだ確証はありませんが」

「あいつらは調査対象を教えることはまずない」

「何とか確かめる方法はないですかね」

「中西」

「はい」

「庶務の松下さん 呼んできてくれ」

「はッ?」

爪で音を立てる黒崎。

「コピー機は?

 あなた達 気にならないの!?」

「はい

 おい コピー機まだか!」

半沢たちが運んできました。

「コピー機 遅いよ 何やってんだよ」

「すいません 慣れていないもので」

「さっさと運べよ

ほんと銀行員は 力ないからさ 使えないよ」

「ここでいいわ」

「いえ…」

「ここでいいって言ってるの

 それとも のぞきが趣味かしら?」

「では こちらで」

「早く入れて!」

「はい」

査察終了。

「どうも お疲れさまでした」

「片付け よろしくね」

「はい」

「大塚」

「はい」

「ちゃんとデータは消した?」

「大丈夫です」

「そう ならいいの

 最近のコピー機は 本体にデータを記憶するものが多いから

 注意しないとね」

最後まで態度最悪。
国税の印象がすっごく悪く描かれてる。

「あいつらわざとやってんじゃねえだろうな」

「課長 松下さん お願いします

「バレてなきゃ いいけどな〜」

「あった バレてない」

「よしッ」

こっそりデータをとっていました。

「パソコン」

「はい」

「本体のデータは やっぱ消されてるわ

 あとは この外付けのハードディスクに残ってるかどうか」

「頼むよ 元技術者」

「おッ 出た 出ました」

「ビンゴ これで望みが出てきましたね」

「どういうことですか?」

「中西 普通は 借金残して潰れた会社なんか国税は調べない

 これだけ大掛かりに調べるのは…」

「そうか」

「まだどこかに 取れるだけの金が残っているかも… ってことだ」

近藤と剣道をする半沢。

「相変わらずお前には歯がたたないな 俺は」

「いや 今日はいい勝負だったよ

だけど珍しいな お前のほうからここに誘うなんて

 何かあったのか?」

「いや お前がへこんでるんじゃねえかと思って

 ちょっと気合い入れてやろうと思ったんだよ」

「そうか おかげで元気が出たよ

 ありがとうな」

「おう 実は ちょっと小耳に挟んだことがあるんだが」

「うんッ?」

「西大阪スチールのことで」

回想

「間違いないのか?」

「ああ

 西大阪スチールに出入りしていた知り合いの業者が

 たまたま見かけたらしいそいつは間違いなく そこにいる」

波野にあいにいく半沢。

「波野さん 波野さ〜ん」

「ああ〜ッ?」

「保険申請の書類 至急 署名だけ欲しいんだけど」

「分かったこっち持ってきて

 ああ ごめんごめん」

「はい お願いします」

「捜しましたよ 波野さん」

半沢が怖い。

「粉飾なんて ほんとに知らなかった全部 東田がやったことです」

「西大阪スチールの金庫番だったあなたが

 知らないはず ないでしょう

 裏帳簿を出してもらえますか?」

「ありませんよ 全部処分しました」

「いいや あるはずです

 東田社長は いつあなたに全責任をなすりつけるか分からない

  あいつは そういう男です

 そのための切り札として

 あなたは常に 本物の帳簿を手元に置いているはずだ

 3年分 出してください」

「これで満足だろ さっさと帰ってくれ」

「東田は今 どこにいるんですか?」

「さあ倒産以来 連絡取ってませんから」

「では質問を変えます

 東田は どこに金を隠し持ってるんですか?」

「まさか 何でそんなこと…」

「あなた達は 粉飾だけじゃなく脱税もしていたんじゃ?」

「ちょっ… ちょっと」

「だとしたら どこかに金を隠し持っていても不思議じゃない

 もう全部ほんとのこと話してください

 金は どこに いくらあるんですか」

「知らないんだ 本当に

  もう 勘弁してくれ!

 俺はもう忘れたいんだよ〜」

「都合のいいこと言ってんじゃねえぞ

 あんた達のせいで どれだけの人間が追い詰められたか…

 あんた一人にだけ そう簡単に忘れられてたまるか!

 東京中央銀行は 今度の件で

 警察に被害届を出すつもりです」

「警察?」

「そうなれば 東田だけじゃない

  あんたも共犯だ」

「ほんと 金のことは何にも知らないんだ」

「金のことは?」

「東田は たぶん

 未樹っていう女のところに…

 舞子の高層マンションの806号室

 私はもう それしか…

 ああ〜ッ」

胸をおさえて苦しみ出す波野。

「波野さんッ 薬? 薬ね

 あんた何したの?波野さんは持病の発作があんのよ」

父の言葉を思い出す半沢。

「直樹 どんな仕事してもええ

 人と人とのつながりだけは大切にせな あかん

 ロボットみたいな仕事だけはしたら あかんぞ

 それだけは忘れんなよ」

『俺は 薄汚れた金貸しだ』

そのあと渡真利から電話。

「もしもし半沢 お前

 近藤から何か聞いてなかったのかよ」

この間あったときを思い出しました。

「だけど珍しいな お前のほうからここに誘うなんて》

 何かあったのか?」

「いや」

自分の悩みは話さなかった近藤。

ここでCMにいったのでもしや?と
最悪な展開を想像しましたが
それはなくてほっとした。

駅のホームにかけつける半沢。

「近藤!」

「由紀ちゃん 洋弼 先に乗っててくれ

 半沢 わざわざよかったのに」

「何で教えなかった?」

「お前だって大変なときに

 余計な心配かけたくなかった

 ていうのは嘘だな

 ほんとは言い出せなかった 出向することになったなんて

 もう 銀行に戻れないことは俺もよく分かってるからな

 過去に一度でも失敗したら 二度と取り返すことはできない

 銀行ってのは そういうとこらしい

 でも 最後にお前の力になれてよかったよ

 半沢 お前にはこんなところで潰れてほしくない

 気張れよ 半沢」

「お前もな 近藤」

近藤は出向・・。

渡真利と会話。

「そうか病気っていう爆弾を抱えた近藤を

 人事部の上の連中は切り捨てたってわけだ クソッ

 なあ半沢 お前さ

 近藤のことばかりも心配してられないぞ

 明日あさってにでも お前の聞き取り調査 行われるらしい

 どうなんだよ? そっちのほうは」

「東田の隠れてる場所は突き止めた

 今 やつの女のマンションで張り込んでる」

「よしッ 東田を押さえれば何とかなる

 絶対に逃がすなよああ」

宅配業者とともにマンション内にはいり
きいた部屋番号に目印を入れて待ちました。
その部屋の女性をようやく発見。
すごい露出の服・・と思ったら下に
肌色の布地が。

「未樹さん 未樹さんですね?」

「あんた誰?」

「東田社長は今 部屋ですか?」

「東田? 知らない」

「とぼけてもムダです あなたが東田と…」

そのとき外に東田が。

「東田」

「東田さん」

「すぐ戻ってくる車 回しといてくれよ」

「はい」

「これはこれは」

「東京中央銀行の半沢です

 東田社長 融資した5億 今すぐ返済していただきたい」

「そりゃ できない相談だなあ

 会社が潰れちまったのあんたも よく知ってんだろ?」

「最初から だまし取るつもりじゃ…」

「人聞きの悪いこと言うなよ

 おめえんとこが借りてくれって言うから

 借りてやったんじゃねえか」

「とにかく一緒に銀行まで来てください」

「断る」

「コノヤロー」

「おう こういう言葉知ってるかよ

 「銀行は晴れた日に傘を貸して」

 「雨の日に取り上げる」って

 弱えもんから奪って金儲けしてるおめえらが

 偉そうなこと言えんのか!

 何とか言ってみろ!」

「一緒に来てください」

ゴルフクラブで殴り合い・・でも半沢が強い。
でもそこに未樹がでてきてバッグで半沢を
殴りました。

「未樹 行くぞッタクシー来い! 早く

そんな はした金 かまうな早くしろ!

 出して」

タクシーで逃走。
そのまま倒れている半沢。

見張っていたのは国税。

「申し訳ありません 見失いました」

「あのマンションには戻らないと思われます」

「この銀行員 目障りね」

『銀行は晴れの日に傘を貸して

 雨の日に取り上げる』

中西から電話。

「はい」

「中西です今 連絡があって

 明日 朝9時から 本店会議室で

 聞き取り調査を行うそうです」

「分かった」

『ここが 俺の限界か』

当日。

「はいこれ

 直樹の勝負ネクタイ」

「今日は こっちでいいよ」

「いいから 一応 持っていきなよ」

「はい」

「今日は手作りギョウザ食べ放題

 やけ酒飲まずに帰ってくること」

「皮は?」

「もちろん手作りですよ」

「いってきます」

「いってらっしゃい」

本社へいき、まず渡真利と話しました。

「まったくご丁寧なこったな

 わざわざ 威圧感丸出しの本館会議室まで用意するとは」

中西の聞き取り調査。

「我々の調べたところ 半沢課長は

 君の作成した稟議書にろくに目も通さず

 融資部に上げたと聞いていますが事実ですか?」

「あッ いえ それは…」

「中西君だったね

 上司をかばう気持ちは立派だが

 それによって君への処分も変わってくる」

「慎重に答えたまえ」

渡真利と半沢。

「なあ半沢 もう何も余計なこと言うな

  たとえ事実と違っていても

  「はい」「申し訳ありませんでした」この二つ以外 口にするな

  どうせ勝ち目のない勝負なら少しでも傷を浅くするしかない

 今回 聞き取りを担当してる人事部の小木曽ってやつは

 近藤を病気に追いやったクセモノだよ

 ヘタな言い訳をして火に油を注げば

 お前も 近藤の二の舞になるぞ

 ここは おとなしくやりすごすほうが利口だよ

 うまくいけば やり直せるさ なッ」

『やり直す?

何をだ?』

「弱えもんから奪って金儲けしてるおめえらが

 偉そうなこと言えんのか!

 銀行も東田も同類やないか!」

「人と人とのつながりだけは大切にせな あかん

 ロボットみたいな仕事だけはあかんぞ」

「うん」


「親父…」

半沢の聞き取り調査。

「半沢融資課長 座ってください」

「いえ このままで結構です」

「まあいいでしょう

 分かっているとは思いますが 今日来ていただいたのは

 あなたが行った 西大阪スチールへの5億の融資の件です

 あなたの報告書によれば5億損失の原因は

 同社の決算書が粉飾されていたことだ とある

 しかしね 最初の段階で 

 それが見過ごされてしまったことの方が

 重大な問題だと我々は考えています

 どうして そんなミスが起きたのか理由を聞かせてください」

「緊急稟議ということで 十分に審査する時間がありませんでした」

「ろくに審査もしないものを上に上げたのかね?

融資課長が聞いてあきれるよまったく」

『事実と違っていても「はい」「申し訳ありませんでした」

 この二つ以外 口にするな』

という渡真利の言葉が脳裏に浮かびました。

「十分に審査できなかったにもかかわらず

 あなたは 川原調査役に

 融資を認可するよう強く迫ったそうですね」

「ゴリ押しだったそうじゃないか」

「あなたの無責任な審査のせいで

 5億の損失が出ているそのことを どうお考えですか?」

「黙ってないで 何とか言いたまえ!

 まずは謝罪の一言があってしかるべきじゃないかね?」

「どうも

 申し訳ありませんでした

 今回の融資に関して

 私に

 私に責任の一端があることは謝罪いたします」

「一端?」

「ですが

 私一人に全ての責任を押し付けられることは

 納得いたしかねます

 あの稟議に関しては全て上の指示に従ったまでのこと

 私が審査をする前に稟議書は取り上げられ

 本部へと送られました

  そのとき 浅野支店長は確かに こうおっしゃいました

 「自分が全責任を取る」と」

「自分の責任を支店長になすりつけるのか?

 前もって話を聞いた浅野支店長も江島副支店長も

 言った覚えはないと答えてるぞ」

「私は事実を申し上げてるだけです

 あれは支店長マターの案件でした

 あなた方も そのことはご存じなんじゃ?」

「どういう意味だねッ」

「深い意味などありませんよ

 浅野支店長の元部下だった定岡さん 小木曽さん」

「君には反省の色がまるでないようだな」

「しおらしくして5億が戻るならそうしますが

 そんなことをしても 時間のムダだ

  くだらない茶番は終わらせてもらえませんか?」

「君は旧産業中央銀行出身の我々に泥を塗ったんだぞ!」

「 旧産業中央 旧東京第一

 そんなものは知ったことではありません!」

「いいかげんにしろッ粉飾を見破れなかったのは
 
 融資課長である君の責任だぞ!」

「ええ そのとおり

 だが それを言うなら あなた達本部の審査部も同罪ですよ」

「何だと」

「あなた方にも同じ資料を提出した

 融資部は3日もかけて認可したが 粉飾を見抜けなかった」

「お前がゴリ押ししたからだ!」

「ゴリ押しされれば稟議を認可するんですか?

 なら これからは毎回ゴリ押ししますよ

 それで通るならこんなに楽なことはない

 当行は現場主義だ

 現場の判断が 最も尊重される

 つまりそれは 最終責任が

 現場にあることを意味している

 だったら あんた達は何のためにいる?

 責任が取れない本部審査に何の意味がある?

 そんな融資部なら必要ないやめてしまえ!

 さっきから都合のいいことばかり
 
 書いてんじゃねえぞ 記録!

 今から言うことを書き留めとけ

 私は必ず5億を回収する

 二度と邪魔しないでいただきたい」


半沢の逆襲!

「お前 あんなこと言ってほんとに5億回収できんのかよ

 支店長 敵に回して

 たった一人で何ができるんだよ?

 半沢」

心配してくれる渡真利。
そこへ竹下社長からの電話。

「はい 半沢です」

「通天閣の竹下や 覚えとるか?」

「もちろんです どうされました?」

「わしも 東田のガキ ギャフンと言わせたなったんや

 あんた マキノ精機に3千万融資して

 救ってやったらしいな」

「牧野社長とは古いつきあいや 感謝しとったで

 あんたが担当でよかった って

 銀行は信用せえへん けど

 あんたのことは信じるわ 半沢はん

 やったろやないか

 やられたら やり返すんやろ?」

「はい 倍返しです

 はい はい 午後には大阪に戻れると思います」

「まったく あいつらしいよ

 おい マネしちゃダメだぞ」

「私もお伺いしたいことがあるので

 何時になるか分かりませんが

よろしくお願いいたします」

半沢をみかける中野渡頭取と専務。

「頭取」

「彼は たしか…」

「ご存じなんですか?」

「大阪西支店の半沢融資課長だろう

 非常に優秀な男だと聞いてるよ」

「しかし頭取 彼は今

 5億の融資事故で責任を問われてるところなんです」

「ほお そうですか

 処分するのか?」

「その件は支店長の判断に委ねております

 頭取は どうご覧になりますか?

彼が 5億以上の価値があるかどうか」

「大和田君 

 人の価値は 金には代えられない

 私は そう思ってる

 我々銀行員は ばく大な金を

 動かす力を与えられている
 
 その気になれば 人ひとりの人生を

 生かすことも殺すこともできてしまう力だ

 だからこそ銀行員が見るべきものは

 金ではなく人である と

 私は そう思ってる」




前半はとにかく支店長むかつくばかりで
キィィとなってましたが、まんまとはめられて
窮地に陥った半沢がきっと倍返ししてくれると
信じてるのでその過程と瞬間をみたい!
敵はバックに常務のついた支店長!
でも頭取はもう少し話のわかりそうな人だし
頼れる同期もついてる。
マキノ社長にした行いが竹下さんを味方にしてくれたし
東田社長をおいつめて5億取り戻して
さらには支店長をもギャフンと言わせて(死後)やって!!

半沢直樹…堺雅人
半沢花…上戸彩
渡真利忍…及川光博
黒崎駿一…片岡愛之助
近藤直弼…滝藤賢一
中野渡謙…北大路欣也〈特別出演〉
大和田常務…香川照之
中島裕翔[Hey!Say!JUMP]
宮川一朗太 森田順平 須田邦裕
モロ師岡 緋田康人 宇梶剛士 壇蜜
赤井英和 山崎直子 石黒英雄 永岡佑 岡あゆみ 石丸幹二

2013.07.08 Monday 14:04 | comments(0) | trackbacks(9) | 
<< ジャンプ32号感想 | main | SUMMER NUDE 第1話 >>









ドラマ『半沢直樹』#1 
公式サイトはコチラ ちなみに原作読んだ感想はコチラ 面白い〜〜〜(ノ∀`*) キャ♪ なんせ、原作読んでいて、ドラマを見て、 キャスティングのイメージがピッタリくるし、 演出もとってもいい!! こり...
| よくばりアンテナ | 2013/07/08 2:08 PM |
半沢直樹「やられたら倍返し!悪い上司に立ち向かうニューヒーロー誕生!!」
池井戸潤による企業エンターテインメント小説をドラマ化なのだそう。 これは、痛快劇なのかな? それとも、辛抱劇なのかな? 願わくば、日曜の夜なので、基本。痛快劇であって欲しい気がしたのでした 個人的には、妻たちの社宅事情が「どひゃ〜っ」 上戸彩ちゃ
| のほほん便り | 2013/07/08 2:34 PM |
【半沢直樹】 第1話 初回感想
私は、必ずあの男を見つけ出し、あなたや私が味わった以上の痛みを味わわせてやる。 人の善意は信じますが、やられたらやり返す。 倍返しだ。 それが私の流儀なんでね。 半沢直樹 第1話     ...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2013/07/08 3:42 PM |
「半沢直樹」第1話 重たいのか面白いのか、とにかく長かった
「半沢直樹」第1話、1クールドラマの初回としてはあまりに長いので、 単発の二時間ドラマなのかな?と、途中でテレビ欄を確認してしまうほどだった。 内容も重厚だし「白い巨塔」の銀行版みたいで、大...
| 今日も何かあたらしいドラマ | 2013/07/08 3:58 PM |
半沢直樹 #01
『やられたら倍返し!悪い上司に立ち向かうニューヒーロー誕生!!   5億を取り戻せるか?社宅での妻たちの戦い 出世か?友情か?』
| ぐ〜たらにっき | 2013/07/08 8:01 PM |
「半沢直樹」 第1話
「私に責任の一端があることは謝罪いたします。 ですが、私一人に全ての責任を押し付けられることは納得いたしかねます。 あの稟議に関しては、全て上の指示に従ったまでのこと。 ...
| トリ猫家族 | 2013/07/08 9:53 PM |
半沢直樹 第1話★机ドンドンおじさん・小木曽(緋田康人)にムカッ!
半沢直樹 第1話 無理筋で理不尽にも責任を被せられる様は会津藩も半沢直樹も似たようなものだけど、どうしてか『八重の桜』は淡白で、『半沢直樹』は濃いわぁ。 《部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任》 浅野支店長(石丸幹二)みたいに、平気で部
| 世事熟視〜コソダチP | 2013/07/09 11:42 AM |
半沢直樹 第1話:
やられたら倍返し!悪い上司に立ち向かうニューヒーロー誕生!! 5億を取り戻せるか?社宅での妻たちの戦い出世か?友情か? 倍返し!してして!ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛(ノ´Д`)ノオリャーーー! 半沢、大丈夫???と、初回でいきなり彼に襲い掛かるピンチにヒヤヒヤしたけど 主
| あるがまま・・・ | 2013/07/09 3:27 PM |
《半沢直樹−第一部》#01
半沢はバブル期の1991年、産業中央銀行に入社した。入社式で近藤と一緒に来た半沢に声を掛けたのが渡真利忍。 しかしバブル崩壊後多額の不良債権を抱えた産業中央銀行は生き残りを懸け2002年に東京第一銀行との合併を実行した。その結果世界三位のメガバンク東
| まぁ、お茶でも | 2013/07/09 10:09 PM |