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安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜」 第4話

 第4話



黎士(木村拓哉)の親友で行方不明のはずの
次元物理学者・桐生(藤本隆宏)が
突然麻陽(柴咲コウ)のマンションを訪ねて来る。
麻陽の心配をよそに、ロイド(木村拓哉/2役)は
これまでと違ってうまく桐生をかわす。
一方、麻陽の周辺を探っていた刑事の葦母(遠藤憲一)は
人間を装ったアンドロイドのドルトン(津村知与支)に
不意をつかれて襲われ、危篤状態に。
そして明らかになるロイドの過去とは一体……!




七瀬から黎士が100年前の人と
メールをしていたことをきいた麻陽。

「兄さんのパソコンを調べていたら 100年先からのメールが

 いくつか来てたんです」

「100年先の誰かとメール?」

「兄さんの理論によればデータは質量がゼロなので

 通信のツールが光以上の速度であれば

 時空を超えて 行き来が可能です」

「相手は 誰?」

「分かりません 中身も文字化けしているのか 暗号なのか

 ところどころ変な文字も入ってて…」

「私も それ 見られるかな?」

「完コピしてあるので開けられると思います。

「ああ… ダメだ パスワードが分かんないや」

「ハッキングして分かりました

 「2013 12 15」です

「それって…」

「お二人の結婚式の日取り

 2013年 12月15日ですよ」

二人の結婚式の日付は2013年12月25日を
それをパスワードに設定していた黎士。

「100年先からも ずっと君を守るから」

「よっぽど 楽しみにしてたんですね

 何かあったら また電話しますね」

電話をきりました。

「天才 沫嶋黎士が開けてしまった…

 パンドラの箱 か…」

謎の少女がいました。

「そう 沫嶋黎士は その危険に気づいて

 慌てて閉じたみたいだけど

 すでに  2113年から11体の警察アンドロイドが

 この世界にプリントアウトされてしまった

 でも もう 5体は殺された」

殺されたアンドロイドの写真をみせました。

「沫嶋黎士そっくりのポンコツ

 オッサンなりによく頑張ってるじゃんね」

「あんたもアンドロイドなの?」

「オバサン

 私が アンドロイドに見える?」

「じゃ 何?」

「ただの…美人な女子高生だよ」

「じゃ 何しに ここに来たの?」

「パンドラの箱を もう一回 開けてみたくなっただけ」

「えッ?」

「だって おもしろいじゃん 歴史が変わるよ 金も稼げる

 未来の技術を独占できるんだよ

 医学 科学 そして何より

 歴史の情報 つまり!

 すべての未来を 手に入れることができる

 ガチ ヤバイっしょ」

目ざましがなって起きた麻陽。

「あッ… しまったまんま寝ちゃった」

テレビをつけると消えました。


充電中です

無駄な電気の使用を禁じます


「絶対 電気代 請求してやる」


仕事場にいる衣朔。
職場は禁煙か。

「まったく 毎度しつこいなホントによ…」

「お客さんですよ」

「おう 川島じゃねえか」

「衣朔さん その節はお世話になりました

 おかげさまで俺 これからは真面目に働きます

 衣朔さんが 何度も ムショに面会に来てくれて

 説教してくれたこと 一生 忘れません」

「そんなこと言いながら

  お礼参りに来たんじゃねえのか?」

「ちょっと勘弁してくださいよ」

封筒をわたす衣朔。中にはお金。

「てめえの年でやりなおすのは大変だ とっとけ」

「あざっす!」

「朝飯でも食いに行くか

お前は いいんだよ」

外に出たふたり。

「いやあ うまかった シャバは いいっすねえ」

「お前その気持ち 忘れんなよ」

「うわあ! あんなに たくさん錦鯉が…」

「錦鯉!?」

「ほらほら いますよ ほら」

「いるわけねえだろ どこ?」

「ほら あそこ ほらほら」

「どれ?」

「だから あそこですよ あそこ!ほら!」

「ああッ!」
 
川をのぞきこむ衣朔の足をつかんで川になげおとし
さらに爆発物も落としました。
これも殺人アンドロイド。

「初号機より ポリスクラウドへ 対象者の排除に成功しました」


引き続き 安堂麻陽の削除にあたれ

Do you copy?


「Copy that.」

朝ご飯をつくっている麻陽。

「ただいま入った情報です

 アメリカ ロサンゼルスのイーストカリフォルニア大学で

 次元物理学の教授をつとめる桐生貴志さん 38歳が

 行方不明になっていることが分かりました

 現地の警察は 何らかの事件に巻き込まれた可能性も…」

「どうして 桐生さんが?」

「知り合いか?」

「ビックリしたー 突然 起きないでよ」

「ボディーの修復が終了した いつまでも寝ている必要はない」

「威張るな

あッ リモコン リモコンそれどころじゃないの

 黎士の親友が行方不明になったって…」

テレビをつけました。

「38歳の大学教授が

 13日から 行方不明になっていることが分かりました

 行方が分からなくなったのは…」

「まさか また殺人スケジュールで?」

そこへチャイム。

「はい」

「あッ 麻陽ちゃん?」

「へッ!?桐生さん!?」

「卵が炭化するぞ」

「あッ!」

ドアをあけるアンドロイド。
拳をかまえるふたり。

「桐生さん! お久しぶりです あッ…」

「ああ… We… ハイハイハイハイ

 We made it! イエーイ!」

出会ったときの合図らしい。

「てか 大丈夫? 大変なことになってますよ 「行方不明」って」

「俺さ大学に行く途中だったんだけど

 急に 沫嶋に会いに行こうかなあと思って

 それで 寄り道しただけなのに

 行方不明だなんて… ハッハッハ…」

「はあ… さすが変わり者」

「沫嶋!」

また拳をかまえました。

「We… ハイハイハイハイ

 We made it! イエーイ!

 沫嶋! 沫嶋〜ッ… ハッハッハ…」

アンドロイドも同じようにしました。

「いやあ やっぱ 決まるなあ

 俺達の仲だもんな ハッハ…

 お前が死ぬわけないと思ってた

 それよか…

 お土産 買ってきたんだ ほい」

「肉!? デカッ…」

「ヘッヘヘ みんなで食べようぜ フーッ…」

「ちょっと…ちょっと ちょっとねえ どうして…

 これ 分かったの?」

「一度見たものをトレースしただけだ

 バレるのが心配だったらまず 自分の顔を何とかしろ」

「はあッ!?」

「君は 嘘をつくのが仕事なのに表情が豊かすぎる」

「あ〜ッ 麻陽ちゃん!

 これが大学の研究室を完コピしたってやつか

  ハッハ ッハッハー」

外に殺人アンドロイド ドルトンがいました。

「ああ〜 こうなったら

 大学の研究室もホントに見たくなったよなあ」

麻陽は星に電話。

「あッ もしもし 星君? ごめんね

 黎士の親友が アメリカから来てて

 会社に行くの 午後になりそうなの」

「ええ 大丈夫ですよ ゆっくりしてください」

星は衣朔を調べて
グランシア航空機の墜落事故に関する
捜査報告書を発見。

麻陽のマンション。

「記憶をねえ…

 だから そんな格好してんのか

 切るなーッ!」

肉を切ろうとしていた麻陽をとめる桐生。

「何ですか!?」

「切っちゃダメだ切ったら意味がないんだ

 これだよ これ!この塊であるのが重要なんだ」

「はあ…」

「夢だ 夢 俺と沫嶋の夢なんだ なッ?」

そこへチャイム。

「あッ!」

「あの 沫嶋研究室の…」

研究室のみんなでした。

「四の五の言ってねえで 入ってこい」

「はーい 焼き上がりましたよ〜」

「お〜ッ ハッハッハ…

できたー!よいしょッ はい

「これで夢が かなったな 沫嶋」

「ああ」

「さっきも言ってましたけど夢って どういうことですか?」

「学生時代 俺も こいつも貧乏でさ

 パン屋に行くとパンの耳 もらえるじゃない?

 で それに 牛肉エキスをかけて ミキサ ーで ガーッとして

 最後 固定剤を入れてこういう形にして

 「これが 人工牛肉だ」
 なんて言いながら食べたんだよ」

「めんどくさ…」

「肉を買った方が安いんじゃ…」

「だね」

「Shut up! fucking guys!

 俺の話を聞け

 それで ステーキの写真が出てるチラシがあるじゃない?

 そのチラシを見ながら

 こうしてね…「これが ビフテキだ」

 「これは ビフテキだ」二人で そう言い聞かせながら食べたんだ

 あの頃は…

 いつか 本物の… あのビフテキ屋さんにある大きな肉の塊を

 そのまま食うのが夢だった

 なあ? 沫嶋」

「ああ」

「さあ 食え かじりつけ!」

「えッ…」

アンドロイドが肉をかじりました。

「はッ…」

「どうかな?うまいか?」

「うまい」

「ハッハッハ… そうか!

 記憶は なくしても 思いは生きてんだ

 さあ 俺も食うぞ

 うまい! Fucking guysも食えよ」

「え〜ッ…ヤダ…」

「ねえ 味 分かるの?」

「味の分かるソフトをインストールしてある」

「何のために?」

「理由はない」

「必要なの?」

「俺には必要ない」

「じゃ 無駄ってこと?」

「かもな」

でかける準備をする桐生。

「これ 黎士のですけどよかったら 使ってください」

「おお!サンキュウな 何か ちょっと…

 寒いと思ってたんだ ハッハッハッ…

 いや 俺さ麻陽ちゃんみたいな子が

 沫嶋と一緒になってくれて ホントに嬉しいよ

 こいつ 研究以外のことはまったく気が回らないけど

 麻陽ちゃん

 こいつを頼んだ

 すごく いいやつなんだ

 末永く 沫嶋のこと…

 お願いします こいつは 俺の親友なんだ」

「そんな… 頭 上げてください桐生さん」

「じゃ…」

「帰るのか?」

「ああ」

「送ります」

「君は仕事があるだろ 俺が送る」

大学へいったふたり。

「すまないな無理言って

 うわッ…はあ…一国一城の主だなあ おい

 俺は 嬉しいぞー! ハハッ…

 さすが 沫嶋」

「さすがなのかどうかは分からない」

「えッ?」

「俺には沫嶋黎士の記憶がない」

「そうだったな

 お前のマイコン 見せてもらっていいか

 何か思い出すキッカケになるかもしれない」


「お願いします」

と麻陽がでてきたので桐生はびっくり。

「うわッ! 仕事は? ヘッ…

 まあ いいか
 
 俺にも よく分かんねえんだけど

 沫嶋は 時間を超えて 情報をやりとりする

 何らかの方法を見つけたみたいだ だな?」

「分からない」

「まあ… いずれ思い出すさ

 記憶は なくしても 思いは生きてんだ

 いやあ しかし すげえ発見だなあ

 そりゃ 命も狙われるわ

 といっても…

 俺が分かるのこれくらいなんだよな」

「すまない 感謝する」

「やめろよ その口調

 お前ら サンキュウな

 じゃ」

桐生は胸をポンポンと叩いてでていきました。

「な〜んか 今までと違って

 まく嘘ついたっていうか…」

「俺に嘘をつく機能はない」

「じゃ どういうことよ?

 あッ もうこんな時間 会社行ってくる」

麻陽も出社。

「遅くなってごめんね」

「お疲れさまです

 黎士さんのお友達 どうでした?」

「ああ 楽しんでくれたみたい」

「あれですか? 結婚式のこととか…」

「ああ まあ… 色々とね」

「結婚式…するんですよね?」

「もちろん」

「すごく失礼なんですけど…

 戻ってきた黎士さんって…

 ホントに 沫嶋黎士ですか?」

「何言ってんの? 当たり前じゃない

 サキちゃんは?」

「来客みたいです」

左京子にあいにきたのは衣朔の部下 冨野。

「一度でいいですから

 会いに行ってもらえませんか?」

「やめてください」

「衣朔さん…このまま 意識が戻るかどうか」

「罰が当たったんですね」

「誤解されやすい人ですけど

 ホントは 優しい人なんです」

「そうは思いません」

「いつ急変するか分かんないって…」

「会う気はありませんから お引き取りください」

麻陽がいました。

「先輩…」

麻陽と話す左京子。

「20年前 あいつ 母の実の弟を殺したんです」

「えッ!?」

「借金苦で 強盗をやらかしたんですよ

 で 警察に通報されて

 知り合いの女の人を人質にとってたてこもって」

「はッ… すごい話だね」

「母と私が 叔父を説得するために現場に行きました

 で… 叔父が説得に応じて出てきたそのとき

  あの人が来て 母と私のいる前で

 叔父を射殺したんです

 確かに 叔父は犯罪を犯しました

 でも それより 私が あの人のことを嫌なのは

 あの人 撃つとき少しも ためらわなかったんです

 人間らしい葛藤とか一つもなかったんです

  それが 怖くて…」

平気で敵を殺していたアンドロイドを思い出す麻陽。

「あのときのあの人の顔

 私 一生 忘れません 人殺しの目

 人を殺せるのは

 私達とは 違う世界の人間なんです」

自宅でアンドロイドをみつめる麻陽。

戦場でのことを思いだしているアンドロイド。

赤い液体が食糧?飲むと目が赤く光る。

「たまには人間みたいに食事してみないか?

 肉をくおう

 うまいぞ」

「俺には味のわかる機能はない」

「味がわかるようになるソフトを手にいれたんだ

 インストールしてやるよ」

「さあくっていいぞ」

「これが肉の味か」

「うまい」

「おいしいなあ」

「どうだ」

「うまい」

「よし もっと食え」

肉を食べていたアンドロイドたち。

麻陽がいるのに気付きました。

「なんだ?」

「この前 たくさん人を殺したって言ってたよね?

聞かない方がいい?」

「話す必要はない」

「知りたいの」

「クライアントのリクエストに含まれていない」

「私 あなたが怖いの

 あなたは 簡単に人を殺す

 もしかしたら 何十人も何百人も殺してきたのかもしれない」

「もっとだ

 桁が違う」

「私は 人を殺す気持ちが分からない

 人を殺したことのある人と一緒に住んでるってことが 怖い」

「俺は 人ではない」

「なおさらよ

 機械には バグが つきものだわ

 いつ あなたが何をしでかすか分からない」

「そのとおりだ」

「だから あなたのことをちゃんと知っておきたいの

 人を殺した理由も

 誰に私を守るように頼まれたのかも

 人を殺したくて 殺してるわけ?

 いつも うなされてるのは

 そのときのことを?

 記憶を消したいって思ったこと…ないの?」

「記憶を消した仲間はいるが

 それは…

 無責任だ」

「私は…記憶を消したいって思うことあるな

 黎士の記憶がなければ…

 こんなに つらい思いしなくていいのにって…」

「忘れたいのか?」

「分からない」

外を歩く麻陽に電話。

「もしもし」

「ジュエリー・エルウニベルソの者ですが

 安堂麻陽さんですか?はい

 沫嶋様と安堂様のお名前でお作りしていた指輪が

 完成いたしましたので

 指輪のお受け取りいつ頃 いらっしゃいますか?」

《ねえ 東京タワーがいいと思うんだよね 指輪のデザイン》

こういう…ここに指をさ こうやって…》

《ありえない》

 《何で? だって二人の思い出の場所なわけで…》

 《そういう問題じゃなくて どうやって つけんの?》

 《だから ここに 指をこう…》

東京タワーがみえました。

「もしもし?」

「ごめんなさい。指輪 キャンセルします」

「えッ?」

「もう… 使わなくなったので

 そちらで処分してもらってもいいですか?

 思い出すのが…つらいんです」

アンドロイドのところへ
サプリが出てきました。

「んちゃ!

 そんなに嫌なら殺し合わなきゃいいじゃん」

「「嫌」? 嫌って何だ?」

「嫌っていうのはね…

 今の あんたの心の中」

「心?俺には そんな機能はない」

「私の感情のプログラムインストールしてあげようか?」

「不要だ」

「不要かもしんないけど あんたのA.I.には

 感情が芽生えつつある

 そもそも高度な人工知能はプログラムなどなくても

 必然として 感情を持つ

 場合によっては 人間よりも

 はるかに豊かな感性が広がるはず

 は〜ッ…

 アスラシステムが「悪魔のOS」って呼ばれたのは

 感情が暴走したアンドロイドが

 テロを行ったからでしょ?

 う〜んッ」

アンドロイド消えました。

「木製の人形や 仏像に

 本気で魂を入れようとした人間

 そして…本当に魂が入っちゃったアンドロイド

 ARX供升隠魁

謎の少女

「生きるべき人が死んで

 シズべきクズが・・」

殺人アンドロイドのそばへ。

「眼鏡くん

 あなたは 生きるべき人か

 死すべきクズか」

「どちら様ですか?

私達のボスを殺したのは君ですか?」

「だって無能なんだもん」

「君の行為は重大な法律違反です」

「法律なんて生ぬるいこと言ってるから

  あんなポンコツに勝てねえんだよ

 力なき正義は 無意味だ

 勝つまで やるんだよ

 何度でも 何度でも

 それとも…

 このまま 脳を破壊してやろうか?」

「戦います

 勝つまで やります」

「眼鏡君 カワイイ

  だ〜い好き チュッ!」

少女消えました。

「これが 死の恐怖か

衣朔は危篤。

「ご家族に連絡を取って あと数時間もつかどうかだよ」

「はい」

サプリがいました。

「にんっ!
 
  痛いの 痛いの 飛んでけ〜

 さて ここでクエスチョン トゥールン!

  「痛いの痛いの 飛んでけ〜」サービスの中身は 一体何でしょう?

 1 未来からの特効薬

 2 天国行きの毒薬

 クック… さあ どっち?

 正解は… このあと すぐ!」

麻陽の職場。

「サキちゃん 大丈夫?」

「あッ… ああ すみません

 昨日 合コンでオールしちゃって…すみませ〜ん」

そこへ携帯着信。

「どうしたの?」

「あの…私… 早退します すみません」

病院。

「VTだ DC準備して」

「はい!」

「家族とは連絡取れたのか?」

「何度も連絡してますが 出ません」

麻陽と星。

「どうしたんだろうね?」

「前に来たじゃないですかヤクザみたいな親父さん
 出所してきたテロリストに 命 狙われて危篤だそうです

 何度も 病院から連絡はあったみたいなんですけど

 あの刑事 麻陽さんと黎士さんの身辺 洗ってましたよね?」

「「身辺 洗ってた」って人聞きの悪い…

 黎士さんが見つかったときにお世話になったことはあったけど」

「俺…あの刑事が 何で麻陽さんにつきまとってるのか気になって

 調べたんですよ」

グランシア航空の事故結果の報告書をみせました。

「あの飛行機事故で採取された肉片のDNAが

 黎士さんと一致したそうです

 つまり…沫嶋黎士は 死んでる

 驚きませんね」

「驚いてるわよ」

「嘘ですね」

「嘘じゃない」

「何で 俺に隠すんですか?

 嘘ついてる顔俺には分かりますよ

 俺 麻陽さんのことずっとずっと見てんですから

 俺だって 天才 沫嶋黎士には生きててほしいですよ でも…

 警察は 麻陽さんが一緒に住んでるやつは

 沫嶋黎士じゃないと分かってます

 分かってて 泳がされてるんですよ

 だから俺は 心配なんですよ

 誰なんですか? そいつ」

そこへ電話。

「もしもし?俺さ 今日の夜の飛行機で

 帰ることにしたんだけど 沫嶋に渡したいもんがあってさ

 ああ それ 預かってほしいんだ

 だって あいつ 携帯 持ってねえだろ?」

「わかりました。

 星くん  お願いだからこのことには関わらないで

 これは私達のことだから」

桐生にあいました。

「はい これ」

「うわッ肉 デカッ…」

「麻陽ちゃん 色々 ありがとうね」

「こちらこそ ありがとうございます」

「沫嶋のこと よろしくね」

「はい」

「じゃあ…別れの挨拶

 We… ハイハイハイ」

本気の拳をいきなりでてきたアンドロイドがとめた。

「安堂麻陽が死ぬことは禁じられている」

「邪魔をするな」

「桐生さん!?」

「こいつは 桐生じゃない」

すごく遠くまで飛んだ!

戦うアンドロイド。

「なぜ 本気を出さん?」

「ナビエ 目を覚ませ」

「なぜ 私の名前を知っている?」

「お前 俺のこと 覚えてないのか?」

「肉を食おう うまいぞ」

と味覚のわかるソフトをインストールしてくれた
アンドロイド。

「お前… 記憶を消したな?」

ナビエがアンドロイドをほうり投げました。

「ナビエ なぜ記憶を消した」

「何のことだ?」

「消されたのか? それとも自ら 記憶を消したのか?」

「何をゴチャゴチャ言ってる?

 なぜ 攻撃してこない?」

「俺達は 仲間だった

 思い出せ!」

「お前のことなど 知らん」

ドルトンもでてきました。

「やはり 昔の仲間とは戦いにくいようですね

 チャンスです」

ドルトンが銃を撃ちました。
麻陽をかばって撃たれるアンドロイド。

「私が目的なんでしょ?私だけ殺せばいいじゃない」

「人間が機械を守るのか?奇妙な光景だ 論理的エラーです

 人には感情がある

 その分 人は無駄なことをする

 過去の記憶など無意味ではありませんか?

 大事なのは現在 記憶など消してしまった方がいい

 そうでしょ?」

「はい」

ナビエも銃をむけました。

「ナビエ

 俺は あのときの肉の味 忘れたことがない

 本当に うまかった

  お前が 俺に味覚をくれた

 俺は 何かを味わうたびに お前のことを…

 あのときの仲間達のことを思い出す

 俺は お前とは戦いたくない

  ナビエ!」

記憶はよみがえるナビエ。

「殺りく兵器が「戦いたくない」だと?

欠陥品にも ほどがある」

 機能低下

 戦闘レベルを維持するため

 アスラシステムを強制起動します

「やめろ…」

アスラシステムを起動するのを
とめるアンドロイド。

「ナビエ…」

でもアスラシステム強制起動にはさからえず。

「死ね!」

一瞬でドルトンを倒しました。

「はッ… やめて」

銃を撃つナビエに近づき
身体を腕で貫きました。

 敵機体の機能喪失を確認

 アスラシステムをシャットダウンします

「ナビエ…」

「やっぱりお前の言うとおりだった

 記憶を消した俺が バカだった

 あの戦争で 任務とはいえ

 たくさんの人間を殺した

 その日から 俺は 悪夢に うなされ続けた

  ロボットが夢を見るはずがないと

 サプライヤーに断言された

 しかし… 俺の人工知能は

  確かに夢を見るようになっていた

 良心の呵責を伴った 悪夢を」

「桐生さん…」

「麻陽ちゃん

  こいつのことを頼む

 すごく いいやつなんだ名前は…

 思い出せないや…

 ごめん」

「桐生さん!」


 ポリスクラウドよりナビエへ

 安堂麻陽を抹殺せよ


ナビエがまた銃をかまえ
アンドロイドがとどめをさしました。

「お前の敵は 必ず俺がとる

 安らかに眠れ

 もう 悪夢を見なくて済む

 原子還元処理の許可を申請する」

 申請中

 申請中・・

 申請が許可されました

「原子還元処理を実行する」

赤いビー玉みたい目が残りました。

「いつから 分かってたの?

本物の桐生さんじゃないって」

「最初からだ

  あの肉の塊を持ってきたときから」

「分かってて…知らない芝居 ずっとしてたの?」

「そうじゃない ずっと待ってた」

「何を?」

「さあな 何だろう?」

「記憶が戻るのを待ってたのよ たぶん

 ナビエがあなたとの記憶を取り戻すのを

 あなたはずっと信じて待ってたのよ」

「なぜだ?」

「友達だから」

「俺には そんな機能はない」

「嘘よ  あなたは 感情を持ってる

 喜びも 悲しみも 怒りも 苦しみも…

 優しさも」

「仲間はすべて廃棄されたと思っていた

 だが…

 世界に たった一人だけ 残ってた」

ビー玉みたいな目を拾うと砕けちりました。

「絶対に忘れない

 自分が忘れたら 誰が あいつのこと…」

「泣いてるの?」

「君は どうだ?

  沫嶋黎士の記憶を消したいか?」

「消したくない

 つらくても…

 黎士との思い出…

 消したくないよ

 でも もう遅いね

 キャンセルしちゃった 指輪」

アンドロイドが手のひらをさしだすと
いきなり指輪がでてきました。

ふたりで指輪をえらんだときのことを思い出す麻陽。

《シンプルで いいですよね》

《はい》

《フフッ… ねえ これこれがいい》


「何で?」

「君は単純だ こうなることは 予測できた

 沫嶋黎士は 殺される83分前に

 この指輪の代金を支払っている

 そして 「必ず取りに来る」と

 店員に伝えたそうだ

 沫嶋黎士は 死んではいない

 必ず 帰ってくる」

「嘘は つかなくていい」

「俺に嘘をつく機能はない」

「ありがとう」

アンドロイドに抱きついて泣く麻陽。

「ありがとう」

血のついた手で麻陽をだきしめるアンドロイド。

「冷たくないんだね」

目をあける衣朔。

「あッ 先生」

「目を覚ましましたかね 奇跡が起きたんだ」

「どうぞ」

左京子がいました。

「イッテエ…」

「何 死にぞこなってんのよ」

「死んだ方がマシなぐらい痛えぞ」

「天罰だね」

「天罰か… フッフフ…」

サプリは顔が骸骨のクマのぬいぐるみに
話しかけていました。
食べているのはどら焼き?

「角城 どうする?」

だきあげました。

「にゃ〜ん あ」

アンドロイドの頭をおたまでつつく麻陽。

「何だ?」

「朝ご飯 一緒に食べない?」

「必要ない」

「一人で食べるより二人で食べる方が おいしいのよ

 つきあって」

いっしょにご飯。

「あなた 名前 何ていうの?」

「名前は ない」

「桐生さんに似てたアンドロイドがあなたの名前 何か…

 言おうとしてたじゃない」

《名前は…思い出せないや》

「それは きっと 作戦ごとに変わる戦闘時のコールサインだ

 名前ではない」

「じゃあ… 私が つけてあげるね

  あなたの名前は…

 ロイド

 私が 安堂だから

 安堂ロイド」

「ダジャレか?」

「黎士がかけてた その眼鏡 ロイド眼鏡っていうのよ

 ロイドっていうのは

 その眼鏡をかけてた有名な俳優か何かの名前なの

 一応 人の名前よ」

「うまい」

「何が?」

「食事だ」

「だしょう?」

「ロイド…

 初めての名前だ」

「気に入った?」

「人の名前なら 文句はない」

「そッ

 ロイド

 アツアツのご飯 おかわりする?」

「ああ」

「フッ…」

「ありがとう」

「えッ?」

「名前

 くれて…」



「高度な人工知能はプログラムなどなくても
 必然として 感情を持つ
 場合によっては 人間よりも
 はるかに豊かな感性が広がるはず」

この説明で納得。
アンドロイド、めちゃくちゃ感情ありますもん。
アンドロイドが夢をみてうなされるとか
つくった人すごすぎる。

同じ肉の記憶をもつ桐生のふりを
同じく肉の記憶をもつナビエにさせるあたり
刺客側もわかっててやってる?
そもそも「人間のようにたべてみないか」と
提案すること自体も人間らしい。

どんどん人間らしくなってくると
黎士じゃないのわかってても
アンドロイドに情がうつってしまうのでは。




安堂ロイド/沫嶋黎士…木村拓哉(二役)
安堂麻陽…柴咲コウ   
沫嶋七瀬…大島優子
星新造…桐谷健太
サプリ…本田翼
小松左京子…山口紗弥加
江戸川斗夢…ジェシー(ジャニーズJr.)
栗山薫…山本美月
冨野好雪…日野陽仁
倉田朝晴…池田大   
謎の美少女…桐谷美玲
角城元…平岡祐太   
安堂景子…名取裕子(特別出演)
葦母衣朔…遠藤憲一





2013.11.04 Monday 09:36 | comments(0) | trackbacks(6) | 
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安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜 #04
『アンドロイドは愛を知った』
| ぐ〜たらにっき | 2013/11/04 12:21 PM |
安堂ロイド A.I .knows LOVE? 第4話
黎士(木村拓哉)の親友・次元物理学者の桐生(藤本隆宏)が行方不明だとニュースで知った麻陽(柴咲コウ)。 しかし、その桐生が突然、巨大な肉の塊を持ってマンションを訪ねて来ます。 麻陽の心配をよそに、ロイド(木村拓哉)はこれまでと違って、上手く黎士に
| ぷち丸くんの日常日記 | 2013/11/04 12:43 PM |
安堂ロイド 〜A.I. knows LOVE?〜 (第4話・11/3) 感想
TBSテレビ『安堂ロイド 〜A.I. knows LOVE?〜』(公式) 第4話『アンドロイドは愛を知った』の感想。 七瀬(大島優子)は研究室の黎士(木村拓哉)のパソコンを解析し、100年先からメールが来ていたことを突き止めるが、内容は判読できない。そのころ、警視庁
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2013/11/04 1:29 PM |
安堂ロイド A.I. knows LOVE? 第5話★大島優子は何故驚かないのか?
安堂ロイド A.I. knows LOVE? 第5話 ダサダサの七瀬(大島優子)が「兄さんのパソコンを調べていたら100年前のメールが いくつか来てたんです。兄さんの理論によればデータは質量がゼロなので通信のツールが光以上の速度であれば時空を超えて行き来が可能です。」
| 世事熟視〜コソダチP | 2013/11/04 3:35 PM |
名前をくれて、ありがとう(木村拓哉)
超人工知能(現在の科学技術水準では語ることのできない)を搭載したアンドロイド「ARX II-13」(エー・アール・エックス・セカンド・サーティーン)には明らかに「意志決定機能」がある。 つまり、何をするべきか選択して実行できるのである。 それは「命令されたことを実
| キッドのブログinココログ | 2013/11/05 12:07 AM |
《安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜》★04
七瀬が黎士のメールから100年後のメールを見つけたことから起きる騒ぎ。麻陽に、送った後考え込んでいると、謎の美少女が後ろにいて、驚く七瀬。100年の後の世界のパンドラの箱を開けて慌てて危険を察知して蓋を閉めたが、その時すでに遅く、10体のアンドロイド
| まぁ、お茶でも | 2013/11/05 9:09 PM |